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「貴族探偵」シリーズの次に、銘探偵メルカトル鮎を読もうとして、第1作の長編ではなく、こっちから読んでしまった私です(汗)でも、この傍若無人ぶり、好きです。後に「翼ある闇」から読み始め、またここに帰って来ようと思います。
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79点:あれはあくまでも君の短編、フィクションの話だからね
全然正しくはない、嘘は言わないが悪魔的に振る舞う探偵とへたれな作家。正しくなさを面白がれるかは人により分かれるが、そもそもミステリなんてものを読もうとする人には絶対面白い!
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なんと後味の悪いミステリ短編集なのか。ただ、これこそメルカトル鮎の真骨頂とも言える。これもまたアンチ・ミステリの一型なのだろう。
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悪徳探偵とヘタレなワトソン役が事件に挑む。この探偵は悪と対峙する正義漢とは無縁の人物(というより悪)なので、探偵役らしくない考え方や行動を取るのが面白い。
事件はラストでひっくり返り混乱の幕引き。ミステリの世界観を破壊するようなロジックと結末。
事件の解決は二の次。
読了後の後味の悪さがこの作者の魅力です。読んでニヤリとするか、唖然とするか、ちなみに殆どの事件は解決しません。
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天才で傲慢な探偵メルカトルが難解な事件を解決していく短編集。人物描写の際、服装に注力しているのが印象的。
※以下ネタバレ注意※
事件を解決するといっても根本的な解決ではなく、この可能性は無くなった、であったり、こうかもしれないね、という具合で事件が終了するので結局は犯人が見つからない。また、助手はぼんくらと言う設定だが、それにしてはメルカトルに対してタメ口だし、強気に出ることがままあったことも少し違和感。こういう探偵ものが好きな人もいるだろうが、私はノーサンキュー。ただし、宗教の回に関しては先に犯人になりうる人物の行動を描写する試みは面白いと思った。
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'23年6月20日、Amazon audibleで、聴き終えました。「メルカトル鮎」シリーズ、二作目。
先に聴き始めた「夏と冬の~」は、ダメで中断しましたが…これは(゜o゜;なんと凄い!ドハマり、しました!僕の常識を、根本からぶっ壊してくれました!もう、ズダボロですಥ‿ಥ
でも…(☞^o^) ☞なんだか、笑いまくってしまいました!これは、語れない!是非、体験してみてください!恐らく、8〜9割のミステリ好きな方が、壁に投げつけるのでは?ハハハ(ᗒᗩᗕ)
最後の「密室荘」で、顎が外れました(╯°□°)╯︵ ┻━┻
個人的に一番好きなのは…「九州旅行」です。
「夏と冬〜」は、全くダメ…だったけど、やはり最後まで、聴いてみようかな?迷う…人生の、残された時間が…
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短編集が肌に合わないのか、作風なのか。
「収束」は非常に楽しく読ませて貰いましたが…という感じで、ただ常識破り型破りという点では面白い短編集だと思います。
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本格ミステリーに「問題作」の要素を加えた短編集。短編のクオリティはどれも高く、メルカトル鮎の、記憶よりもロジック優先、の精神に「メルカトル鮎は最高で最低な銘探偵だな。」という探偵像が芽生えた。
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メルカトルシリーズの短編を初体験。
なんだこれ?となりました。
私の理解力が足りなく、言外を読み切れなかったり…こんなのありなの?となったり。
さすが麻耶さん^^;
でも最後まで読んでメルカトルはそういう探偵なのだと再認識しました。
個人的にこのシリーズは長編の方が好きかなぁ…