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ハッカーが巻き起こす殺人事件を解決する為に収監中のハッカーが警察に協力して殺人ハッカーとの対決をはかる、という内容なのですが、物凄く面白かった!!650ページ近くある超長編なのですが、長いなあとかつまらんなあと思う事はただの1度もなく、で結局犯人は誰なのさ??誰がスパイなのさー!!とページを繰る度にくるくると変化していく状況に翻弄されているうちに読了、という感じ。下調べにも物凄く時間をかけていたとあとがきにあったのですが、顔を上下に激しく動かして頷きたくなるぐらいハッカーにまつわる知識やネットの暗部の描写なども物凄く細かく、ブルー・ノーウェアの世界に没頭できました。いやー、ホント面白かった!!ジェフリー・ディーヴァー、またぜひ読みたいです。
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青っというだけで飛びついた作品。ボーンコレクターと同じ作者だと気づいたのは読んだ後。外人は覚えられませんw。しかしこれもよい作品です。ネットがこわくなるかも…
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ジレットがとても好き。女1人幸せにできないだめな天才が好きです。
なんとなく、aikoのボーイフレンドが頭に浮かんでくる。
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ISBN:4167661101
【ストーリー】
スクリーンネーム<フェイト>と名乗るハッカーが、リアルの世界でゲーム感覚の連続殺人を行い出した。容疑者の特定のため、服役中の天才ハッカーであるジレットが警察の捜査に借り出される・・・・。
【感想】
初めて読んだこの作者の本で、ハマりました。コンピュータ・用語の知識が多少あれば尚読みやすいと思います。今回読み返したのですが、やはり息詰まる攻防が楽しく、感動もある。この作品も私の中で評価高いです。
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コンピュータ用語に不安はあったが、ストーリーが展開すると、ノンストップで一気に突き進むスピード感に、途中で中断するのが不可能だと実感した。二転三転する作者お得意のラスト。読後はスリルを味わった満足感と共に、ハッキングに対する興味までもが生まれた。読書中の私は正に「ブルーノーウェア」を彷徨う幸せな人間であった。
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ジェフリー・ディーヴァーっていう人は何でも詳しいんだなと。これはハッカーが活躍するお話です。
ジェットコースターのような疾走感でラストはやはり圧巻のどんでん返し!さすが!!
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ふだん本屋で背表紙を眺めていても普段は手にとることの 無いジャンル、ハッカーを題材にした殺人事件の小説だった。でも読んでみたらこれが 結構面かった。ずっと裏切られ続け、終盤やっとその意図がわかった時...
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一級品のミステリー
コンピューターにまつわる犯罪のお話なのですが・・・とっつきにくいと思うことなかれ!
犯罪のバックグラウンドを作者が丁寧に教えてくれながら話が進んでいきます。
少しでも、ネットワーク環境や、PCのことに興味があって、知識があると
はまること間違いなし!
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シリコンバレーに住んでいる私には、おなじみの地名が次から次へと出てくる
このミステリーは面白いと同時に空恐ろしいものだった。だからだろうか、目が離せず一気に読んでしまった。しかしこの土地を知らずとも充分に楽しめる話だろう。生活に切って離せなくなったコンピューター、そのコンピューターを自由に操り、個人情報を盗むのはもちろん、自由自在に操作、そして殺人までも・・。
生きた人間と付き合うことができなくなった人たち、単にミステリーと言う域に収まらない人間のドラマがここにある。
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天才ハッカー同士(ついでに片方は連続殺人鬼)のネットによる攻防戦、という話なので、パソコン用語がやたらと頻出するのは鬱陶しい。けれどもそれは用語集でちゃんと?カバーされているし、案外読み飛ばしても支障のない部分が多い。それに、そんなことは読み進むうちに気にならない。ハマれば一気。読み終わってみると、なんだかパソコンに強くなった……「ような気」がするのもちょっと爽快(笑)。
これぞジェフリー・ディーヴァー!といった感じの、スピーディなスリルと読み応え。どんでん返しに次ぐどんでん返し。まったく一筋縄では通らない結末。もう文句なし!
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連続殺人犯と、服役中のハッカーとの、壮絶な戦い。
ディーヴァーは、オタクなのか?ww
リンカーン・ライムシリーズでも、どんどんマニアックな方向にいく。が、これはそれどころじゃない。きっと、パソコン触ったことがない人、触っててもディープな部分を全く知らない人には、さっぱりわからないと思う。という、私だって普通に健全にしか使ってないので(ww)ハッキングのために、ウィルスをどうのうとあると、ぼんやりとイメージはわくが、それ以上はわからない。
が、そこはディーヴァーなのだ。ぼんやりとしかわからないWEBに関する部分と、アクションと、服役中のハッカーの切ない気持ちとで、きっちりリアルにもってきている。それこそ、うとうとしている時の濃いコーヒーのようにカフェインががつんと効いてくるのだ。
職人だ、ディーヴァー。
この何がリアルなのか、曖昧になってくるWEBの世界だからこその、二転三転をさらにひきたてるところなんて、うっとりするぐらい上手い。
それにしても、作品によって微妙に色合いがかわるディーヴァーなのだ。
でもって、あんまりそれが上手く作用してない気がするんですけど。器用すぎる人は、時に損しちゃうんだよね。
タイトルの「青い虚空」は、「ブルーノーウェア」でサイバースペースを示している。
なんか、CG合成のためにブルーバックみたいな印象があって、上手い言葉だよぉ。
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この頃本屋さんで平積みにされていることの多い作家さん…と言う認識で図書館で借りてみました。最初から上下巻を借りて読み切れなかったらつまらないし…ととりあえず一冊で完結しているものを借りてみました。借りてきたら父が先に読んで面白いと言っておりました。
確かに面白かったです。
ハッキングやクラッキング等の難しい話はそうなんだ~ぐらいで読んでおりましたが実際、今の世の中ネットやPCと無縁の社会なんて無いんだよなあとうすら寒くなりました。流石に民家をSWATが取り囲むなんて事態はそうそう起こらないだろうけれども入力ミスや指示ミスでカルテの間違いや処置ミスなんてのは起こりえそう…
それを部外者が悪意的にPCに潜入して行われたら…!
怖い世の中になったものだなあ、と思いました。
でも面白かったです。
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内容はちょっと古いところがあるかもしれないけれど、ジェフリー・ディーバーらしい二転三転する展開にハラハラしどおしでした。
なんとなくハッキングに関連した小説を探していてこの本を見つけましたが、あたりでした。
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2人組の殺人鬼に対抗するため、捜査本部は在野の専門家に協力を依頼した。息詰まる頭脳戦、捜査員の死、政治の介入、愛するものに迫る危険。…そしてハッピーエンドの予感。
と並べていくと、『悪魔の涙』とそっくりだ。同じ設定を使いまわしているのか、サスペンスの定石なのか。
今回はハッカー同士の対決の話。誰にでも読める内容ではあるのだが、コンピューターの素養なしに 本書を味わいつくすのは難しい。高等技術の応酬にも、「おお、なるほど!」「そう来たか!」「なんと、そんな手が!」などと感嘆することができず、ただ「へえ」と思うだけだった…。
しかしそれでもおもしろい。この分量を一気に読ませる。4時間読み続け、目が痛くなるまでやめられなかった。
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犯人の片腕の正体について、最後までミスリーディングがつきまとう。わかってしまえば納得なのだけど、そんなシステムが構築できるのか?そんなクラッキングが本当に可能なのか? という疑念は残る。
が、作者も後書きに残しているように、ことごとく打ち破られたコンピュータ界の常識が、疑問符を取去ってくれることだろう。