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老子はビジネス書として読むより、戦乱の中で、生まれた思想の本として読んだら、スッと理解できる気がします。
なんで、そう思ったのかというと、以下のようにバカボンのパパが言っていたからです。
「老子は春秋戦国時代の人なのだ。侵略や戦争が繰り返し起き、人々の命が虫けらのそれのように扱われた時代なのだ。その頃の王様や思想家は、どうすれば国が強くなるとか、どうすれば立身出世できるとか、そんなことばかり考えていた。そうした世間から去るように老子はさまよい人となり、それでも最後に乱世を生き残るための知恵を授けていってくれたのだ。」(p.98)
愚民政策や社会主義的な考えがちらほら見えるのも、単に戦争をやめさせて平和を願っているがためなんですね。
これでいいのだ。
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2013.11.23
現在、半分くらい読み終わりました。
漢文は苦手なので、その部分は読んでいません。
バカボンのパパ語訳だけ読んでいるのですが、とっても読みやすい!
この調子で読み進めるぞ~
2013.12.03
パパ訳の部分だけ全て読みました!
良いですね~
また読みます。
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学術的でいて、それでしっくりくるのだ。
老子は様々な名訳があるのだが、またひとつ新しいのができたれれれのれーなのだ。
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星三つ、中身は十分その価値あり!
されど、もりもり読み進めないのは
人間的な私の浅さ。
原文なしで大文字で、バカボンパパの言葉だけで再編集を。
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老子の言葉のバカボンのパパの視点で解説。
というより老子はバカボンのパパなのだ。
どうしても難しいイメージのある老子をここまでわかりやすく解説している本はないでしょう。
面白かったです。
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老子の原文と読み下し文、そして日本語訳と、よりくだけた訳のバカボンのパパ語訳が書かれている。解釈についてはほぼ書かれていないが、パパ語訳がかなり分かりやすくなっているので問題はない。
老子初心者なので、原文+パパ語訳に少し解釈が付されているというスタイルの本になれば、より分かりやすく☆5つものの本になりそうと感じた。
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・なんでも大事にすればいいというものではないのだ。
・いっぱいのいっぱいになってはいけないのだ。
・無理は無駄なのだ。
・バカをつらぬくのだ。
・まっすぐな人はぶれぶれなのだ。
・形のないものが強いのだ。
・正しい言葉は反対の言葉なのだ。
・為して争わないのだ。真実の言葉は美しくない。美しい言葉には真実がない。誠実な人は雄弁ではない。雄弁な人は誠実ではない。真理を知る人は博識ではない。博識な人は真理を知らない。聖人は蓄えをしない。あらゆるものを他者に施し、自らはさらに豊かになる。あらゆるものを他者に与えら自らはさらに富む。天の道理は利を与えて奪わないことである。聖人の道理は、ことを為して、しかも争わないことである。
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バカボンのパパの言う事は確かに老子と親和性がありますね。「これでいいのだ」は無為自然?
死刑制度の是非について最近よく考えることがあるのだけど、老子は反対の立場だったよう。
死を怖がらない人には死刑は脅しにはならないし、皆が死を怖がるようだと、誰も死刑を執行したくない。寿命は天が決めるのであってその任にない人間が手を染めると必ず何か良くないことが起きる。という風に理解した。
う~ん。
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漢文とその訳では「難解に過ぎる」ということから、バカボンのパパ語訳で老子を解説している本。
-話してどうだとわかるようなものは、永遠不滅のTAOではないのだ。レレレのレなのだ。名付けようがないものからお空や地面は始まったのだ。そしてあらゆるものが生まれ、名前が付いて存在となったのだ。だから、あれが欲しいこれが欲しいと思わない無欲の人のみが、現象の向こう側にある「見えない本質」を観ることができるのだ。
いくらバカボンのパパ語になろうとも、老子の宇宙観「TAO」は般若心経の「空」のようなもので、さっぱりわからない。
ちょっと読んだだけで理解できるような、生易しいものではないのだ!
でも、それはそれでいいのだ。
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僕は春日大社で能を観ていた。
目の前の舞は翁だった。
その翁の舞を観ていて急に
バカボンのパパの顔が浮かんで来た。
そのあと、演目解説では三山の陰陽話が
提供された。
ここで僕の確信へと至る。
バカボンは釈迦、世尊で
パパは老子、摩多羅神であると。
その理解へと至り
僕は本書を手に取り読込を開始
今では人生二度目の老子フリークへと
変わりつつある。
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「バカボンのパパ語訳」だけでなく、原文(漢文)、書き下し文、普通の現代文訳、がついているので、お得感がある。
私が読んだのは新書版だが、文庫版もあるようだ(「実践編」というのもある)。