今の時代にも十分通じる内容
2020/08/18 13:39
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投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本企業はいろんなことをとにかく縛りがちですが、それがいかに無益なことかを教えてくれます。60-90年代の話がメインですが、まったく古くない内容です。
ヒッピーバンドから学ぶ最高のマーケティングです!
2018/07/24 09:10
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、いわゆる「ヒッピー・バンド」として有名なグレイトフル・デッドから学ぶ経済、マーケティングの書です。このヒッピー・バンドは、従来の常識を覆す数々の奇抜なアイデアで音楽活動を行ってきています。例えば、ライブコンサートでの録音を許可したり、音楽は無料で聞き放題といったことです。しかし、こうした常識外の活動によって利益を損なっているどころか、逆に年間5000万ドルもの莫大な利益を上げているのです。聞くところによれば、オバマ大統領やスティーブ・ジョブズも彼からビジネスの方法を学んでいたということも聞かれています。一体、彼らの常識外の活動は、どのようにビジネスの成功と結びついているのでしょうか。本書は、そのカギを解き明かす画期的な書です。
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「顧客」ではなくて、「仲間」としてリスナーを扱ってきたことが、このバンドの商業的成功のポイントなんかな。
そういや「仲間」どころか「盗人」扱いした仕組みはことごとく失敗しとるね。CCCDとか自炊タタキとか。
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グレイトフル・デッドを知らないのでそのすごさはわからないけど、今注目されているマーケティングをずっとやってきたという実例として面白い。時代が追いついてきたということか。ただやや平易過ぎというか物足りなさがある。入門的にはいいのかも。
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Grateful Dead の軌跡を現在の視点で見直したら
「ソーシャル」で「正しい」方法をとってきたのかもしれない.
この見方は「成功」の事実から後追いした詭弁にしかすぎない.
(ある事柄一つで当たったからその占い師は正しいと評価するのは,
同じ占いが外れたこともあるかもしれないことを無視している)
この本では「Gretaful Dead的だから○○は正しい」と
成功論から正当性を導きだしてしまっていて,
恣意性や時代性を感じてしまう.
(アメリカではヒッピー的な文化とDC中心の文化がせめぎあっている)
このように,成功論やマーケティング論として見ると
怪しい切り口だと思うけれども,
それでもなお好きなことを貫き通すために試行錯誤して,
結果として成功を収めてきた彼らの軌跡はすばらしいと思う.
方法論を真似るのではなく,
目的のために最善の方法を模索することが重要だと読めば
とても力強い味方になる本だなと感じた.
(形式を真似するフォロワーじゃダメだとちゃんと書かれている)
ところで,ライブ録音を許しているのはGretaful Deadだけではないし,
ネットにある録音音源削除のトラブルがあったことも忘れちゃならない.
(これはプロダクションの方針なのかもしれないけど)
追記1: この本の装丁のサイケデリックさはすばらしい.
追記2:
「マーケ」という略語でやったもん勝ち精神なら成功事例の手放し賞賛や,
フォロワーを増やすことで旨みをまそうという戦略もありなのかもしれない.
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糸井重里さんが推薦していた。
USにグレイトフルデッドというバンドがあり、そのバンドは、その当時の常識に逆らって、コンサートでの録音OK、チケットのダイレクト販売、
ファンとの直接のコミュニケーションを行っていたと。
それらのコンサートを中心とした施策が極めて、現代のソーシャルマーケティング的であると。
確かにそう思う。
YouTubeで簡単に音楽が手に入り、アルバム中心のセールスからiTuneで、単曲で買うことが促進され、音楽産業のビジネスモデルは確かに変わりつつある。そのオリジナルのモデルを確認できるとともに、どんな商品、サービスでも応用できるのではないだろうか。
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凄くシンプルな本なので、読書メモは入れず、読後の感想を。
新しいメディアが登場するたびに、新しいメディアの表面にばかり話が及ぶけれど、大事なことは、実は過去の先人たちの取組の中にあるという好例となっている書。
関連書で、下記があるようです。
「Everything I Know About Business I Learned from the Grateful Dead」
http://www.amazon.co.jp/dp/0446583790
「ビジネスで大事なことは、グレイトフルデッドに学んだ」そんなタイトルだろうか?
四つ星なのは、すこし造本や文章の並びなどが私は、苦手な感じというぐらいで、内容面は5つ星です。
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純粋に面白い。グレイトフル・デッド信者(!)であり新たなマーケティング手法のイノベータでもある著者の論調は熱い。「今」のマーケティング手法に、斬新なことは無く以前から何処かで誰かがやっていたことなんだと再認識ができる。オススメ。
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表面的でつまらなすぎる。理論的な裏付けが欲しかった。それでも原著は学部生卒業論文レベルの取組み意欲という点では、評価できるが、訳者の音楽的な常識のなさにはがっかりした。たぶん「アルマン・ブラザーズ・バンド」とは一般的に「オールマン・ブラザーズ・バンド」とカタカナ表記されるものと同一と思われる。
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現在のソーシャルマーケティング的なことをすでに60、70年代にやっていたことは知っていたけど、改めて完璧な先見の明に驚かされる。フリーミアム、シェア、コミュニティ、、、コンテンツを無料で解放することで顧客が広告塔になる手法。縛りすぎてはいけない、ファンを増やすことが最大の成功への近道だと教えられる本。
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twitterで評判なので読んでみた。フリー・オープン・ソーシャルという観点で振り返ると、今のマーケティングに当てはまるということかな。当時はそういう意図があったかなかったか分からないけど。
そうした後付け解説も参考にはなるが、最後の「本当に好きなことをやろう」という章が一番良かった。
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ほぼ日で糸井さんとデイヴィドさんとの対談を見て興味が湧きました。店頭で装幀とグラフィックを見て即購入。
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1960年代西海岸の伝説的バンド「グレイトフルデッド」。彼らのライブは当時から録音フリー・コピーフリー。今なお熱狂的ファンを持ち続ける。このバンドのマーケティングに学ぶわけですが、そのキーは「変人であれ」ってことと、「ドラッグでキメろ。」ってことでしょうか。いやまあ冗談ですが。
「マーケティングのメッセージをコントロールするな。」P153、など学ぶことは多し。エンターテイメント系の職業の人のみならず、「面白い企業」にしたい(働きたい)と思う人は読むといいかも。言うは易し、行うは難し、ですが。
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いろんな角度から面白かった。ちょうど、自分がいま考えている問題とオーバーラップする。一つは面白いことを仕事にしようということ。なぜ働くのかということを必死に考えていたので、参考になった。二つ目はビジネスにおける誠実さの問題。このところ、ビジネスには「結局のところ正直者が得をする」という考えが必要で、それを広めるためにもう少し声を大にして叫んでもいいんじゃないかと思っていて、ソーシャルメディアを使ったマーケティングって、結果的にそうなっているように見えて興味深かった。三つ目は正にこの本のテーマであるフリーミニアムとかそういうマーケティングのあり方。これは単純にビジネスアイデアの種として勉強になったなと。
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すごく読みたかったわけではないが、店頭にて装幀買いしてしまった。「自分が本当に好きなことをやろう」、グッときました。