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父から渡された本。渋滞学を研究されている先生なことは知っていた。
今大学で学んでいる学問がどのように社会に役立つ(かもしれなない)か分かるのはなんだか安心する。
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若い人が読んだら面白いかもしれない。
が、工学部出身のおじさんからすると、工学をやる人間にとっては数学というのはこういうモノであり、物理現象を理解したり、これから起こるであろうことを予測するための道具に過ぎない。
純粋に数学を追究する、追求したいという向きではなく、積極的に世の中と直結した部分で数学を道具にしている世界があるというのが、読みやすい本になった、という点では評価できるかもしれない。
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渋滞を数学的に解消することを研究している著者が高校生に向けて行った講演をもとに書いた本。
平易で、内容も興味をひくものが多く、面白く読めました。
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代数 解析 幾何
ベイズ推定
微分d differential 小さな差
ナッシュ均衡→相手がどう出ようが,自分が損をしない行動
数学→物理→工学→実社会
ギュスターヴ・ル・ボン群集心理 会衆 モッブ パニック
問題解決のために①対象を絞り込む②仮定する③問題点を定量化(数値で表す)
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わかりやすい数学の本でした。セルオートマトンのところはわかったが、最後の東京マラソンのスタートを円滑にする式は考え方のところで挫折してしまった。
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渋滞学の先生の、高校生向けの本。数学啓蒙書にもなっている。その考え方は仕事にも趣味にも十分活かせる。かなりゆるい密度の本だったのであっというまに終わってしまった、というザンネン感があるが、より専門的な書籍も今後出るだろうから、そちらにも期待したい。説明がわかりやすいのがありがたい。イメージがすぐに沸くのが良い(ネタが初歩的だからかもしれないが、それは初歩的にまでコンセプトを抽出してくれているからだろう。本気でやるとかなりハマる事ばかりでもある)
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高校1年生に微分を使った授業をします。だからとてもわかりやすく授業が進みます。ゲーム理論とか、ソリトン、カオス、セルオートマトンなど楽しい話題満載です。最終章で東京マラソンでいかにスタートをスムーズに行うかという議論は、非常に刺激的でした。なるべく簡単なモデルで、じょうずに数学を使って問題を解決していく。もちろん、西成先生がその場で即興でやったのではないと思いますが、生徒から問題を引き出しながら、こんなものが簡単に解けるのかと思ったら、最後にはスパッと整数解が得られる。気持ちの良い数学でした。さて、最後に、サウジアラビアから声がかかっているという話がありました。メッカに集まる人々の渋滞をどう解消するかという難問を解くために協力の要請があったとのこと。世界で、10人くらいに話があったそうですが、オリジナルな研究をしているからこそ、遠くからもこういう話が出てくるのでしょう。振動経済の話とか、高安秀樹さんの取り組みについての話など、まだまだ続きがききたいと思いました。今後に期待。
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『渋滞学』がおもしろかったので期待して読んだ。高校生に向けた授業をまとめたもの。微分の基本からはじめて、数学をつかって実社会の問題を解決するところまでたどりつく。わかりやすくはあるが、ほんとうに理解しようとすると、欠講歯ごたえがある本だと思う。
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もともと理系だったので、懐かしく思いながら読んだ。数学も本書のような導入から入れると、もっと親しみがわき、好きになる人が増えるのだろうな。子どもが大きくなったら勧めたい。
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図が印象に残ってるが解説があまり入ってこなかった…数学を通して色んな物事を考えるのとても面白いが少し難しかった。数学好きなだけに残念。
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分野をまたいで初めて「役立つ」ことができるのかもしれない。1つの場所にとどまっていたとて、その中だけ。井の中の蛙。 昔に読んだ「お任せ! 数学屋さん」を思い出した。
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文系の私には普通に難しく感じた。中学生や高校生のころに読んでみたかった。社会の様々な場面で数学は役に立っており、著者のすごさは良く分かった。
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実社会の問題を数学でモデリングして解決する。数学理論をいかにして「役に立てるか」が高校生にもわかるように述べられている。
Sinと指数関数と微分(+セルオートマトン)の概念をだいたい押さえておくだけで、実際の現象をかなりの部分までモデリングできるということを、こんなにはっきりと言ってくれる大学の数学のセンセイは、今まであまりいなかったように思う。
まあ、一方で、数学に大切なのは1万段でも10万段でも論理の階段を登りつづけることのできる「思考の耐久力」であると言われると、げんなりするのだが。
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●数学の本とは思えないくらい取っつきやすかった。ゲーム理論とか、今までふんわりとした理解しかしてなかったけど、この本を読んでより理解ができた。
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たしかFBで紹介されていた本。
面白かった。
・渋滞が数学で計算できる。
・ルールを守って動くのは、実は一番効率がいい。ということが数学的にも立証できる。
・商品開発にも、数学は役に立つ。
研究図書に入れてもらった本。