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投稿者:ふわふわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
思わず笑ってしまうことしばしば。さすがおせいさん、こんな内容を書かせてもなぜか下品になりません。それに他の分野でのご活躍を考えると度胸があるなあと...ただ個人的には『春蛸...』のようにストーリー形式の方が引き込まれます。それに、あまり女はああだ、こうだ、と言われると、みんながみんなそうではない気がします。男性諸君ご安心を。
こんな話ができる友人が欲しかった!
2020/07/19 11:45
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投稿者:夏凪 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お聖さんとカモカのおっちゃんが居酒屋で呑みながら話しているのを一緒に聞いているような、親しみのある文体で書かれた読みやすく楽しい一冊でした。
表題に惹かれて購入した私は「女は太ももで勝負なさい」という内容なのかしらと思っていましたが全然違い、女性と男性それぞれの視点ではどんなふうに見て考えているのか、その違いがとても面白い。
同性同士といえどもなかなか口にはできず、でも誰かに聞いてみたいと思っていたことを、この本の中でお聖さんがほとんど答えてくれました。
生きている内にこんな話ができる友人が一人いれば面白いだろうなと思っていましたが、それは田辺聖子だったのかもしれません。
そして、この一冊のおかげですっかりカモカのおっちゃんのファンになってしまいました。
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いやまったく男のことをわかってない。
わかってないが、好き勝手に男の気持ちを推察して分析しては呆れているのは面白い。
ほうほうこういう風に見えることもあるか、と。
最近は少女漫画やドラマのおかげか、男ってのがどういうものかそれなりに知っている人が増えたように思う。
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一冊まるごと性について、田辺さんのフィルターを通した男性目線、女性目線で書かれたエッセイ。
カラリとした視点、文章なのでタブー!?なテーマもさっぱり楽しく読めるのですが、如何せん、一冊同じようなテーマなので、単調なリズムに感じられてしまったことが、田辺さんの文章が好きなだけに残念でした。
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おもしろい!
田辺さんのエッセイを読むのは初めてだったけど、すばらしいと思った。
下の話を笑い話にするには、教養がないとあんな風にきれいにはおさまらないなあ。
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性にまつわるエッセイ。
男って・・・女って・・・と語られる話はなかなか視点が鋭くておもしろかった。
とはいっても昔に書かれたものなので、
今はもっとオープンだなーとか思うところもあるのだけれど。
下ネタなんだけど、さっぱりしててくどくないところがいい。
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田辺聖子さんの本は小説もエッセイもすきだけど、この本は
私にはダメだった。いわゆる「シモネタ」もので。
きっと聖子さん曰く「女性も性をこのくらいあっけらかんと
語るべき。そのくらいのユーモアは持った方がいい」という
ところだろうな、とは思うのだけど。
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【オトコの見当はずれ、オンナの欲望!】ここまで赤裸々!? 男女のエロ話は深くてあったかくて為になる。名物連載15年分から選りすぐった笑いと興奮のベストエッセイ。
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面白い!とにかくエロな内容がここまでエロでなく描けるのは素晴らしい。時代が違えど、古さを感じさせないエッセイ
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お聖さんが週刊文春で連載したなかから傑作をまとめたアンソロジー。お聖さんのご母堂が苦言を呈したほど、ちょっとエッチな感じが売りのエッセイだったみたい。ま、確かにそんな感じ。でも、おじさんが読んでちょっとエロ心くすぐられる感じのもの。決して女性が書いているからといって女性も楽しめる感じでもないかなと思う。お聖さんは楽しく書いていたのかなあ。
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あちら方面の話題を下品ではなく、あるある!と思わせるエッセイ集。男性が読むことの多い週刊誌に掲載されていたとは。男性はじっくり読んでみてほしい。
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「嘘つき男と泣き虫女」って本は、同じような内容でありながら途中から面白くなくなってくるような退屈な本でしたが、田辺聖子さんのこのエッセイは、下ネタいっぱいで最後まで猛スピードで楽しむことができました。
せっかちな男性諸氏には、まったくこちらの作品のほうが向いているように思います。ところどころ、ワタシもこんなだろうな…と恥ずかしい思いをしながらの読書でしたが。異性の心もようもかなりうかがえる作品でした。
学生の頃、佐藤愛子さんの「坊主の花かんざし」という作品を、たぶん?リアルタイムで読んだように思います。どんな作品だったか、どんな作風だったかは忘れてしまいましたが、本の中に彼女の名前が出てきて、懐かしかったです。
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初めて読む作家さんですけれども、割と楽しめたのでした…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
僕と違って著者は教養がありますから…たまに著者のおっしゃっていることが分からなくなることもありましたがまあ、大阪弁の語り口が心地よく、最後まで楽しめたのでした…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
カモカのおっちゃんの存在感が良いですね! のちに結婚するんでしたっけ? 事実婚と言う形を取ったみたいですけれども…。
まあ、そんな感じで割合楽しめたんですけれども、このエッセイは誰に向けたエッセイなんでしょう? 女性なのかな? 週刊文春って僕はあまり週刊誌を読まないので詳しくは知らないのですけれども、男性も手に取ることのあるものなんじゃないのか?? ということは男性も、当時はこれを読んでいたのか……。
みたいなことに思い当っても別段言うことはなくまあ、これにて…さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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久々の移動中の友として本書を読みました。下ネタだけど軽やか。天婦羅を揚げているとの解説は、言い得て妙。論語をいらってる(大阪弁使ってみたけど、違うかも)ところもユーモラスでなんか心地よかった。読了して、1970年代のエッセイと知り、半世紀前かと驚いた。もう半世紀経っても、面白さは変わらなさそうです。
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「おとこのいじらしさ」の目線が絶妙。
全体的にこれでもか、のシモネタ。妙齢な乙女には・・
でも、流石「人生廻り燈籠」のかもかのおっちゃんのかたりなんて、うなる話!熱燗一本!
「四畳半判決について」の熱い語りもなかなか。"互いににっこり笑いしが"は確かに可愛らしいと同感します。
概して、終わりの方が奥深かったので、最後まで読んで、なんぼです。
解説の酒井順子さんが上手にお聖さんのシモネタ料理の解説したはります。