電子書籍
財閥当主の遺言状の謎
2017/05/02 16:16
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投稿者:かんけつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
”箱を解き 石を解き 面を解け よきものがまっている” 一代の財閥当主仮面の遺言らしきもの。雰囲気は似ても似つかないがカーの「火刑法廷」的ミステリーかも。「[映]アムリタ」同様にきわめて読みやすい。
紙の本
ひっくり返すために積み重ねる
2010/04/25 20:24
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
曾祖父の残した遺言をひ孫たちが解こうとするお話。普通の話だなと思わせておいて、最終盤でひっくり返す構成は前作と同じだけれど、前作ほど強烈ではない。
途中いくつか疑問に思うポイントがあると思うけれど、最後の最後で解決が与えられる。でも、こういう構成は前半のストーリーの価値が相対的に下がるから、それまで積み上げて来たものって何だったんだろう、と思う時もある気がする。これで、転換した先のストーリーが次にあるというなら、また話は別なのだけれど、そんなこともなさそうですしね。
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一代で財閥を築いた男の遺言を、曾孫たちが解くお話。箱、石、仮面。みっつのキーワードを追いながら、従姉妹の美女と謎の女子中学生に振り回される様は楽しかった。ただ、謎解きがなあ。いろいろもったいなく思わなくもない。連想したのは「封印再度」。
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待ち望んでいた野崎先生の作品というのもありますが、最後の展開が「映 アムリタ」とおなじく、スッキリしていて良かったと思います。確かにこのアニメは見たいです。
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ミステリー小説かな?
アムリタに比べるとインパクトは薄いですが
ちゃんとオチがあります。
でもあまり必要性を感じなかったような……
個人的なオススメは熊さん、もっと出番が欲しかったです。
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素材は悪くないと思うけれども、文章に色気がない。全体的に淡々としていて、キャラクター小説でありながら、キャラクターについての書き込みが足りていない印象を受けた。アニメなり、動画にすればおもしろくなると思う。
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なんか面白い本がよみたかった
ビジネス書から離れた小説が
古代史小説かファンタジーノベルあたりで探していた
森博嗣や西尾維新が好きな人にもオススメかも
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ミステリーだったんで買ってみた本ですが、ミステリー的な要素はあまりないです。かつての財閥始祖が遺した遺言、曰くありげな箱、石、そしてお面。それらしい要素は登場するも、いかんせん遺言そのものに手がかりがなさすぎで、一応解答らしい謎解きはあるものの、それとて推測の域を出てない感じでした。
もう一つ何を書きたいのか主題の見えない本でした。
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作品の途中までは、多少クセはあるものの、十分に楽しむことができた。しかし、最後のオチについてはあまりに解せない点が多い。
というのも主人公がどういう思考の持ち主で、その上でどうやって生きているかの背景については理解できるものの、最後の行動に如何ような意味があるのか、その点については文中の理由だけでは少し弱い。
最後にどんでん返しとして用意している以上、その点についてはさらに練り込む必要があったのではなかろうか。前著同様、後半の粗さが目立つ。
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ライトノベル感覚の変則ミステリとして結構面白く
読めました。登場人物...特に女性キャラはまんま
ラノベに出てきそうなキャラで、ややうんざりしますが、
主人公の底知れない寂しさ、人間として欠陥ありまくりの
設定は意外と好きです。
一代で築き、崩壊した財閥当主の残した謎の遺言。
これを巡って主人公である大学院生がクールに謎をといて
いく訳ですが...その謎にもラストにさらなる真相が隠れている...。
ってな感じのストーリーですが、その真相をどこまで
許容して飲み込めるかで、印象がガラリと変わってくるかなー。
途中のあからさまな伏線が引っかかっていたので
ある程度予測はしてましたが...。
ただ、ありきたりの伝奇ものにしなかった事や
時代背景も現代ってところは好感持てます。
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10.05.25読了。
展開が途中で読めてしまったのが残念。伏線が太すぎて伏線になってなかったです…バレバレだよ…。
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表紙買いしたんだけど、結構おもしろかった。
非現実的な要素はないのかと思ってたけど、そんなことはなかったな。
一応、それについては伏線もあったけど(気づいたけど上の理由からスルーしてた)、予想外だった。
水面が真面のことを好いてる描写があって、真面もそれについて考える場面があったけど、結局なにもないまま終わったな。
水面みたいな妹が欲しいw
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前作同様ミステリ仕立て、登場人物たちの軽妙なやりとりが愉しい。謎解きは至ってシンプルで、ラストのサプライズもいくつも前例があるようなものだが、そこへと至る過程や見せ方がひねくれていて興味深い。今後にも期待大。
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ライトノベルとしては、硬派なイメージかな。最後の部分の落ちで無理やり探偵を出した感じがあったけと、基本的には安心して楽しく読める小説です。
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書店のポップに「ラノベと見せかけて、実は革新的ミステリー」とあったけど、ラノベでした。ミステリーだけど、ファンタジーでした。お面の女、妖しいのはすぐわかるっしょ。