最高の感動がここにあります
2003/04/02 12:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魔法戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
友達にすすめられて読みました。最初は、登場人物のほとんどを好きになれませんでした。しかも、途中で話のつながりがまったくわからなくなりました。それでも読みすすめていくと、それまでの登場人物の行動やせりふの一つ一つに隠された心情や運命の皮肉が見えてきました。気がつくと私は物語の中にすっかり引き込まれていました。このときに私は作者が前半に仕掛けた伏線の見事さに驚きました。最後まで読み終わるとすぐに私は再び最初から読みはじめました。このときにこの物語の本当のすごさがわかりました。登場人物の一つ一つのせりふや行動が一度目とはまったく違った意味を持って私の心に入ってきました。この本のなかには私のつたない文章力ではとても表現できない感動があります。もしあなたが私が書いたこの文章を読んでいるのならそれはとても幸運なことです。すぐにこの本を買い読みましょう。
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ミステリ慣れしている人間からすると「仕掛け」は割と露骨で容易に見破れる。それを差っ引いても「面白い」し「泣ける」。一気通読したのは久しぶりだ。話に引き込む構成力、文章力は充分にあった。早めにネタばらしをしているのが、却って話に深みを増している。
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これなくして貴子潤一郎先生は語れない、そんな一冊。巧みなトリックを用いた文章構成の中で不器用な男の愛と友情を描き出している。
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久しぶりの金賞受賞作で、友人勧めもあってかなり期待して読んだものの、期待が強すぎたのか感想としてはイマイチ。
リングテイル級の肩透かしを食らった思いがした。
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若き騎士フレイルと片腕の男ハキュリー。二人の出会いは女神のもたらした運命だったのか……。幼なじみとの淡い恋と別れ、騎士の誇りと友情、夢と絶望そして打算と裏切りが絡み合う珠玉のハイ・ファンタジー!
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なんで、この本借りたんやろ?
記憶がないということはどこかで思いついて登録したに違いない。きっとタイムトラベル関係だろう。
面白そうなんだろうが、表紙などを見ると美少女アニメ系で、読むのが恥ずかしい気分。パスだな。読まずに返却。
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途中で構造に気付き、はじめのページに戻った。解説にある編集者のように読むたびに泣くということはなかったが、よくできた物語だと思う。
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珍しいファンタジーミステリー。
ある仕掛けはけっこう早々と見破れるけど、それ抜きでもなかなか面白かった。
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眠っている間、彼女たちは何をしているのだろう。
身体を貸している状態だから、何の意識もないのかな。
意識だけ別の世界に行ってたりするのかな。
それもすべて依代とされて、完全に消えてしまっているのだろうか。
そうなればもう心構えもなにもあったものじゃない。
見た目はただの眠り病なんですけどね。
でも実際奇跡は起こってる、そうなると眠り病と片づけることもできない。
性悪女が性悪女であらねばならない理由はどういうものなのだろう。
エネルギー不足なのかな。
戦争起っちゃってるし、これでは依代も浮かばれない。
次代騎士がどう動くか。
国そのものを変えられる力がありますからね。
ただ傍を離れず過ごすのか、国を変えるために動くのか。