紙の本
ポカポカする!
2019/01/28 21:34
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投稿者:牡蠣太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
疲れた時、一息つきたい時、この本を読みます。時雨沢さんの文と黒星さんの絵のマッチが最高。キノとはまた違った味わいがあるので是非。心が癒されるお気に入りです。まんてん。
紙の本
心のどこかに残るものがあるのなら
2011/12/15 02:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aokaze - この投稿者のレビュー一覧を見る
短い文と絵で構成されているこの本。
せっせと読み進めてしまえば、終わるのはそう時間がかかれないと思います。
しかし、小話のいくつかに、すっと引き込まれてしまうのがこの本の魅力。
きっと何かしらの心地を心に染み込ませてくれる本でしょう。
紙の本
絵を楽しみたい人に
2010/02/25 22:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵本なので絵を楽しめば良いと思う。絵は水彩画の優しい絵。文章は「キノの旅」の扉のショートストーリーが続いている感じと思えば間違いない。
大人=お金がある人、という解釈のもとに作られた絵本。やはりリアルの本屋さんは必要だな、と思いました。
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上質な水彩絵本、のような。
相も変わらず皮肉にうまい。
特に好き:「ばけもの」「くすりはひとつ」「ぶき」「みため」
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キノやアリソンでおなじみコンビがMW初の一般レーベルに
あたる「メディアワークス文庫」より発売された
絵本的1冊。
オールカラー・絵本という体裁を考えるとこのお値段は
破格と言ってもいいです。
他社などはもっと読みにくい紙・もっと高価な場合が大半。
黒星先生絵が大好きな私には文句なしの1冊でした。
もともと長編より短編が好きなこともあり、
詩のような物語のような「掌編」は短いながらも密度を感じるものでしたね。
あとこの手の「絵本」に多い真っ白のページとかやたらに使った
効果も比較的少ないです。
ひとつ気になったのは、「あとがき」…どれかがあとがき?
全部があとがき?何せ1編があとがき程度の長さ。
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ほのぼのした絵柄に、ちょっと毒のある文章。
キノの旅でおなじみ(作家×イラスト)のゴールデンコンビが描くオムニバス的な絵本。
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確かに、お茶が運ばれてくるまでに読み終えることができそうです。「さくせす」「たびびと」「けいけん」が印象に残りました。イラストの色合いがとても美しいので、画集や絵本と思って眺めてみるとより楽しめるかもしれませんね。
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誰もが当然のように知っているはずの心うちを素敵な話にしたもの。知らないとか気づかないってのは鈍感なのだろう。「ばけもの」とかはかなりよい。
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絵本のようなものとは知らず購入。
この薄さでこの値段か!とも思ったけれど、フルカラーならしょうがない。
短いけれど時雨沢テイスト(良い話も皮肉な話も)がぎっしり濃縮されてます。
キノの旅を読んだことのない人にもオススメ。
イラストを描いている黒星さんはこういう絵もいけるんだと尊敬。
あっという間に読み終わってしまうけれど、ふと思い出したときにまた読みたくなってしまう。
絵が素敵なのでプレゼントにもいいかも。
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挿絵が可愛い。
お茶が運ばれてくる前にあっという間に読める。
私にとっての『心動く掌編』ではなかったけれど
あえて好きなの選ぶとすれば「かべ」かしら。
やっぱり自分の置かれている境遇と何かしらリンクするものが
なければなかなか心動かない。
もう少し時間を置いて読み返すつもり。
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察するに、他の作品からの抜粋のようですが・・・心の折れそうな部分があり、残念ながらそこだけがいつまでも頭に残ってしまいました。
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(20100131:読了)
絵本みたい。水彩画が綺麗。サラっと読めます。
たまにはっとする言葉もあったけど、目新しさはあまり無かったかな、と思います。
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“あなたは今、どこにいますか?
あなたは今、どこにいると思っていますか?”
心にすうっと染みていく超短編集。
オールカラーで黒星さんのイラストが見れるのが嬉しい。
どれもいい話だったけど、やっぱりちょっと物足りないと思ってしまう。
値段が値段なだけに。
“人生の壁を目の前にすると――
ほとんどの人が、その高さに尻込みしてしまいます。
「こんなのを乗り越えるのは、無理だ」と。
壁の向こうへ行けた人は、皆知っています。
それを――、乗り越える必要はなかったことを。
それは――、ぶち破ればいいものだということを。
それが――、どれほどの薄さだったのかということを。”
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キノの旅を以前読んでいたこともあって、時雨沢恵一さんのお話だからと購入。
お気に入りのドリンクを注文して、そのドリンクが届くまでの間に読めちゃうお話たち。
独特の色使いの絵と少なくてもじわ~っとココロにしみるような文章。
一気に読んでしまいたい気持ちはありますが、
残りはカフェから出て公園のベンチに座って、ゆっくりゆっくり楽しみたい1冊です。
「みため」「りゆう」「かべ」が特に印象に残りました。
文句なしの星5つ!
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本の最初にも書かれている通り、さくっと読める話ばかりでした。
けれど内容は、改めて気づかされるものだったり
ちょっと笑みがこぼれてしまうものだったり、哀しくなったり……
いろいろ詰まっていて、読み終わったあとにちょっと考えてしまいました。
何処か詩的な話もあって、リズムが綺麗でした。
この本=世界と言ってもいいくらい、
嬉しいや哀しい、理不尽や不条理、親切や切なさが
これには織り込まれていると思います。
黒星さんのイラストはあたたかいタッチで
文庫ではなくて絵本を読んでいるかのようでした。