投稿元:
レビューを見る
王様のブランチに乗せられて購入。うーん、やっぱりミステリタッチの純文学って無理があるのかな。ミステリにしてはオチや動機がありふれているし、純文学にしては人物の内面にもう一歩欲しい。ただ、他者の欲望に欲望するという主人公のありかたは興味深かった。
藤原可織の「爪と目」の「あなた」も、夫の亡くなった妻の欲望に欲望していて、自己が空虚でありながらも欲望するという人物像に興味があったんだけど、結局、人の欲しがってるものが欲しくなるっていう、ジラールの「欲望の三角形」で説明ができてしまうのかな。ううむ。もうちょっと考察したい。
投稿元:
レビューを見る
土曜日寝起きでぼんやり王様ノブランチ見ていたら、すごくほめていたからさ。領域、ってキーワードに引かれて読んだけど、ポイント領域じゃなくて、作者の面白い思いつきを一冊の本にした感じ。あーっこう思わせといて実はこうか!ってよくあるけど、新鮮さも意外性もなかった。ポイントでフォント濃くしたり、濁点打ったりするのはやめたらどうかな。読みやすいってより馬鹿にされてる感じ。わかりやすすぎて真犯人が登場とともにわかってしまった。
投稿元:
レビューを見る
少しわかりにくかった。
事件の種明かしはどんでん返しの様相があるものの、それをしてしまうと、最初の「覚悟はある?」のセリフがすごく薄く感じてしまう。
嵌められた男の吐くセリフじゃないよなぁ。
投稿元:
レビューを見る
脳みそ疲れるなぁ。文体が好みだったら二度目、三度目と読むとドンドン面白さがジンワリとクルのかな、と思うが生憎と俺には好みじゃない、かな。
投稿元:
レビューを見る
文学!引き込まれ、謎に巻き込まれる。えっ!えっ!どういうこと?
って頭を整理するのが大変だった。
書き下ろしでこの構想を文学にしてしまう才能!嫉妬します。
オチがふんわり終わってしまったのが、残念…
投稿元:
レビューを見る
帯の宣伝文句に惹かれ購入。
文章はとてもシンプル、アッと言う間に読み切りました。
内容、はっきり言って凄いです、このミステリー。
深く作り込まれたストーリー、余韻に浸れました。
非常に恐く所々のゾクゾク感、何何?と思い読み返す事間違い無しです。
投稿元:
レビューを見る
途中一瞬「ん」となったけど、理解。
捕まってるカメラマンはその芸術への探究心?を利用されたのね。
ただ、事故おこしてるし、助けてないわけだから、悪くないわけではないってことかー。
ふむー。
投稿元:
レビューを見る
まるできみの中に、僕を入れていくみたいに。
このセンテンスにひかれて読みました
ここに関しては、やや期待はずれ
でも、こんなけごちゃごちゃした関係をきれいにまとめたはります
ズレは、よく見る手法ですが、楽しめた
ひとが少しおかしくなることなんていくらでも起こり得ると思える作品
投稿元:
レビューを見る
同い年の作者に興味を持って、3冊目くらい。いつも先が気になって、ドンドン読める。おもしろかった。後半の謎解きは、そりゃあ気になって一気に読んだけど、それよりも前半が良かったです。写真は一瞬で、全てとらえられないとか、当たり前だし。でも、それを逃さないようずっと撮り続ける。すると、写真はその人の本質を写すとか。人形が話しかけてくるとか。怖いし、狂ってるけど、そういうのあるかも、と思って読みました。
投稿元:
レビューを見る
一度読んでみたいなと思ってた作家さん。
正直、この本はぴんとこなかった…。
面白い構成だし、綺麗にまとまってはいると思う。
でも印象的な言葉がいくつかあったし、文章としては読みやすかった。
人形師の話、単独で読みたいな。
投稿元:
レビューを見る
芥川賞作家だし、まぁ出だしからしてこんな感じだろーと思って読み始めたが、予想以上にしっかりとしたミステリだった。
投稿元:
レビューを見る
読んだけど、また読み返さないと。Kブランチでの宣伝効果、大きいねえ。
どちらかというと、「スリ」あたりのほうが突き放した感がよかったな。会話文ばかりだから思いこみもしやすい。それを意図したのでしょうけど、突き放せなくなるわけで。
投稿元:
レビューを見る
プロットは練られていてページをめくる手は止まらず面白く読めるけど、中毒性のある中村節の「絶対悪」の描き方と脂汗がでるような描写は少なかったかな。
「そうでしょう?人間の暗部もライトにわ漫画のようにデフォルメして、多くの人が納得できることだけを書く。あなたにはそれがお似合いですよ」
投稿元:
レビューを見る
想像してたより面白かった!!
次どうなるのかが気になる(○・д・)
まさかの展開やったし!
最初のイニシャルの謎もスッキリ解けたし!!いや、こういう人間の狂気を読んでいくのが、楽しいなぁヾ(-`ω´-。)
投稿元:
レビューを見る
ページをめくる手が止まらなかった。思ってもみない展開、予想を何度も立てるも裏切られる結末。読書欲を再燃させた一冊。