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リストラ候補の中年サラリーマンが、廃部寸前の大学応援団に出向!って設定が現実にはあり得ないんだけど、いちいち何故か泣けてくるオヤジ小説。
「組織とは」とか「男とは」とか、会社内で言い出したら絶対若手には嫌われる。だからゆえに、重松小説は中年サラリーマンにはストレス解消の清涼剤のような作品だ。「学ランの襟が高いのは、うつむかないようにするためだ」って、スゴい名言だ。
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出身校の応援団が廃部になりそうで、奥の手を使った社長!
部下を社会人枠で受験させ、応援団に入部させる。
まあ、なんともワンマンです。
それでも、頑張る課長・大介。
待望の入部希望者も入りますが、これまた一癖も二癖もあるメンツ!
どうなることでしょう……
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笑あり涙ありで一気に読んだ。
登場人物がいきいきしている。
昔、応援団員の上級生と下級生の会話を思い出して、(上級生はぼそぼそ、下級生は「押忍!」として言ってない)意味がわかりました。
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テレビドラマを見て、原作を読みました。応援団あるある満載。
愛すべき登場人物たちと、いつまでも一緒にいたくなる作品です。下巻が楽しみ。
ドラマも原作のイメージ通りで素晴らしい出来映えだと思います!
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重松清、ドラマ化。外れはなうだろうと思い購入。
読めは「ドラマ面白くないー」だって。で、原作は・・・
面白いです!続きは下巻。
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いつも通りドラマは見ないので今回も活字版を貫いてますが・・・
大介という人物が、父として中間管理職としてそして一人の男として経てきた人生の中で思う様々な心の動きが結構沁みてきます。
周りのキャラも個性的で後半期待です。
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流星ワゴンの作者と言うことで読み進めたが、応援団への愛にあふれ下巻、東京駅での見送りには涙が出た。やっぱり人間讃歌だと思う。
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重松氏独特のタッチ。中年男性の記述にうなずくこと多し。それにしても、中年男性が大学に入りなおして、応援団の団長とは、設定がおもしろい。
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アナクロ応援団というシチュエーションでわかるように、基本ドタバタ喜劇です。
しかし上手いというかズルイですよね、重松さん。そんな事あり得んよと思いながらもグイグイ引き込まれ、手口は重々承知なのですが、それでも笑わされたり、泣かされたり、見事に手玉に取られてしまいます。
一生懸命さが心地よい小説です。
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東野さんが重かったので、
重松清さんにて休憩を。
会社の図書コーナーより。
取り急ぎ上巻、読了。
応援の強さよ。合宿中のOBたちの応援には感動した。
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面白かった!
非現実的な設定にもかかわらず、最後はほろりとくるヒューマンストーリ
オヤジ世代の応援歌です。
上巻では
主人公は藤巻大介45歳、総務課長。
団員ゼロの廃部寸前の団を救うため、応援団OBのワンマン社長が大介に下した辞令が「あすなろ大学応援団」への出向。
脅され涙されながら、その辞令を受け入れます。
応援団OBの山下と斎藤にどやされながら指導を受けて、一人で応援団を再興していきます。
チアリーダの玲奈、吹奏楽部指揮者の善彦。
さらに新人として応援団に入ってきた健太、
娘の彼氏の根性をたたきなおそうと無理やり誘った翔、応援団責任教員となったフェミニストの原センセイ、
原センセイの教え子の沙耶
なんとか形になっていきます。
そこにケイガクの応援団との確執とドンパチでハチャメチャな展開へ。
さらにはOB含めた地獄の合宿。
そんな中、スジとは何か?
応援とは何なのか?
といったことがさまざまエピソードから語られていきます。
合宿でのOB達の応援はめちゃくちゃながらも感動しました。言葉ではなく行動でヒシヒシと伝わってきました。
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ただただ厳しいだけだと思っていた「団」と言う世界はかけがえのない友や家族のような存在を得られる場所だった。
荒川先輩結構いいこと言うんだよな