紙の本
謎解き要素も
2023/05/30 15:42
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投稿者:R - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんどん壮大になる世界観。
人類の種としての存続。
それでもなお、人類は意思の統一ができていないというリアルさ。
後半ミュールは有名ですね。
電子書籍
ザ・ミュール
2021/09/01 18:46
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投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は帝国との対決。ベル・リオーズという将軍が登場するのだが作曲家ベルリオーズのもじりか。後半は謎めいた存在ミュールの不可思議な能力によってファウンデーションは聴きに陥る。その正体は意外な人物で、どんでん返しが冴えている。でもこれSFか、との疑念もあるけどまあよし。
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スケールが壮大すぎて、あらすじの合間の描写を読んでいる気分。しかし大部すぎても冗長なのかな。セルダンのストーリーが狂ったか、と思わせつつ最後はこじんまりとまとまる。
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ファウンデーションシリーズ第二作目。
常に登場人物達が明確にセルダン危機を意識していたり、
都合良くファウンデーションだけが生き延びたり、
セルダンの想定外のことが起こらなかったり、
といったご都合主義で話が進まないところがさすがです。
ミュールに感情移入してしまうのは私だけだろうか。
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タイトルにある 帝国との戦争がメインかと思えばそうではない。帝国の最後の将軍 ベル・リオーズはおそらくスティリコがモデルなんだろうなぁ、蛮族側から見るとスティリコはこういうイメージだったのかなと想像をたくましくすることはできるけど、、、それだけ。肩透かしな内容。
次の ザ・ミュールも、第三巻への伏線 と言う感じだし。。。
第一巻の年代記的な叙述のほうが好み。
この巻ではセルダンの偉大さがかすんできたなぁ
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ファウンデーションが大国になると面白さが減じる気がするのは、織田信長が若い時のほうが面白いのと一緒かあ
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シリーズ2作目!気になるキャラはミュール…は勿論だけど、帝国最後の臣民・リオーズ。新旧の戦いだと、必ず旧体制側に忠誠を尽くすが故に「尽くした相手側から排除される」という人物がいるもので…彼の最後が気になるなあ。
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10年ぶりくらいの再読
アシモフらしくミステリとして読むことができ読みやすい。
第一部は,負けるはずのないファウンデーションの絶体絶命のピンチがどのように回避されるかというハウダニット。ベルリオーズが好感の持てる人物だけに哀れ。
第二部は,セルダンプランを脅かすミュールというミュータントの正体を巡るフーダニット。訳者あとがきにあるように,若き日のコンプレックス,感情操作という点でミュールはヒトラーを下敷きにしていると思われるが,ミュールは平和的な統治を進めているように読める。この状況で,トランやベイタたちがセルダンプランを盲信し,ミュールの登場がより良い道ではないかと疑問を抱かないところに違和感を感じた.
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心理歴史学によって予測されてしまっているはずの
確定未来がひっくり返される。
予測されていなかったミュールの存在、
しかし物語は淡々と進む。
だから淡々と読む。
マクロな視点からの描写がメインなのは、
人類を個人ではなく集団として扱う心理歴史学的理由なのか。
前作から気になっていた第二ファウンデーションの謎。
次作を読むのが楽しみだ。
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ふーん、そういうことか、と言う終わり方でした。
道化師が実は、と言うことでファウンデーションは滅亡というか、降伏しちゃいましたね。ちょっとネタとしてありですが、ミュータントが出てくるところはあり得る話ではあるけど、ネタとしてはちょっとおもしろくないなあ・・と言うことで3つ。
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アイザック・アシモフによる広大無辺な銀河興亡史。
初期三部作のうち中編にあたる当著では、成熟しつつあるファウンデーションに襲いかかる帝国最後の将軍、そして未知の突然変異体との攻防を紹介する。
ファウンデーションの運命や如何に!?
第3のハーディンあるいは、第2のマロウは誰か?
…と気になって読んでいたのだが、前作と同じような展開にはならないみたいだ…(当然だが)
第二部については、実は早い段階でミュールの正体に気付いてしまったため、少し冗長に思えてしまった。とはいえ、細かい伏線を見事に回収する辺りは流石の一言。
そして、ついに「第二ファウンデーション」の存在が明るみに出てきた。
続編が気になってしょうがない!
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マグニフィコー!
最後の数ページが衝撃的で,見事にはまってしまった。
全然予測出来なかったから。
たまにセルダンが出てくると何だか安心する。
心理学もここまで出来ると,もっと国が研究費を割いてくれるのかな(笑)
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http://shinshu.fm/MHz/67.61/archives/0000351787.html
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『将軍』
ファウンデーションの存在に気がついた銀河帝国の若き将軍ベル・リオーズ。ファウンデーションの指導者たちは貿易商人ラサン・デヴァーズを使い侵攻を食い止める。帝国の支配に反感を持つ同行貴族のドゥーセム・バー。ドゥーセム・バーに協力を依頼し進行を食い止めようとするラサン。リオーズを監督にきた皇帝の寵臣ブロドリック。ブロドリックがリオーズに送ったメッセージを使い罠を仕掛けるラサンとバー。
『ザ・ミュール』
世襲制になり腐敗するファウンデーション。ファウンデーション付近の惑星カルガンがミュールと名乗る人物に占領される。ファウンデーション市民のトランとベイタ夫妻が助けた道化マグニフィコ。ミュールに占領されるファウンデーション。ミュール暗殺を目指すプリチャード大尉。帝国のかつての首都トランターで第2のファウンデーションの場所を調べるトランとベイタ、学者のエブリング・ミス。衰弱したエブリングが語り始めた第2のファウンデーション。正体をあらわすミュール。
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・第一部 将軍
帝国のベル・リオーズ将軍はかつて帝国の領土であり、今は独立した銀河系の辺境地域に侵攻しようとしていた。その辺境地域で勢力を拡大させていたファウンデーションではこの危機にラサン・デヴァーズをスパイとして帝国に送り出した。かつて父親がファウンデーションのホバー・マロウと出会ったドゥーセム・バーはベル・リオーズと行動を共にしていたが故郷を帝国に蹂躙された復讐のため捕らえられたラサン・デヴァーズと共にリオーズのもとを逃げ出し、帝国の首都トランターへ向かった。皇帝とリオーズを離間させファウンデーションの危機を救おうとしたが、その前に皇帝の疑心によってリオーズは呼び戻されて逮捕された。こうしてファウンデーションは四度目の危機も乗り切ることができた。
・第二部 ザ・ミュール
帝国との直接対決を乗り切ったファウンデーションはハリ・セルダンの<プラン>によって守られ不敗であると信じられるようになっていった。その慢心によって支配地域での統治は過酷を極め、不満を持つものが現れ始めた。一方帝国は過去の威光はすでになく、トランターは破壊しつくされ、首都もネオトランターに遷都していた。そのころファウンデーションの支配地域でミュールと呼ばれる男が勢力を拡大させていた。ミュールに対する敵はなぜか戦わずに降伏し、その勢力はファウンデーションにとっても脅威となっていた。ハン・プリッチャー大尉はミュール調査のためファウンデーションを出発した。ミュールのもとを逃げ出した道化師のマグニフィコはファウンデーションの政策に反対する地下組織のトランとベイタ夫妻に助けられ、プリッチャー大尉とも合流してファウンデーションに向かった。その途中プリッチャーの調査の結果ミュールは突然変異体(ミュータント)であり、他人の感情を操り自分に都合よく書き換えることができると知った。ファウンデーションに戻った一行は心理学者エブリング・ミスの予想どおり時間霊廟に現れたハリ・セルダンの映像から、<プラン>にはミュールの存在は考慮されていないことを知った。この結果、居合わせた全員が<プラン>の崩壊を感じ、絶望に陥った。この時、ミュールの攻撃の報がもたらされ、市長インドバーは降伏を宣言しファウンデーションは陥落した。危ういところを逃げ延びたトラン、ベイタ、プリッチャー、マグニフィコ、エブリング・ミスはハリ・セルダンがファウンデーションと同時に創ったとされる第二ファウンデーションの場所を見つけるため帝国の首都トランターの図書館に向かった。ここでエブリング・ミスの研究の結果第二ファウンデーションの場所を特定した。しかし、その場所を皆に教える直前、ベイタがエブリング・ミスを撃ち殺してしまった。ベイタはマグニフィコこそがミュールであると見抜き、ミュールに第二ファウンデーションの場所を知られるのを防ぐことができた。ベイタがマグニフィコに出会った際、例外的に彼に好意を抱いた。そのため、ミュールはベイタとトランの感情を操作しなかった。