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総理と息子に起こった非常事態。
最初はコメディと思いきや、途中から話はミステリアスな展開へ。
あり得なさそうで、やっぱりあり得なさそう。
あったら怖いな。
そんな作品です。
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初めはくだらない話なのかと思っていたら、読み進めると熱い男たちの話で後半は一気に読了。これぞエンタメ小説って感じ。20130620
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最後格好良すぎたーー!!
メモ__〆(._.)
「ここは予算委員会だろうが」
には激しく同意。
いかに相手の足元をすくって自分の立場を良くみせるか
ではなく
どうしたら日本は良くなるか
を考えてほしい。
政党の目標であるとか実績で勝負する組織であってほしい。
揚げ足取りとかほんと情けないと思わないのかしら。
企業もしかりで、
出世がうまい人ほど・・・。
口ではなんとでも言えるけど、
飲み会だったり、自分がピンチのときに本音が丸見え。
ちっちゃいわー、って思うし、コイツの下で働いてんのかと思うとガックリ。
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池井戸氏ってこういうコミカルな感じでも書くんだ。と前半はただの面白小説だと割り切って読み進んだ。そのベースが最後まで残るが、途中からは池井戸氏の持つこの国の政治に対する批判や皮肉が色をなして見えてくる。「空飛ぶタイヤ」のように迫り来るものはないけれど、池井戸氏の小説の芯をなすものはある。
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後半で池井戸さんらしい世界観は垣間見えるものの、構えて読むと物足りなさを感じる一冊。
今までとは少し違うスタンス、何となく肩の力を脱いて読む分にはお勧め。
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『嘘で固めた政治の世界のどこに、この人たちが求める真実があるのか。よりどころがあるか。そんな国政で果たして本物の未来を切り拓くことができるのか。』
総理大臣の泰山と息子の翔が入れ替わる。終末医療の現場を目にした泰山は思案する。
私は嘘の是非よりも対応力を高めたい。
民王と民生。何もないな〜♪誰もいないな〜♪(*イージューライダー/奥田民生)これは誰もいなくなる。。。
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人の幸せのために何ができるか。
世の中のために、今の自分はどうすべきなのか。
人間としての己のあり方について
考えさせられた。
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硬派な社会派作家のイメージが強い著者だが、本作は政治家を揶揄したエンターテインメント。ややありきたりな設定は拍子抜けだが、漢字が読めない場面から加速度的に愉快なお話になる。理想的すぎるきらいはあるが、小気味よい清涼感と明日への希望も与えてくれる。
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フィクションの政治家だけれど、どこかリアルな感じを否定できないところにどっぷりハマる。
今、必要なのはこんなあべこべ総理なのかもしれない。漢字が読めなくても、目先の支持率と金本位で動かない、熱い政治家が現れないものか。それこそが、若者の政治離れの打開策になるのではと感じさせる一冊でした。
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今までの池井戸さんのスタイルとは、一味違う新しい切り口で書かれた作品。個人的には、非現実的な話が多くて、池井戸さんの本として期待すると少しがっかりするかも!個人的には俺たちバブル入行組が池井戸スタイルの典型であって、私はオススメ
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最近、本を読むスピードが落ちてるけど、あまり読みたい本も無くて丁度良いって感じだったのだけど、それでも読む本切らしてしまって、新刊の中で面白そうかなと思ったこの本を買って帰る。
お話の前半、麻生政権をダシにしたお決まりの政治への揶揄や、脳波がジャックされ父子が入れ替るという荒唐無稽な設定に、ありきたりな描写が重なり、ちょっと、どうかなぁっていう感じ。
我慢して読み進めた後半、漸く作者の意図が見え始め、ドタバタとした雰囲気は続くものの、若者の持つ素直な青春の志を称えながら、この国の政治や国民やマスコミに対する思いの丈も語られて、多少青臭いという感じもするけれど、まあまあ適当なところで前半の減点を帳消しにした感じ。
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「民王」
夢かうつつか、新手のテロか?
「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ! 」とは、人間的にTOO BADな政治家、大臣、マスコミ、大学生にこそ相応しい褒め言葉だろう。
ある日、総理と息子が入れ替わってしまう。何故入れ替わってしまったのか。その謎を追うには、どうも親子の関係は相応しいと思えない。
なぜなら、総理は、昔本気で日本を変えようとしていたらしいが、今ではすっかり女たらし。一方、息子は息子で、だらしの無いぐーたら。そんな彼等がお互いを好きであるはずもなく、全くどうしたものだろうか、と思えるから。
入れ替わったことで、互いに何を考えていたのかをようやく理解する2人。父は息子の意外な決意を知り、息子は父の仕事の難しさを知る。まさに、親子の物語だ。しかし、それより印象的なのは、ダメな政治家とダメな息子をコミカルに描くことで、現代を皮肉る池井戸氏の作風です。企業を中心とした作品が多いように感じていた中、登場したのはコメディタッチで題材は現世。となれば、読むしかない。それくらい気になりました。
そして読んでみると、ダメな人間達を皮肉っている、これから感じるのは「あぁ、これが人間なんだな」と。正直、互いを理解し、関係が改善され、ひとりは昔の気持ちを取り戻したり、ひとりは自分であることの貴重さをようやく理解したりするのは、体の入れ替わりという設定からすれば、十分考えられるもの。しかも、彼らには共感する部分が少ないだけに、ともすれば退屈に終わりがち。
しかし、そうならないのはなんと言っても、皮肉が効いているから。誰もがあの人をモデルにしているなと分かる登場人物を、情けなさ無くコミカルに、しかしながら的を得ている表現で描き切られたら、もうあぁ人間なんだなと、こんなもんだなと笑うしかない。
時期的にタイムリーであったことも可笑しさをより一層増加させます。タイムリーな時期に書くのは、いち国民として池井戸氏は、何か思う所があったかも知れない。それを政治家や学生、マスコミの皮肉られた部分は、気づいているだろうか。
いや、そんなことは無い。だからこそ彼らはいつの時代も皮肉くられ続けている。あぁ、これが人間なんだな。
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アメリカで開発された新兵器で総理大臣とその息子が入れ替わるというお話。馬鹿息子だからこその核心を突いた政治へのコメントが小気味良い。
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この人はこんなにつまらん本を書く人だったのか?
人が入れ替わっちゃうっのって、僕が子供の頃の映画「転校生」と何か違うのか?(ちなみに原作本は、山中恒「おれがあいつであいつがおれで」です)
あっちの方がよっぽど面白いわ。
ということで投げ出しました。
最近こらえ性がない。
けど皆さんのレビューを見ると、これは異質な部類みたいですね。
最後まで読めなくてすみません。
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面白かった。これまでの池井戸さんとは作風が違うように感じたけど、読んでよかった。
時代に寄り添った場面が多々あり、吹き出してしまうことも多い中、最後には真剣に世の中のことを考え、政治に関心を持てる展開に感心しました。
綺麗事かもしれないけど、大事なことってそういうことなんだと思います。
若い人や選挙の時に投票に行かない人には是非、参院選前に読んで欲しい。