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文章を書く上でのお作法について書かれた本です。
数学文章作法というタイトルですが、数学に限らず一般的な文章にも当てはまることばかりです。
特に、最大の原則である「読者のことを考える」というのはすべての文章を書く人が気をつけるべきことだと思います。
内容的には正しいことばかり書かれているのですが、一方で自分としてはあまり新しい発見はなかったです。
普段文章がわかりにくいと言われることがある人にはおすすめできるかもしれませんが、一般的な国語力がある人であれば自然と気をつけてるようなことばかりなのではと思いました。
また、この本を読んで内容を理解したからといっても、実践できるかどうかは別の話のような気がします。
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具体的な例が多くすぐに読める.
第1章 読者:読者の知識・意欲・目的をよく考える
第2章 基本:形式(構造,語句など)を意識,文を短く
第3章 順序と階層:ここまで読んで読者は何を知っているか(順序),期待通りの場所に書く(階層)
第4章 数式と命題:(第3章までを踏まえて)数式を使った文章の悪い例と正しい例,数式を無くしても文章の構造は正しくなるように
第5章 例:数式の適切な例の作り方
第6章 問いと答え:問いかけに明確に答える
第7章 目次と索引:目次は良い見出しの集まりを作る(形式,順序と階層)
第8章 たったひとつの伝えたいこと:まとめ
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文章を書くたびに読み直したい本。
形式や、例題、箇条書きなどを見直す時の観点で、迷うことがなくなりそう。