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著者は量子光学実験の専門家。マクロな現象が重ね合わさった「シュレーディンガーの猫状態」が実在することを丁寧に解説。実在を示すのは猫じゃなくてレーザーなんだけど,本質的には変わりないそうだ。スクイーズ操作とか光子の引き去りとか,量子光学業界ではいろいろ技巧的なワザが開発され実験家がしのぎを削ってるみたい。全然知らない世界だった。
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わかったようなわからなかったような。
シュレディンガーの猫のパラドックスが何で、それがどう解けたかがどこに書いてあるか分からなかった。つまりふたつの状態の重ね合わせを実現したということか。
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説明も良いとは思えず、内容も難しいのでよく分からない。でも、光子の重ね合わせ状態って不思議だなと感じさせてはくれる。
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量子力学の基本的な学習を終えた者が対象読者。
「シュレーディンガーの猫」の通俗的な意味でなく、光子が0個と1個を組み合わせた直交状態の重ね合わせがありうる、というのが実験的に実証されている、ということか。ここを理解するためには、シュレディンガー描像だけではなく、ハイゼンベルグ描像を理解しておく必要がある。これが基本を勉強した者が対象と言った訳だ。
また、テレポテーション、量子コンピュータの箇所では調和振動子で出てくる生成、消滅の演算子も理解しておく必要がある。
以上のことをふまえたら、量子エンタングルメントの理屈や、スクイーズド状態は面白く読めた。そこから、シュレーディンガーの猫を実現する手法も理解できる。
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ミクロな粒子の重ね合わせ状態を猫のようなマクロな物体の重ね合わせ状態として導けるのか。それが今、「できる」という実験結果が示された。
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ロケのせいで半月以上間をあけてしまったこともあって、その後に読んだ部分はわからなくなったまま読み終わったけども、光子1つの状態と、光子1つの状態と0の状態を重ね合わせたものでは、異なるものになるっていうだけでドキドキした なんだそれ凄過ぎる どんな哲学でもそれは言えてないだろう
量子力学的な世界の捉え方は、僕たちにはもうどう捉えていいのかわかりません、っていうところがすごい
そこから想像もしなかった方法がたくさん出てくる
1や0+1と、0と1の重ね合わせ状態は異なるんですよ
ウィトゲンシュタインだってそんなの言わないよ
人間が作り出した、人間の形をしていないものの最初なんじゃないかと思う
スクイーズド状態の波の形にもドキドキする
量子コンピュータへの応用とかはちんぷんかんぷんというか諦めて斜めにしか読んでないけども、量子論のもたらすアプローチの方法は
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一所懸命わかりやすく書いていることはわかるが、すみません、よくわからない。
ただ、光を使った実験結果にもとづいているのが、いいね。
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