- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
6 件中 1 件~ 6 件を表示 |
紙の本
個性の強いキャラと切なさ
2023/01/11 11:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
産婆のかけたふざけたまじないによって、息子は母親の自分にしか姿が見えない。元に戻すため若い母親が命がけで2つの世界を行き来する。我が子にかけた7つの願い。同じ願いを持つ他人から奪うために。願いを叶えてもらうには代償がつきものだが、それを知るのはかなり後。我が子のために捨て身で挑み続けるヒロインがまぶしい。
ネガとポジ。反転した2つの世界をつなぐのは真新しい井戸。沖縄を舞台に強い意志が躍動する。しかし、個性の強いキャラが暴れているだけではない。知人から奪う際の心の揺れや、奪われた側の心境の変化も丁寧に描かれている。バカ犬ハスキーもいいアクセント。
紙の本
母の愛の形
2015/12/10 03:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きな一冊。幾度となく読んでいた。子を思う母の行動。許されない部分もあるけれど、それくらい激しい気持ちで母は子を守りたいと思うのであろう。傍若無人に振る舞ってきた母に訪れた最後の決断。そうなるのか。切ないが納得のいく終り方だと思った。残された子はきっと立派に育って行くはず。スピード感、展開、物語の作り方、そして沖縄の空気や文化も散りばめられていて申し分ない。読書初心者へ勧めやすい一冊。池上さん未読の方も是非。友へあげてしまったため、手元にはないのだが、また読みたくなってきた。そろそろ2冊目買おうかな。
6 件中 1 件~ 6 件を表示 |