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あんまり書くとネタバレになるからやめますが、時間軸の使い方、伏線&回収、今回もやっぱり時雨沢さんらしい、鋭さと面白さを持った巻でした。
ただ、以前のほうが、その鋭さがあったというか、唸るような展開が今回はいまひとつだったので、★4つです。
キノの旅は、私が買い続けている数少ないラノベのひとつです。
時雨沢さんは、変にキャラに媚びない、キャラを売らない、純粋にウデで勝負している作家さんです。
ラノベと聞いて引く人にこそ読んでほしい作品です。
世界観としては、星新一さんに近いですね。
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毎度まいど、独特の雰囲気が素敵すぎるシリーズ。
短編綴りなので育児のちょっとした合間に読めるのが嬉しい♪
グロくてもグロくないという不思議は相変わらずで、しかもライトノベルなのに奥が深かったり…あなどれないっ
「違法な国」とか考えちゃうなぁ~
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今回はチャレンジャーだなぁ、と。好きですよ、ええ、そういうの。笑。
けれど、少し物足りないかな? ページの割りに収録数少なかったので…。
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1巻から現在まで読んでいる数少ないライトノベルのひとつ。
2桁の巻数になったあたりから、シリーズモノにありがちだが、面白みがなくなりつつ思っていたし、この巻もオチが読める話があった。
一番面白かったのは「旅人の国」かな。これもある程度オチが分かってしまったが、ティーの最後の言葉がよかった。
また、今回はおまけとして付いている作者へのQ&Aが興味深かった。これによればネタは溢れるくらいストックしてあるということなので、まだまだキノの旅は終わることはなさそうだ。あと、キャラ名の由来が分かるのも地味に嬉しい。
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キノひさしびりに読みましたがやっぱりおもしろいですね。
今回は特に「あとがきスペシャル企画」がおもしろかったですw。
海外留学の経験があったなんて知りませんでした!! 時雨沢さんのことがちょっとだけだけど知れておもしろかったです。
今回は「必要な国」がとても好きな話でしたよ。
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キノとエルメス、師匠と弟子、シズとティー。この三組がそれぞれ今回も活躍。怖い国というより変な国の話の方が多かった巻でした。特別企画の小説ではシズとキノが出会ってました。所で今回の巻でシズがキノのことをとある国で尋ねるシーンがあったのですがやっぱり彼はまだ追っているのですね。本編で出会える日はあるのか!?
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いまだに読み続けてるライトノベルなんて、もうこれくらいなもんですよ
子どもの頃に受けた衝撃というか、後遺症ってのは、それはもうすごかった
実は一年前の新刊、XIIがどうしても体に合わずもう限界かなと思ったもんですが、
今年の方はそんなこと全然なくて、心の底から楽しめました
いい本だと思います。とくに口絵のエピソードがよかった
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毎度のことながら、この本に出てくる国には、現代の世界では非常識なのだけれども、ありえそう、あっても良いんじゃないか、と読者に思わせる制度やらシステムが展開されてますね。
表紙が巻を増すごとに段々可愛らしくなってると思うのは僕だけですかね?
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キノの旅シリーズの最新刊。
リアルタイムでずっと読み続けている唯一のライトノベルです。
短編連作のファンタジーという形式をとりながら、現代社会を斜めに切り取るような作風が痛快で、またライトノベルでありながら重厚なボリュームに確かな読みごたえを感じます。
今作は今までよりも随分柔らかみを感じました。
世相を痛烈に皮肉る小品を前面に押し出す、かつての「キノ」とはまた一味違うように思います。
人間のつながりや性質を描く中で、その矛盾をいじってやろうといったような、悪戯めいたユーモアも垣間見られるような気がしました。
今までの味を残しながら、また新たに厚みを増した「キノ」、今作も夢中で読み終えました。
エンターテイメントとして、傑作だと思います。
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今回は全11話(うち3作は巻頭口絵でのイラストノベル)構成
第二話「家族の国」・・・家族と一緒に住めない、嫌いだとなれば、”離族”することができる国の話
第三話「違法な国」・・・小説の中に書かれた違法な行為が読み手に影響を与えるという理由であらゆる犯罪、違法行為を小説内に書くことができなくなった国の話
第五話「必要な国」・・・新たに訪れた国で最高の待遇を受けるキノ、国民からも歓待を受けるが大きな剪定ばさみを持つ男になぜか突然襲われて・・・
相変わらず世の中を横から眺めた皮肉の効いた作品が多くて楽しませてくれる。
極端な制度にして描く分内容が掴みやすいのも良い点だろうか。
今回のあとがきは20頁以上にわたる著者への質問というスペシャル企画
この著者の作品はキノの旅しか知らないけれど期待を裏切らず面白い人でした。
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小学生の頃から唯一読み続けてるライトノベル。
今回どの話も自分好みだった。1番面白かったのは「必要な国」。「仲のいい国」と「与える国」も好きだ。
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今回は風刺的内容が多かった。それは良いんだけど少し強く出し過ぎかな〜。完全に短編なとことか雰囲気はキノっぽくて良かったです♪ あとがき普通すぎて逆にびっくり。あとがきのネタがきれた時がキノが終わる時だと思っているのは私だけか…?(笑)
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12巻より、好きだ。若いころの師匠コンビがすごくすごく好きなんだと思う。
ていうか、「背の低いハンサムな男」が好きだ。だから、「生きている人たちの話」が、すごく胸に来て、泣いた。1巻のあの話、いまだに受け入れられない自分がいる。
いつもの「a・b」ものは、今回はイマイチ。どうしてだろうと思っていたら、作品の質は今までとそう変わらないのに、私がキノの思考や考え方を予測できるようになったからだと思った。作者は大変だ。
「昔の話」は、若き師匠の「気まぐれ」が、妙に奇麗事であんまりしっくりこない。前半部はすごく面白かったのに。「家族の国」は、国の制度がしっくり自分の信条に当てはまるので、いつもの皮肉は感じなかったかな。
「旅人の国」は、これ、作者が効果を狙ってるのかなあ。すごく、もったいないつくり。いつもと同じようなつくりなのに、いつもよりゲストキャラの心情への踏み込みが足りなくてもったいない気がする。ゲストキャラより、レギュラーのフィーの描写を優先してる感じがして、なんかこう、砂を噛むような。
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うんうん、やっぱ時雨さんはおもしろい・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・ww
読む度読む度、ノメリこんでしまうw
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[口絵]
「嫌いな国」
シズは、永住するのに良さそうな国を見つけたが……
「凄い国」
キノは、どこでもコーヒーに絵が描かれた物を飲めるという国に来たが……
「生きている人達の話」
男が師匠に自分達はいつ死ぬのだろうかと問いかけると……
[プロローグ]この世界の話・b
[第一話]昔の話
師匠と男は、ある国から中年男の護衛を頼まれたが……
[第二話]家族の国
キノはある国で「離族」を知っているかと聞かれるが……
[第三話]違法な国
キノは、たくさんの名作小説を生み出している国へと向かうが……
[第四話]旅人の国
シズは、次の国へ向かう途中、徒歩で旅をしている人に出会ったが……
[第五話]必要な国
キノは、ある国に入国する際、「人を殺した経験があるか」と聞かれたが……
[エピローグ]この世界の話・a
[スペシャル収録]いろいろな話
PSⅡゲーム「キノの旅Ⅱ」封入特典