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群れを好まない蛭子さん。
それはテレビを見ていてもよくわかる。
けれど、あれだけテレビに出られるというのは、かなり気配りをして、敵を作らないようにしているに違いない。
本人にはその気は無くても、自然体でそのようにできてしまうところがすごい。
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私も相当な内向的な性格なので、蛭子氏の数々のエピソードは共感できること多数です。
周りを見るとコミュニケーションも達者で人気を集めている方ばかりで、私は引け目すら感じていたのですが、あまり気張ることもなく、自然体に行く生き方もよいのかな、と思いました。
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私も内向的な性格なので、共感するとこが多く、読んで救われる気持ちになる部分もたくさんありました。
自分をよく見つめる時間を小さい頃から持っていた方なのかもしれないなあと思ったり。人と比べず、自分の好きなこと、心地よいことを追求するという姿勢は、いいなあと思う人、多いと思います。
蛭子さんに言われたくないよーと思うこともチラホラありつつ、全体的にはなかなかよい本でした。
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とかく「強さ」を強調するのが「美しい」とされる時代だからこそ、この本の内容が輝いているのだと思う。人それぞれの考えや捉え方があるのだから。
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蛭子能収流の「内向的人間のための」ゆるゆる幸福論。
TVで見る蛭子さんは『ちっとも他人に迎合しない変わり者』というイメージ。
が、少しこの本を読んで彼への見方が変わった。
蛭子流の「処世術」というものがあるらしく、ひとりでいることの良さは他人の時間の邪魔をしないことだと言う。
人は群れると横柄になる差別がおきる、その例として団体客の態度をあげている。なるほど。
オンリーワンは当たり前のこと、「この人ちょっと違うな」と思えば、とやかく言わずに放おってあげればいいこと、受け入れればいいこと。なるほど。
束縛されたり、言葉じりを捉えて「不謹慎」となじられたり、「協調性がない」と怒られたりすることを理不尽に感じ、とくに目立ちたくないのに悪目立ちしてしまう彼の性格はここ数年うけてきていてTVの仕事も多いのだという。
数年前までバッシングされていた彼の自由きままな態度が今度は逆に「自由で正直」と世間から一定の評価となっていると彼は自己分析している。
「人の気分を害さない」
「友達を無理してつくらない」
「コミュニケーション上手な人は素晴らしい」実名いり。
「思考は人それぞれ、敏感に反応してイライラしない」
「特別な存在として生きる必要はない、もともと”個性”が備わっているから」
「人にどう思われているか気にしない」
「自己主張しない」
など、なるほどと思うもの思わないもの織り交ぜて、蛭子流の理解に役立った。以前だったら読まないこういう本を読むキッカケは、斎藤孝さんの「いろんな本を多読して自分の価値観を養う」と書かれていたこと。
はなから否定せず、作者に寄り添ってした読書体験となった。
けれど、蛭子さんの話口調で本を読んでる自分に少し笑ってしまった。普段の話し言葉で構成されているからかも。
それは戦略的にそうしてあるとしか言いようがない。
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図書館で予約いれたら、先客が約40人近くいてビックリしました。(蛭子さん、すごく人気あるんですね?)
だいぶ待たされて、ようやく手元に来ました。
「妻がいるからこそ、僕はこれまで通りブレることなく「ひとりぼっち」を貫くことができるのだと思います。これは、矛盾した話に思えるかもしれないけど、愛する人がそばにいるからこそ、僕は安心してひとりぼっちでいられるんです(P224)」と書かれていますが、蛭子さんの「ひとり」は「家族(妻)」を根底としています。
私も蛭子さんと同じ(私、オット大好きなんです)なので蛭子さんの言っていることがわかりますが、蛭子さんや私と違う「ほんとうにひとりぼっちだとおもっているひと」・・・・例えばずっと一人暮らしで、連れ合いを持たず、シングルで生きていこうと思っている人(は、繋がりを友だちに求めるだろうし)、とか、現在職場や学校でイジメにあっている人・・・とか、そういう孤独感を抱えている人が読むとふざけんな!とか思うかもしれないな。と思いました。
タメにはならないけど、面白かったです。
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自分も内向的なので共感する部分がとても多かった。
そしてなりより良い事書いてます。蛭子さんを見直しましたよ。
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自由でいたいから、他人の自由も尊重したい。自分みたいなのが挨拶にいったら、挨拶される方も時間とられていやだろうなぁ、と思う。
ひとつひとつ、とてもよく分かります。
いつもひとりでいることを、おかしなことだと思わなくてよくなる一冊です。
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蛭子さんの話は面白く、ためになるものだったが、文章が読みにくかった。ご本人が書いたのではないと思う。
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タイトルに惹かれて購入。友達は必要ないんじゃないかという言葉に救われた気がした。でも、蛭子さんには趣味の仲間がいる。家族も。だから完全にひとりぼっちではないのだと思う。一回読んだだけでは頭にまとまって入らなかったので、再読する必要があるかと思いました。
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ご本人も書いていますが、タイトルと内容には若干の乖離が見られます。ただ、ぼっち恐怖症の人向けと考えれば、こういうタイトルでも変ではないかもしれません。
むしろ内容は蛭子能収式『嫌われる勇気』だと思います。重要なのは他人との距離感であって、完全に孤立しているわけではないし。基本がひとりぼっちなのは自分らしさを極めた結果ですね。
TVで見る蛭子さんはフニャフニャしていい加減な感じがありますが、一貫してそういった印象があるのは内面ではブレてないから。この本を書いた時点で67歳だそうですが、その年齢を考えれば不惑も当然でしょうか。
★を1つ減らしたのは、他の方も書いているように、蛭子さんの皮をかぶった別人が書いているような感じが否めないから。饒舌すぎるんです。でも面白かったです。
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路線バスの旅でおなじみの蛭子さん。
蛭子さんのノンポリならぬ「ポリシー」が書かれている。
群れない、自分がいあなことは人にしない、など。
軽く読めるので、蛭子さんぽくふるまってみたいような気がするときにはいいのかも。
「死にたい人へのアドバイス」はなくてよかった気がしてる。人がそこまで追い詰められたとき。他人のことなんて考えられる?と思うから。
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蛭子さんはやっぱり変わった人で、ただそんな中に蛭子さんが思う生き方があるということ。目立ちたくないけど褒められたいなど、その真っ直ぐで自由を信じる生き方は心が少し暖かくなれた。
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する・しないべき事を自身で明確に持ち、その上でしたい事を自由に求める生き方、卑屈さが無く明快で取り入れたいと思う。
練られ過ぎていない文章が嘘臭さを取り払っていてくれている。
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これ、絶対蛭子さんが筆を動かしてなくて、
口頭筆記だなぁって思うし、だけど、それがよかった
感じもします。癒されるし、もしかしたら
蛭子さんってなんかの宗教の教祖になれるんじゃないかな
とさえ思います。
自分を嫌ってる人なんていないはず。だって、
そこは気をつけているから、とか。
仕事が好きなんてあるはずない、
嫌いなことをやってもお金もらえるから仕事なんだ、とか。
自分をマイナスだと思っていればプライドなんて
いらない、あとはプラスになるだけ、とか。
天然キャラの中で学んだ人生訓だけに
妙に説得力がありました。
卑屈になるのだけは、だめ。心に刻みます。