投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
針のない時計塔。108の時計が蠢く時計館。
ミステリ作家 鹿谷門実は時計館の主が遺した謎に挑む。
一方、時計館の中では次々に針が止まる時計と命が止まる人達。
江南らは館から生還することができるか。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
本を読み終えて、内容を思い返してみると真相を導くための条件はこれでもかというくらい出されていた。しかし、全ての真相は私にはわからなかった。なぜ時計館なのか、なぜ中と外の話で物語が進んでいくのか、解説編まで読んで納得させられた。これはミステリ小説としてすごいと思った。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
綾辻行人作品の初読。
設定にはかなり無理があるし、仕掛けが壮大すぎて現実感が伴わない部分が多々あった。
殺人があまりに簡単に行われ(笑)
でも最後の100ページは楽しめた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
☆3.6
ちょっとした違和感とかで、「ん?この人・・・?」って不審に思うところあり。トリックは、仕掛けが大掛かりでほんとうにまるごと騙された感wでも、殺人は、あの人が一人で行うには結構無理があるような。体力もいるだろうし・・・。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
いろんな意味で感動した。切なかった。
ただ、真犯人は予想できた。
というよりも、彼が犯人でないことはなんとなく分かった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
いわく付きの時計館に集まった人々に閉鎖された環境で起こる惨劇。一方、館の外では探偵が時計館の主が遺した詩の謎を追う。かなり好みのシチュエーションでした。トリックもさることながら、緊張感を維持しながら、過去の事件と現在の事件の関係性や因縁を読み手の興味を引くように少しずつ紐解いていくのが実に上手い。伏線も無駄がなく、説明が尽くされています。見事な完成度です。
序盤のオカルティックな雰囲気はもっと引っ張ってほしかったですね。
トリック云々や完成度も重要ですが、特筆すべきは、故人が館をつくった想いと狂気に巻き込まれて起こった過去と現在の悲劇がもたらす切なさ、やるせなさ。それらがこの作品を今まで読んだ館シリーズでも特に心に残る作品にしていると思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
これぞミステリ。
臨場感あふれるストーリー構成、
計算しつくされた大胆なトリック。
時計塔にて暴かれる真相に驚愕、
遺された詩の通りに迎えた壮絶なラスト。
今回はとにかく旧館組が可哀相で可哀相で…
とばっちりも含め、ひと死にすぎ…。
なんとなく犯人の目星をつけられた理由は
・イヤホンをしきりに触る仕草
・アリバイが完璧すぎ(わざとらしい)
・弟犯人説が出てきた時の残りのページ数(←
でも、旧館と時計塔の仕組みには気づけず…
最後のあの劇的な展開に驚きを隠せませんでした。
上巻 P83-84
“どんな人間も、どこかに狂気のポテンシャリティを持っている”
やっぱりいちばん恐いのは、生きた人間そのもの。
本編のことはとりあえずおいといて、、、
純喫茶<A>の老店主、
ちょい役ですがいいキャラしてますね。笑
モデルの鮎川さんは甘党だったんでしょうか。
営業中に窓際の席でひとり
黙々と巨大なチョコレートパフェを食べ、
その次はカウンター席でフルーツパフェ…
どんだけパフェ食べるんw 女子かww
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
これはすごい!!
随所随所に散りばめられた伏線が
最後に一気に回収されていくのが
本当にすごい!!
文章中の登場人物の動きや言葉に
注目して読み進めると
最後に全てが一気に回収されて
不思議だった言動に説明がつくから
とってもスッキリする。
これはたしかに帯の煽り通りの良作!!
迷ってる方にはぜひ読んで欲しい。
時計館だからこそのトリックだった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
犯人は思った通りだったけれど、トリックは予想外でした。確かに思えばトリックに思い至るような記述がいくつも。面白かったです。でもやっぱり十角館のようなインパクトを求めてしまうなぁ
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
【あらすじ】
館に閉じ込められた江南たちを襲う、仮面の殺人者の恐怖。館内で惨劇が続く一方、館外では推理作家・鹿谷門実が、時計館主人の遺した「沈黙の女神」の詩の謎を追う。悪夢の三日間の後、生き残るのは誰か?凄絶な連続殺人の果てに待ち受ける、驚愕と感動の最終章!第45回日本推理作家協会賞に輝く名作。
【感想】
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
おもしろかった!
表向きの犯人は自分も思いついたけれど、
結局真犯人には到達出来なかった。
作中の時間の記述が12時制だったので、
午前と午後を誤認するトリックがあるのではないかと内心思っていたら、まさかの展開だった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
すごい面白かった!綾辻先生ありがとう!
下巻に入りホラー小説か?と思うほどおどろおどろしい雰囲気で、そっちはだめだー!とかうしろうしろ!とかそういう読み方をしてしまった。あと館主の狂気もいい。僕らは時に囚われて生きている。
トリックの方も満足!一つ一つの謎が明らかになっていく様から、カチッカチッと音をたてながら頂へと進んでいく時計を連想した。クライマックスのシーンはそのイメージと物語が同調して……!その感覚がすごい好きだったなぁ。
まぁもちろん、犯人の意外性とかミステリマニア様にとっては物足りないのかもしれない。個人的にはこの作品はそもそもフーダニットを期待すべき話ではないと思っている。作品の造りからして、ある程度ミステリ読んでる人なら「誰が」くらいは察せて当たり前。ハウダニットの衝撃を丹念に味わう方が幸せになれると思う。
恐怖感とカタルシスはこれまでのシリーズで一番だったから一番好き!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
下巻。
少しずつずれていた部分がラストの推理でピタッとはまるのは何度読んでも快感。とても作りこまれた作品だと思います。
犯人は無関係の人間まで巻き添えにして、本当にそれでよかったのかと悲しくなりました。そして由季弥は本当に狂っていたのだろうか…。
江南君はよくがんばりました!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
王道的でいいね(・ω・)なんとなく犯人やトリックは読めてたけど、過去との繋がりのあたりはなるほどなぁと思った(・ω・)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
十角館の次にこれが好きかなー。
下巻は一気読み。
「時計館」という名前にふさわしい内容だったと思います。
しかし、これはシリーズものなので、いろんな館が建っている場所にも、今後何か意味が出てくるのかなーとか勘ぐり始めた私……。