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太田垣作品で最も好きな本。この本の構成力のセンスにすごく感動した。読みたくなる、もっと本が読みたくなる!!
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太田垣さんが読んだ102冊の太田垣さんなりの読書感想。
私が今後読むジャンルが広がりそうな予感♪
本云々を抜きにしても、太田垣ワールドが広がり、イラストエッセイとしても楽しめます。
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本と自分の興味を関連づけて、しかも見開き+1ページでまとめている好著。同じことやれって言われても、ちょっと自信ない。おもしろいし、すごいなあ。
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妹尾河童から始まって画文家というのも確立したなあー。太田垣晴子は読みやすくて視点がふつうなのにひとひねりあって好き。
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太田垣さんの読んだ本を絵をまじえて紹介しています。視点が面白い。これを見て読んでみた本もいくつかあり。
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この本の中に紹介されていた本で「読んでみたい!」ってのはあんまりなかったかな。
「若草物語」でベスに、「細雪」で雪子に感情移入ってのは、笑った。私もそうだったもん。大抵そうか?
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著者がこれまで読んできた102冊の本を、ジャンル別に3冊ずつ取り上げて紹介してくれています。
推薦本ものは割と読みますが、マンガ家のものは初めてです。
マンガ家と言ったら、マンガをたくさん読んでいる人というイメージを持っていますが、この人は書物をたくさん読んでいます。
家の父親の本棚の中身を片っ端から読んでいったという、根っからの文学少女だったようです。
3人姉妹と3人兄弟とでは、物語の性質が全く異なるという意見がおもしろかったです。
「若草物語」のベスや、「細雪」の雪子が採り上げられており、確かに世にある血縁ものは、姉妹と兄弟を入れ替えることはできないような話ばかりだなあと思いました。
中でも「哲学」項目が気になりました。
「ソフィーの世界」「イリュージョン」「星の王子さま」の3冊がピックアップされています。
直接的な哲学本とは言えないものばかりなので、チョイスの独特さに引かれました。
さらに、著者のコメントとして“「モモ」を外したのは、最後が死なのを選んだため”とあって、はっとしました。
そういえば「ソフィーの世界」の最後には、突然どんでん返しがあり、死と永遠の話になっていましたね。
「イリュージョン」好きの私としては、彼女のチョイスにぐっときました。
本の紹介の中に、パリの町の紹介などもちょこちょこと入っており、推薦本紹介の本に一緒に収録されているのが、謎だったりします。
日本のマンガを置いているトンカムという書店訪問記もありました。
先日読んだ『ル・オタク』で知った本屋です。
フランスは、外国の中でもとりわけ日本アニメに興味と理解を持つ国だと思っていましたが、『もののけ姫』は残虐シーンが多いため、上映が許されていないと知り、驚きました。
ほかに、フランスマンガのバンド・デシネの仕事場を訪ねたり、パリのリアルジゴロを見つけてインタビューをしたりしており、興味深く読みました。
ジゴロって、本当にいるんですね。
今ではネットに募集が載っていたりするとか。
ジゴロ卒業後はゲイになる人が多いそうです。なかなかリアルなインタビューでした。
一つ難点を上げるとすれば、本を縦にしたり横にしたりして、向きを変えて読まなければならない装丁が、読みづらく感じました。
推薦本コーナーとそれ以外のコーナーを区別したかったのか、コマ割の関係なのか、わかりませんが、なんとか全て統一した普通めくりにして、収録してほしかったです。
独創性が必須のマンガ家だからといって、奇をてらわず、真面目に本紹介をしてくれる様子に共感を持てる本でした。
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う〜ん何て表現したらいいのかなあ。まぁ大田垣ワールドなのよね。普通の読書案内でも読書感想でもなく…。
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ちょっと珍しい書評漫画。画風は女性的なイラストでカワイイが、外人さんとかオジサンはちょっとリアル。うまく特徴を掴んでいる似顔絵もあり。各章ごとに日常生活と何冊かの書籍の内容をからめて紹介している。雑誌とか漫画も盛り込まれていて著者の守備範囲の広さがわかる。ただ書体が手書きで漫画と混在しているので少々読みづらい。親しみはあるんだけど。
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「占い」「たべもの」「恋愛」「エロ」などテーマごとに数冊ピックアップしイラストで紹介した読書日記。
表紙も文も全て手で書かれているので漫画エッセイとしても楽しめます。そして著者自身の解釈が良いバランスで書かれてなるほどと思います。書評のみを目当てにすると少し見にくさを感じる方もいるかもしれません。1度目はユニークなイラストを楽しむために、2度目は書評に重点を置いて読んでみました。古典も漫画も雑誌もごちゃっと紹介されていますが、面白い視点で選書・紹介をしているので参考になり読みたい本が増えました。
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面白いですけれども、若干読みにくいですねぇ…漫画が縦に両開きになっていたり…これは何とかならなかったんでしょうか??
↑といったクレームを加味してもアレですね、十分に元の取れる(!)作品だったかと思います!
著者の本は初めて読むんですけれども、インターネッツで検索していると結構な著作数だそうで…機会があれば別のも読んでみたいですね!
個人的に読書エッセイとかいうジャンルが好きなので、こうした本を見かけた際には買うようにしているんですけれども…著者の、なんでしょう、ボーっとした感じが個人的にシンクロするというか…こんなこと言っちゃ著者に失礼ですけれどもね!
けれども、ぼーっとしている中にもしっかり才能があるからこうして本となって出版されるわけですし…まあ、ともかく雑食というかね、ジャンル問わず様々な本を読んでいるなぁ…! といった印象ですね! こういう下地があってこそ、素晴らしい作品が作れるのでしょう、きっと…おしまい。
ヽ(・ω・)/ズコー
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全く中を見ずに買った本。
内容の前に、特徴のある字が私にはあまり受け付けず流し読みになってしまいました。