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震災後に加筆された『コラプティオ』。政治と原発を題材にした作品。政治に興味はもったが、全体的に難しい内容。宮藤の言葉が勇気を与え、時には希望をもたらす。独裁者に成りかわると恐ろしい言葉の暴力に変貌する。人としてやってはいけない事は身分関係なくある。皆で力を合わせないと良い日本にはならない。真山作品はいつも勉強になりたす。
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非常に面白い。総理大臣単独で暴挙に出てしまうことが仮にあってもそれは誰か気づくでしょうといった感じでとにかくエビデンスがあがらない、あり得ない作品だが面白い。
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難しい内容だった。それでも読み進められたのはストーリー組み立てのおかげか。面白かったけど、ちょっと疲れた
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読み応え感たっぷり。
前半を乗り切れば中盤以降はさくさくと読める。
個人的にはハゲタカよりも面白かった!
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【震災後の日本を描く異色の政治ドラマ】震災後の日本の命運を、原発輸出という“禁じ手”に託したカリスマ総理・宮藤。だが独裁色を強める政権の闇にメディアが迫っていく。
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震災跡に描かれた作品で、政治の裏側と記者のやり取りが面白い。政治の世界はとても難しい。本音と建前が交差する。震災後に日本は大きなダメージを受ける。その頃アフリカにウラン鉱山がある事を偶然NPO団体が見つける。日本の原発を海外に輸出したい政府は、ウラン鉱山を獲得するのが、世界で生き残るカギである。アフリカ大統領に多額の賄賂をして、ウラン鉱山を獲得すべく首相は様々な手を尽くす。そんな話はあってはならないが、実際に有りそうな話が面白かった。
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原発推進とカリスマ首相、政府の暴走とマスコミの矜恃。震災後に修正を加えたということだが、震災前に、原本があったのかと思う。ここまでのことは起こらないと思いたいが、時々、さむけがするのは否めない。基本は、エンタメ小説なので、リーダビリティは抜群。比較するのもおかしいかもしれないが、池井戸さんより好みです。
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原発を題材に、政権(特に総理周辺)とマスコミを軸に物語が走る。
厳密には異なる部分があるんだろうが、素直に面白かったです。続きが気になり、機内で一気に読み切ってしまった。
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・あらすじ
潔癖な政治家参謀の話
・かんそう
今の時代に読むべきだ。主人公にうずうずする。もうやめればっていいたくなる。
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面白い、作者は、このような政治をからめた小説を書かすとNO1。
しかし、現実の日本にはこの小説のような政治家は、残念ながらいない。
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20150322
約1ヶ月掛けて570ページ余りの大作を読んだ割りには、終わり方は唐突で盛り上がりも無かった。
真山作品は初めて読んだが、新聞記者あがりということで、変にリアルでクドイ部分が多く、最後までリズムに乗れなかった。
最近の政権や原発をテーマにしていたので期待が大きかった分、残念な印象。
これから真山作品を読むことがあるかな?
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3.11を受けて、原発を新たに世界で売っていく政策をとる首相と、その政策秘書、新聞記者の話。
企業(電機メーカー)の国有化に始まり、原発推進を進めていく内閣に対し、一人の日本人がアフリカで殺される。政治信念とは。
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原子力と内閣の話。
福島に原発を復興させ、それを輸出の核にする。
なかなかいいプランじゃん、と思った。
若きカリスマが変貌していく様もなかなかよく書けていて、読み応えがある。
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政治と原発。リアリティーありすぎです。最後は何か唐突な締めくくりですが、間違いなく面白いかった。ずいぶん前に「マグマ」で地熱の可能性を感じたけど一向に進展しない。福島の恐怖は忘れ去られようとしている日本に警鐘を。
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東北震災の直後に書かれた本で、カリスマ総理によって積極的原発政策が日本の復興の目玉とされ、国民の期待も高まるが、原発政策に欠かせないウラン鉱山の利権を巡っては国際的な陰謀の闇があった。
カリスマ総理を支える若き側近と政権の闇を追いかける新聞記者が同級生という関係。
若き側近のお目付け役にあたる首席秘書官と新聞記者の上司はどちらも硬骨で、彼らの間にも古くからの腐れ縁がある。
読み進める間に、政府と新聞記者、どちらに肩入れしたくなるかが揺れ動く。
表題である「コラプティオ」の意味が最後になってようやくわかったんだけど、これを知ってて読むと、もう少し違った読感になったかも。