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投稿者:新木場 - この投稿者のレビュー一覧を見る
北方謙三さんのハードボイルド作品!
人々の忘れかけている草食系でもなく肉食系でもない
ハードボイルドな男たちが活躍するストーリー。
多少表現等に癖があるがその癖が味わいを出して、より一層男たちを輝かせる。
『漢』を感じたくなった人は是非みてください!
シリーズものですので読みごたえもあります。
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ハードボイルドといえばこれ、ブラッディドールシリーズでしょう。かっこいい男が目白押し。人に理解されなくてもいい、けれど自分を納得させられるまでは、譲れないことがある。
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【ブラディ・ドール】シリーズ第一作目。特にハードボイルドを意識しないでもすらりと読めてしまうはず。いい男がこれでもかーと目白押し。とにかく面白い。シリーズ全10巻一気読みすること確実。
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ブラディ・ドールは気障ったらしい台詞を吐いて死んでいく男達も格好良いですが、生き残った男達もとても格好良いのです。
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ハードボイルド。海辺の街が舞台(というか主人公)格好をつけて格好良い男がわんさか出てくる本。各1冊ずつ1人の主人公となって街の月日が経っていく。ええこれでお酒というもの憧れましたヨ。ジッポ使い続けてるのも影響大きいよ。男は「良い男」に、女は「良い女」に書かれてますね。北方節ですが。
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Bloody Dollシリーズ第1弾。ずっと気になってた本ではあったんですが、薦められたので借りて読んでみました。文体が私がいつも読んでいる本とまったく違っていたので読み辛くて四苦八苦しましたが、慣れてしまえば何のその!(笑)落ち着いた雰囲気の中にある殺伐とした空気、本格ハードボイルド!社長に恋に落ちました・・・(わぁ)
でも気付けばこれが出たのって私が生まれた年なんですよね。そんな前に出た本なのに今でも読まれてるって凄いなぁと思います。
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ブラッディー・ドールシリーズ、最初の巻。以下10巻の「ふたたびの、荒野」まで続きますが、毛色は違うが、イイ男がいっぱい。名台詞たくさん。
こちらはハードボイルドです。
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ブラディ・ドールシリーズ1巻。
N市(社長)に集う男たちの生き様を見ろってかんじのハードボイルド。
初読の20歳時は、かっこいいというよりもちょっと笑ってしまった。
でも年取るにつれてじわじわ、かっこいいなーと思ってきた。
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「ブラッディ・ドール」シリーズの第一作目。いろんな意味でハードボイルドな色男たちの饗宴(笑)
各処に散りばめられた名言(迷言?)も魅力的です!
個人的に一押しなのは藤木年男氏!生き様に惚れました。
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ブラディ・ドール熱再発。
キドニー超好き。社長可愛すぎだぜ!藤木様に愛を捧げる。
えーと男の生き様に惚れるハードボイルドです。男は幾つになっても青春真っ盛りだぜ★
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ブラッディドールシリーズ第一段!!
社長視点の話です。
ここから全てが始まったかと思うとこの作品が愛しくて愛しくて???
殺伐とした話なのにかっこよくて、切ない話です。
全巻読了後に再読すると、藤木が動きまわっていてなんだかほろりときます。
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ブラディ・ドール第一巻。とりあえずまだまだキャラクターが動くんだろうなーというかんじでしょうか。個人的には藤木さんが気になります。なんだか人が死にすぎだなー…。という感じでした。うーん。
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画像が出ない!!ショーーーーーック!!
北方謙三の描くハードボイルドな世界。出てくるメンズが渋い。推理小説好きな私にはサスペンス系も没頭して読んでしまうv
現在5巻まで読んだけれどとりあいず1巻。
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今更だけれど読んでみました。え、そんなに死ぬの?っていうくらい死んじゃって…。かっこいいのに切なくなりました。読んでいてすごく北方謙三さんの文章だと思いました。
2008/3/8
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私が北方さんに嵌ったのは、もちろんこの作品からだ。面白い。とにかく、目が離せなくなる。
今まで私の読んでいた本が全て霞むほど、私の中を走り抜けた。
アラスジ→主人公、川中良一は十年前に人を殺し、不起訴となるが心がどこか壊れたまま人生を外れてゆく。
辿り着いたN市でダンプの運転手から初め、クラブにバー、経営者から実業家へと登り詰めた。
そんな川中のもとにあまり縁のない弟から事件が絡む。必然的に川中を巻き込み事件は解決へと向かうのか。
なんてね。ちょっと難しく書いてみたり、した。(だって初めだし)
出てくる登場人物はキドニー(本名宇野。事故で腎臓を駄目にした)と藤木年男(本名立花。バーテン)
こっから呼び名は「社長」でゆきます。だって川中は「社長」だもの!!
社長の好きになった女は弟の女房で、しかも同じ相手をキドニーも惚れていたり。廻状が回っているくせに
逃げ出しもしない藤木はどこか暗さを持ちながらも子供のような社長に段々と惹かれてゆくし。
物語の半分ほどで弟は命を落としてしまうし・・・そう思ったら好きな女もあっけなく逝ってしまう。
社長にはダンプを転がしていたころから付き合いのある神埼というオヤジさんのような男がいて、
神崎には友人の忘れ形見の内田兄妹がいる。内田兄はバーのマネージャー、妹は事務所の事務員。
物語が進んでいくとこの兄弟にも視線が移る。が。
内田兄は「殺されるべくして殺された」ように殺され、神崎も蜂の巣のように撃たれてしまう。
周囲の人間を次々に失い、親友ほどの男だったキドニーとの仲が不自然に抉れてしまう。
もちろん、最後の最後までドッキドキで目が離せない展開だ。
途中、藤木との会話で藤木が自分に馴染んだほうの拳銃を社長に渡すシーンがある。
「手に馴染んだ拳銃というやつは、時々持主の意思を早く読み過ぎたりしますから」と藤木が言う。
もうこれでコロリだ。
あとあと、好きな会話のシーンがあって
。
社長「しかし、惚れちまったさ」
藤木「そうでしょうか?」
社長「未練があったんだよ、浮世に」
藤木「やりきれませんね、まったく」
藤木が好きになっていた女に死なれた後である。
事件に決着が付いた、というよりもやりきれなくなった二人が、ここから同じ道を進み始めるのだ。
これが、このシリーズの始まりである。