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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いくつものうわさがある時計台。
けっこう真実?
未来から過去に行ったりで不思議が起こって楽しかった。
友情だなあ。
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あたたかな物語だった。時が交差するせつない物語でもあり、語り口はおだやかなのにたびたび涙が出そうになった。ちょっと『トムは真夜中の庭で』の心の震えにも似ている。ただ後半、二言ぐらいひっかかる言葉があって、ここがなかったらもっと良かったなあ〜と思った。
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小児科医のクラウスは生まれ故郷の病院に期限付きで赴任した。ある理由からこれまで故郷を避けてきたが、町を散策している内に懐かしさを感じ、生家を訪ねてみることにした。生家の近くには、いつも扉の開かない時計台があった。しかし、その日はその扉がほんの少し空いていて、中に入ったクラウスは意外なものと出会う…
読んだあとに、自分自身の子どもの頃の想い出をセピア色の風景画で思い浮かべさてくれるような作品。華美さも、躍動も足さず、ノスタルジアで満たされた物語。素晴らしい読後感だなぁ。
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最初から、最後までドキドキしながら読みました。
本のサイズや、文章の書き方がすごい読みやすくスラスラ読めました。
この手の話をまた読んでみたいものです。
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その時計台にはいくつものうわさがあった。入リ口の扉から入る人はいても、そこから出る人を見ることはない。深夜三時にひとりでくると、池のペガサス像が翼をはばたかせる。時計台の先端に白フクロウがとまっているのを見た者は…時をこえた少年の日の友情を描いた幻想譚。
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故郷へ戻った若い医師と、そこで出会った小さな少年。二人には、共通の思い出と、それぞれしか知らない思い出がありました。街の時計台を中心に、物語はすすみます。
あっさりとした描写なのに、時計台のある広場や、街の雰囲気がありありと伝わってくる素敵な作品です。二人のやりとりにはユーモアもあり、まるで自分がその場にいるかのよう。子どもにも、大人にもおすすめの小説です。
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時間を遡って、亡くなった親友に会いに来た話。親友のために、裁判官になるのをやめて、小児科医になった。そこまで親友を大切に思っていた。素敵な話であるが、過去に遡れて本当に再開できればもっと素晴らしいけれど、それができないから、一生懸命生き抜こうとするのだろうか?
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小児科医として、かつて住んでいた街を訪れた主人公。今は亡き、幼い頃の友人と噂をしていた不思議な時計台にたどり着き、中へ入ってみたところ…。
多分私が作者に期待するところと、作者の書かんとしているところが違うんでしょうね。心震えないってのはそういうことだろう。児童書にしては結構大人っぽいかも。6年生~中学生向け?
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児童文学なのかな?
内容をまったく知らずに古本屋で買ってきた本
ちょっと切ない話でした
いや・・・悲しい以外の感情があまり沸かなかった
クラウスが今現在、「人生なんて生きる価値ナイ!」って
なげやりになっているなら
友達からの手紙で「もっと大切に生きよう!」ってなるなら
そうかそういう話なのかと思うけど
そこはこっちの勝手な思い込みでそういう設定にしていいものか・・・
クラウスは仕事も一生懸命で向上心もあって
周りの人ともうまくやっているように見える
友達のことも忘れていない彼に
手紙が必要だったのかなー?とオモウ
なのでアルフレートがかわいそうだなぁと
悲しい気持ちばかりが沸きました
大人になって鈍感になっているのかなぁ
星は3つ
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それは一時の邂逅。
時は止まっているから、それがどのぐらいの時間であったかなんてことは意味がない。一瞬の永遠。
それは夢のような、胸が締め付けられるような、なにものにも代えられない時間だっただろう。
お互いにとって。
会いたい、でももう会えない人。
会いたい、でももう会えない人。
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小児科医となり、少年時代をすごした町にもどってきたクラウス。昔住んでいたところを見に行き、古びた時計台の中に偶然入ったクラウスは、時計台の秘密に気づく。次に時計台に入ったとき、クラウスは親友だった子どものころのアルフレートに再会する。
*アルフレートの覚悟が潔い。そして生き方を変えるほどの友情に胸が熱くなる。
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少年時代を過ごした町に戻ってきたクラウス。親友との思い出の時計台。そこで起こった不思議な出来事。
静かな語り口で紡がれるため、不思議な出来事が自然と心に沁み込む。感情を高めずに感情豊かに書かれる親友への想い。
美しい物語に出逢いました。
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児童書だけれど大人も楽しめるし、読んだあとほっこりする本。
児童書ってけっこう面白い。
自分が小学生くらいのときにこの本を読んでたらどんなことを感じたのかな。
どうやらシリーズらしくて、この本の前に『ドローセルマイアーの人形劇場』という本があるらしい。
でも、この前作を知らずにこの本を読んだが十分に楽しめる内容だった。
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子どもの時の忘れられない思い出。
親友、それ以後それほど親しい友達はいないというのも…
なんだか、とてもあったかい。