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(上下巻読了後の感想です)
いやー!
これはもう、読むセラピー。
シリーズの弊害ってある程度死なないキャラが確定しておなじみの流れが出来すぎて、だと思うんだけど今回はその良い面が出た感じ。
それぞれの深掘りがしっかりされていて、最後の大団円で心からにっこりしてしまった。小道具の設定も、これがソウルコレクターであるがゆえにさらに深みがあった感じ。
犯罪の本流部分だけではなくサイドストーリーにまでふんだんにエンターテイメントが詰められている。まさに大満足。
犯罪の掘り下げも、過去の犯罪者とのクロスオーバーも、偶然の行き過ぎもなくてさすがだなあ、とありがたく思った。
文庫本で読んだから新書にあったかはわからないけど、巻末の児玉清さんとディーヴァー との対談も嬉しい!作品への気持ちやこだわりが知れて、これまた贅沢。
個人的には初期の犯人の狂気がすこし薄れたかな?なんて思わなくもなかったけど、トータルでみてやはり、最高だなあと思った。
ディーヴァー 万歳!
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そのうちこんな世の中になるかも…
いやもうなってるかも…
そんな恐ろしい犯人。
みんな怪しくてみんな違うような…
下巻に続く!喜んで騙されて転がされますヽ(´▽`)/
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各登場人物の描写が詳細すぎる。ライムといとこの過去いいね。2つの並行捜査、インターネットデータマイニングの描写もめちゃくちゃ詳細。
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例によって上巻は読み進めるのがゆっくりになってしまう。面白かったけど、コンピューターの話が続くと読み飛ばしたくなる。あとはSSDの人物が覚えられない。今作は犯人視点の描写が少ないためか、誰が犯人なのかの興味がより強い。下巻も楽しみ。
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元ニューヨーク市警の天才科学捜査官が、警察に協力して連続殺人鬼を追う『リンカーン・ライム』シリーズ第8作。下巻まで読了。
今回の犯人・未詳522号は、前作のウォッチメイカー(今作でも姿を見せないままに登場はするが)と比べ怜悧さも優美さも不足しているけれど、ライムたちを追い詰める手段の悪辣さはシリーズ屈指。ハラハラさせられながら一気に読み終えた。