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思わせぶりなタイトル、表紙、設定。
もったいない・・・。
もう少し何かなかったのー?!
謎解きに終始し、何も起きない。
最後もふーん、って感じ。
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随分前にドラマ化されたのを見たけど、全然違うなあという印象。
勿論とても面白かったけど、状況が想像しにくい場面が多々。私の想像力がないのか?
両家の秘密が明かされた場面はちょっと泣きそうになった。
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120年後に動き出すと云われている鈴鳴村の絡繰りを探すミステリ。
主要人物の一人、お嬢様花梨は、森博嗣作品にありがちなキャラなんだけど、他は特異能力者とかでもないので、ちょっと気軽に読める。
ちょっと軽い感じで、爽やかささえ感じるけど、こういう森博嗣もいいんじゃないかなーと。
村の何処かに、時を経て動く絡繰りが。こういう感じ、凄く好き。わくわく読めました。
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初の森博嗣。
タイトルの雰囲気から勝手に重たいミステリを想像していたのだが、予想を裏切って軽快。
いやいや、裏表紙の文章「彼らを待ち受けていたのは奇妙な伝説だった」とか「天才絡繰り師」「言い伝えが本当ならば120年めに当たる今年、それが動き出すという」を読んでも、やはりどろどろした伝説とか重たそうな想像をするよ。
もう一つの「謎解きに加えて、個性的な登場人物たちのユニークなやりとりも楽しい爽やかな青春ミステリィ。」て文章がなかったら読まなかったかも。
言われた通り、爽やかな、夏の謎解き。
各章の頭に書かれた短い文が、おもしろかった。
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後書きが栗山千明、ドラマ化されていたらしい。ちょっと見てみたいと思った。もう少し優しげな顔をイメージしてたけど。
ミステリィ的に云々より、森博嗣の描く恋心が好き。
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キャラクターの存在感が希薄だった気がする。キャラ立ちしていないわけではないけど、パンチ力のあるエピソードが各キャラに用意されたわけでもないのでやむなしか。
分かりやすいメッセージ性がいいんじゃないでしょうか。
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森さんの本はスカイクロラシリーズ以来になります。
と言っても、それ以外は読んだことないのだけれど…
今作はコカコーラとのタイアップで、小説と同時にテレビドラマも放送されたらしいです。
自分は全然記憶になかったんだけど、栗山千秋さん(文庫版の後書きを書かれてます。)等が出たらしい。
ということで、本の中でやたらとコーラがプッシュされてる理由は解決です。
さて。
登場人物説明を見た時は、どんな金○一が始まるのかと思いきや、意外とそんな感じでした。
最近、森見さんとか伊坂さんとか奇想天外な展開の本を多く読んでたので、
天才は出てくるものの、それ程の飛躍はなく至極全うな謎解きが展開されるお話で○。
探索をし、情報を集め、推理をし、それを基にまた探索し…
ってな、王道であり、でも飽きずにキャラにもストーリーにも魅了され楽しめる本でした。
また謎解きにも関係がある部分だけど、元某大学助教授(専攻は建築)らしく?カラクリや廃墟に対する知識とこだわりが…
ドラマ版では廃墟マニアっていう設定がばっさりなかったらしい。
確かに廃墟マニアってのは感情移入しづらいだろうけど、でもそれらの設定があることで、ちょっとローカルでそれ故のロマンが随所に感じられる良い雰囲気の話になってるんじゃないかぁと。
それのないテレビ版も興味がある。
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工学部で、古いものマニアの男子2人が、古いもの満載の村に住む旧家のお嬢様を巻き込んで村に遊びに行き、村に伝わる伝説、「隠れカラクリ」のなぞをとく物語。
推理小説といっても、そんなに推理して読むというよりは、物語を楽しむカンジかな。それなりに面白かったんだけど、なんかそこまで強く印象に残らなかったかな。
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導入〜序盤〜中盤までの展開や盛り上がりは「さすが森博嗣」といった感じですが、オチがイマイチ。
物語の核の「村全体に仕掛けらたからくり」の正体がいい加減ショボすぎました。
もちろん、「実はショボかった」ってことで本当のオチはカラクリ以外にあることが作者の狙いなんでしょうが(その辺、森博嗣っぽい)あれだけ煽って、伏線も貼っておいて、最後がそれじゃあ、中高生は納得しても一般の読者は納得しなさそうです。
あと、磯貝先生のカミングアウトも唐突すぎです。主人公も、どんなポイントでそれに気がついたのか意味不明ですし。
納得してるのは、あとがきを書いた栗山千明(=映画版ヒロイン)だけなんじゃないかっていう後味感でした。
続編(あるのか?)に期待したいです。
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森博嗣作品にしてはまったり系。
勿論、「らしい」所もたっぷりある。
ドラマ化してたと言うのが最大のオドロキ。
それを知ったのはあとがき。
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読みやすく面白かったです。
とてもきれいにまとまっている感じ。
ひとりひとりのキャラクターもインパクトは強くはないけれど個性が有って好みでした。
カラクリのしくみなどはなかなか想像し難いものもありましたが、工場や屋敷などの情景は目に浮かぶ様でした。
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絡繰りを巡って白熱する推理合戦
郡司朋成と栗城洋輔は、同じ大学に通う真知花梨とともに鈴鳴村を訪れた。
彼らを待ち受けていたのは奇妙な伝説だった。
天才絡繰り師・磯貝機九朗は、明治維新から間もない頃、120年後に作動するという絡繰りを密かに作り、村のどこかに隠した。
言い伝えが本当ならば、120年目に当たる今年、それが動き出すという。
二人は花梨たちの協力を得て、絡繰りを探し始めるのだが……。
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ううん
森博嗣の作風なのかな、いつもこの人はあっさり読まして、で特に思い入れもなく終わってしまう
これがこの人の美点なのかもしれないけれど、良くわかんない世界だなあ
今回の種はほんとすごく悔しかった
見方までは分かったのに、右から読む所を逆に読んでて訳わかんない漢字で読んでた
発想はあってるのにって、いつも悔しくなっちゃう
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なんかねー
主人公?二人のキャラが若干かぶってて自分の中で上手く世界を作れなかった。なんか話の展開がいまいちだったなー
後半は結構勢いよく読んだけど。
なんか雰囲気的に凄く面白そうって期待してたのでちょっと残念だったかなー他の森さんの作品を読んでないのでなんともですが。
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主人公は工学部の男子大学生、郡司と栗城。
憧れの花梨へアプローチのつもりで、彼女の故郷へ廃墟探索に向かう。
村には120年後の今年に動くと噂される、隠れ絡繰り伝説があった。
郡司と栗城は隠れ絡繰りの謎を解き明かし、隠れ絡繰り探しを始める。
森ミステリィには珍しく、人が死なないので第二、第三の被害が・・と
ハラハラしないので緊張感が物足りなかった。
物悲しさが残るラストだったものの、実際の主人公は天才絡繰り師
磯貝機九朗であったのだと思う。
謎解きを始めた辺りから、登場人物は全て彼の手で踊らされていた。
物語自体が、いつのまにか絡繰り人形劇になっていたと考えれば
郡司が急に切れ者になったのも磯貝先生の告白も納得できる。
謎解き自体は面白いので、キャラクターの誰かに感情移入するよりも
群像劇を見ている感覚で読むほうが楽しめる一作。