投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
【デザイナーメモ】新人作家さんの初連載。フェンシングという題材のもつ舶来感を生かしてブランド作りをするために、仏語による装飾、イメージカラー「銀」(DIC-621)のベタ遣いなどをしている。
連載時には「騎士」の連想から古風な欧文フォント(P22 Morris Troy)をフィーチャしたが、単行本では「スポーツ」の部分を採用してモダンな書体(Helvetica Neue Black)に振った。非常に四角い静的なレイアウトだが、キャラクターの強い目線が画面に破れ目を作って動きを出しているのは「秘めた闘志」という見立て。オビには監修の太田雄貴選手に同じポーズを取ってもらった写真を使っている。
ロゴは連載開始前に準備したもの。より装飾的な案と決戦になったが、(偶然にも)「黎明のアルカナ」と同じ正楷書体を使用したものが採用になった。アクセントに入っている剣はモリサワA1明朝の「†」(ダガー)をもとに作成している。(カバー、オビ、表紙、総扉その他を担当)