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見立て殺人
2020/06/11 22:59
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投稿者:あれこれ - この投稿者のレビュー一覧を見る
分かりにくい見立て殺人なので、中盤までなにを見立てているのかわからなかったけど、わかると、また、お遍路かといった感じでした。
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東京で大学教授、大阪でホームレス、京都でクラブのママが相次いで殺害された。何の繋がりも無いように見える被害者ではあるが、何かを暗示させる奇妙なものが発見され事態は急展開を見せるのだが果たして・・・
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関連性がなさそうな3つの殺人事件。被害者の持ち物には、それぞれ「第1番」「第2番」「第3番」と書いた紙があった。3件の殺人事件の犯人は誰なのか?共通点は?
≪以下ネタバレ含む≫
西村京太郎は食わず嫌いだったので初見だったが、なるほど特に面白いとも思わなかった。
京都で殺害されたクラブのママのところで金剛杖があるという描写があり、そこで直ぐにお遍路に関係した事件だと分かる。
犯人は最後の最後まで存在を明らかにされないので、直ぐに犯人が分かるわけではないが、意外性もなく淡々と物語が進んでいく。
人物描写も少なく登場人物に感情移入出来る訳でもない。
文体は句読点が多く私の好みではない。最初、慣れるまでは読み辛かった。
トータルして、暇を持て余した時に読む分には良いと思う。
他の作品は面白いのだろうか?他もこんな感じだったら特に読もうとは思えないな。
ミステリーの読書量を増やすためには読んでもいいかも知れない。