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前作、「食品の裏側」の続編。
日々、進化(?)する危ない食品。次から次へと新しい添加物や食品加工技術が生まれている。
「もう何を食べていいかわからない派」と「全然気にしない派」がいると思うが、前者にも後者にも読んでもらいたい一冊。
某ファーストフードの事件もあったが、当該店にいかないというだけで、私たちを取り巻く食事情全体には目を向けてくれない。そんな人達には無理矢理読ませたい本です。
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食の安全に関して、改めて認識できる。
細かい添加物についての説明はよくわからないが
とりあえず、コンビニ弁当やインスタントなど加工されているものには、添加物がいっぱい。
おいしくて、見た目が良いもの、日持ちするものはそれだけいろいろなものが入っている。
だまされている。
有機野菜や手作りのものが一番であるが、やはり消費者は、きれいな見た目の野菜や簡単に調理できるものに引き寄せられてしまう矛盾。
どこまで徹底して食べるか取捨選択は自分自身であるが
一度読んでおけば意識が高まる。
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(読了後、かなり日が経ってしまったので、ざっくりレビュー。)
基本的には前弾の『食品の裏側』に書いてある内容の延長線ではあるものの、本書でひとつ、新たな発見をした。
なんと、食品添加物に遺伝子組み換え技術が使われているらしい! キャーーーー
私たちは納豆や片栗粉などの原材料表示で、○○(遺伝子組み換えではない)という記述をよく目にする。
ここに気をつけていれば遺伝子組み換え食品は避けられると思ったら大間違い。なのね。
まず。
そもそも大豆やとうもろこしなどは、そのまま食すよりも、加工されて油や添加物の原料として利用されることの方が圧倒的に多い。
そこに遺伝子組み換えの農産物が多く使われている、とのこと。
それから、もうひとつ。
よく見る表示、「調味料(アミノ酸等)」。
一括表示なので様々ある添加物の総称だが、主体はグルタミン酸Naというもので。
これ、遺伝子組み換えによって生み出された菌が吐き出すグルタミン酸をもとに作られる合成物なんだそうな。
こうした見えないところに、たくさん遺伝子組み換えが潜んでいるとは知らなかった!
で、個人的に気になったのが、納豆菌はどうだろうってところなんだけど…。
だって納豆ってすごく安いじゃないですか。
しかも健康にいいと思って、毎日毎日食べているけれど、こんなところに落とし穴〜なんてことになったら困るな。
しかし、「日本は厳しい安全性審査をしているから」というような日本信仰ってあるけど、それは本書を読んであっさり崩れました。
やっぱり知るって大事です。
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ベストセラーの第二弾。前半は、食品添加物に関連する行政がいかに適当な体制かという実話や、食品ラベルの横取り方の説明が中心。後半は、あるべき家庭の食生活の姿や、添加物に頼らない食品加工業者さんの紹介など。彼の講演を聞いた中学生のアンケートの紹介は、各家庭の物語が感じられて、じわじわ来る。巻末付録の各種添加物に関する説明は網羅的かつ簡潔にまとまっていて良い。Kindleのなかにずっとおいておくのが妥当な書。
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手間はかかるけど、普通に家で食事を作るほうが「安くておいしい」ということが書かれている。添加物と手間と健康とのバランスを取ることが必要ですね。
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前作の第2弾。
今回は、添加物入りの食品がどのようにしてできるかの他に、どうしてこんなにたくさんの添加物が必要なのか、どうつきあっていけばよいのか、無農薬栽培の野菜について等前作より広く書かれている。
前著のような新鮮な驚きはさすがに少なかったが、著者の食品に対する考えはやはり共感でき、次回作がでれば是非読んでみたい。
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売られている、あらゆる食品に添加物がたっぷり入っていることが分かって、恐ろしくなった。しかし、そもそも消費者が安くて簡単に食べられるものを求めているから、食品産業もそういうものを作るようになったのだと思うので、そういうものを作り、売ってほしくなければ、私たち消費者も変わっていかなければいけないと思った。
怖い話だけではなく、安全な食品を取り扱っている団体の名前も載っていたので、今後買い物をするときの参考にしたい。
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学び…
安全性のはっきりしない添加物は避ける
食品の安全は歴史のなかにしかない
安全性試験は、2世代で確認されているが、3世代まで見るべきともされる
人間の3世代は100年。100年食べているものは、和食。
コンビニ弁当を筆頭に、日本の食べ物は廃棄が多い。アメリカより多い。もったいないという気持ちがなくなっている。
形のいびつな野菜などを嫌う傾向にある日本の消費者。
有機野菜がうれるには、無選別、不定貫、無指定
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食品添加物や食料、飲食業界全体の裏側を記した本。特に巻末の添加物一覧はためになるし、ついでに詳しい添加物一覧の本も読もうと思うまでになった。乳製品の箇所は個人的にすぐに活用した。食料品を、買う上で参考にしようと思う。
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食品添加物のメリットとデメリットを知り、それと健康を測りにかけて選択してくださいよということが伝わってくる本でした。
「野菜ジュースの実態」
よく1日分350gが摂れると書いてあるけど、これは絞った原料の野菜の重さが計算上350gてことだけ。
実際この1本で350g分の栄養素が摂れるという訳ではない。
しかも作る工程で失われる栄養成分もある他、繊維質はほぼない。
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個人的に非常に勉強になりました・・
食べ物は生命維持の基本、何を食べるかで長期的に身体や精神に多大な影響を及ぼすのは明白
何を口にしてるかは情報として知っていて当然だが、それを知るツールがなかったため本書は画期的。1作目読んでないので必ず読もうと思う
中国の食の安全をバカにしてる日本人、でも日本でも同様の実態が存在してることに気づかされる。 欧米では規制がある添加物も、日本ではたいてい基準さえないという情けなさ・・ 厚労省や消費者庁の力量が疑わられる
将来的には自然選択で添加物をうまく消化できる世代が現れてくるかもしれないが、犠牲を前提にした政策は今の時代にそぐわない考え方。
発ガン性の可能性については特に注意を払うべき。塩分・油分・糖分、明らかに摂取しすぎで生活習慣病に直結してくる。
化学的な素養も身につくため非常に読んでいて面白かった。アジアで生産されてるたんぱく加水分解物、バクテリアの遺伝子組換でつくるアミノ酸類、日持ちさせるためのPH調整剤や保存料、清涼飲料水でおなじみの酸味料、キサンタンガムに代表される増粘多糖類、重曹みたいなふくらし粉ベーキングパウダー、子供の頃から嫌いだった着色料・・・非常に勉強になる。香料や甘味料、乳化剤などもおなじみの原料名。濃縮還元のジュースの意味も、カロリーオフの意味も存じ上げておりませんでした
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食べ物だけではなく 口紅で積もり積もってアレルギーが発症するなんて こわい
コルニチール色素。前に〇〇〜バックスで これがストロベリー飲料に使われていたのを知って驚いたことがある
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こちらは1とは違って辞書的要素が強い本だとすれば思います。
実際に販売されている加工食品を取り上げ表示ラベルをひとつひとつ解説しています。
勉強したい方向けかと思います。
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食品添加物関連の本は二冊目。
食品のラベルなどを例に解説されていてそれぞれの添加物について学べる本。
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今年6月に読んだ、
ベストセラー「食品の裏側」(2005年発行)の第二弾、
2014年発行「食品の裏側2」の予約がやっと回ってきたので読みました。
著者は元添加物商社のトップセールスマン、自称「理系バカ」。
添加物は全否定しておらず、台所にない添加物は注意、というのが基本姿勢。
今回は我々が日常的に口にしている食品について、どれだけ添加物が使われているかを解説してくれていました。
発泡酒や第三のビールについて、ショック・・・
(「食品の裏側」に関する6月の日記→http://sns.keihanna-city.com/?m=pc&a=page_fh_diary&target...)
以下、メモ。
見えない添加物、隠れた添加物
あるハンバーグ弁当の表示には、添加物が20ぐらい書かれている。しかし、実際にはこの何倍、何十倍もの添加物が使われている。というのも、原材料として、塩飯、ハンバーグ、ポテトサラダ、スパゲティ、福神漬、加工デンプンとあるが、それぞれに多くの添加物が使われていて、それは表示の義務がないため。
一番添加物の少ない「塩飯」とはご飯のことだが、それでも原材料「米、植物油」、添加物「乳化剤、PH調整剤、調味料(アミノ酸等)」が使われている。(しかも、原材料の植物油にも添加物が入っている可能性がある)
ハンバーグ、ポテトサラダ、スパゲティ、福神漬などは、もっと多くの添加物が使われていて、その原材料にも山ほどの添加物が使われている。
おにぎりの具は「だしがら」
大手だしメーカーでは、かつおや昆布などの「だしがら」が大量に出る。それに調味料や添加物をたっぷり使うと、おにぎりの具として使える。全部がそうとは言わないが、ラベルにかつおエキスや昆布エキス、カラメル色素、ソルビットなどの表示があれば、該当する。
ラクトアイスはアイスクリームではない
ラクトアイスはアイスクリームと思いこんでいる人が多いが、アイスクリームのクリーム部分を植物性油脂に置き換えたものであり、クリームでなく油。
カロリーハーフのマヨネーズ
これはマヨネーズもどきであり、添加物で味を作っているだけ。カロリーハーフとはいえ、たくさん食べると同じこと。
ビールもどきに注意
ビールは麦芽とホップが原材料だが、発泡酒、第3のビール、新ジャンルには、原材料に○○エキスや○○酸などがいっぱい載っている。これ、全部添加物。
レタス3個分の繊維入り飲料
「ポリデキストロース」という合成の繊維を添加物として入れているだけ。
1日分の野菜が取れるジュース
殆どが外国産野菜で、外国でどろどろにしぼり、輸入して濃縮還元しているので「国産」と表示。繊維質は最初からほとんど除かれ、濃縮で失われた成分は添加物でおぎなう。ジュース1本をしぼる野菜の重さが計算上、1日に食べる目安の350グラムになるのでこのように表現しているだけ。
摂りすぎ三兄弟
摂りすぎ三兄弟として注意を呼びかけている「塩分」「油分」「糖分」に対し、人は防衛本能を持っていて、食べ過ぎると気分が悪くなる。
しかし、添加物によりそれがおいしく��べられるようになる。
インスタントラーメンやカップ麺は、1杯で1日分の成人の塩分。
海の水は塩辛くてとても飲めないが、添加物を入れればおいしく飲める。
手作り弁当だと貧乏人扱い
ある中学生。いまどきはコンビニ弁当が当たり前なので、学校に手作り弁当を持っていくと「コンビニ弁当が買えない貧乏人」と虐められる。
サトウキビから味の素
いかにも天然のものから作っている印象がある広告コピーだが、実際は、サトウキビから砂糖を取るとき、結晶しない糖分「糖密」が出て、それを何度か繰り返して出た「廃糖密」を使って、遺伝子を組み換えたバクテリアによりグルタミン酸をはき出させて作っている。その遺伝子組み換えのことを、「みそやしょうゆと同じ発酵製法」と言っている。
遺伝子組み換え大豆
豆腐を買うときに「遺伝子組み換えではない」の表示を見て購入していれば大丈夫、なんて思っていてはいけない。サラダ油の原料になるなたねや大豆、コンスターチなど、遺伝子組み換えの原材料が使われているものはいっぱいある。