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みんなのレビュー119件

みんなの評価4.1

評価内訳

114 件中 1 件~ 15 件を表示

物足りない点もあるものの、興味深い事実を知るのに手頃

2014/08/18 23:26

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドラマにはあまり関心がないのだが、
今、NHK朝ドラの『花子とアン』を楽しんでいる。
『赤毛のアン』を翻訳した村岡花子が主人公と知って見てみることにした次第。
てっきりどこかの教養ある裕福な家庭のお嬢さんぐらいに思っていたら、
これがなんと、貧しい小作農の家の出身だというではないか。
いうまでもなく相当な苦労と努力もあったはずである。

ドラマを見ていたら史実を知りたくなった。
なんといってもドラマは最終的にドラマで、フィクションの色彩が強いからだ。

ということで読んでみたのがこの本。
著者は、村岡花子の養女になった姪の娘さん。
つまり法的には孫娘、いずれにしても血筋である。

正直な話、伝記文学としての水準はそれほど高いようには思わなかった。
事実の扱い方にも、こちらの好みもあるのだろうが、ときどき違和感を覚えた。
たとえば花子とのその夫の結婚前のラブレターをここまで公開する必要があるのかどうか。
一方、同じ事柄を語るにしても、妙に美談めいていたり。

しかしなんといっても事実としての興味深さがあり、
それを数多く伝えてもらっただけでもありがたいことだろう。
何しろ日清戦争後から太平洋戦争の後までの日本である。
いかに激動の時代だったかがあらためてわかる。
ドラマでは仲間由紀恵が演じて、ドラマ性という点ではピカイチの柳原白蓮をはじめ、
数多くの文人・知識人とのつながりがあることにもあらためて驚く。
要するに歴史の面白さなのだった。

村岡花子自身の人生と、彼女が訳した『赤毛のアン』の主人公アン、
ひいては作者モンゴメリの人生とが、よく似ているのもびっくりだ。
その『赤毛のアン』は、花子とその周辺だけでなく、
いわば日本の国としての幾多の労苦を経て出版にこぎつけたように見えて、
それを描いた段は感動的である。
亡くなるまで『赤毛のアン』の舞台のプリンスエドワード島を訪れることはなかった、
というのも興味深い。
結局、彼女の言う「想像の翼」のままに生きたということだろうか。

児童文学の翻訳家としての村岡花子がいかに優れていたかという点については、
身内の筆ということもあるのか、具体的なことはよくわからない。
その辺については、たとえば菱田信彦『快読「赤毛のアン」』など、
ほかに優れた文献があるようなので、そちらに当たるのがいいのだろう。

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おもしろい

2016/12/12 11:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひのえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

花子さんはたくましいですね。彼女だからこそできた翻訳です。私も馴染みがあるからかもしれませんが、題名は「赤毛のアン」でよかったと思います。

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2014/04/11 17:18

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2011/09/05 14:08

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2011/09/28 21:15

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2012/07/20 21:43

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2011/10/16 07:04

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2011/11/18 14:41

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2014/12/17 17:31

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2013/06/06 17:02

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2013/07/28 07:37

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2013/08/14 20:24

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2013/08/30 21:03

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