紙の本
うーんイマイチ
2017/10/05 21:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆるサスペンスもの。とあることから、命を狙われ、森の中に逃げ込んだ警官と、それを追う殺人者のお話。この手の小説とイマイチ相性が悪いのか、ディーヴァー作品にもかかわらず、また、ページ数も多いにもかかわらず、正直しょうむなかったと思います。たしかに意外性もありはしましたが。ちょっと残念。
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ライムシリーズが少しマンネり気味だったのでどうかと思ったが、相変わらずのどんでんがえしが冴えていた。気がついたら一気読みなのもこの作家らしい。ラストはきっと新しいどんでん返しの実験なんだろうと思った。
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ライム、キャサリンダンスとは別の話。保安官補のブリンとハートの森の中の追撃。ただディーバーのは話であるのでそんな単純な話ではない。どんでん返しあり。ただちょっと長過ぎ、また最後がちょっとあっけないね。英語のタイトルがThe Bodies left behind これが置き土産の死体という意味が意味深いね。
他の単独ものも今度読んでみよっと。
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本の題名通り舞台は主に広大な森。シンプルな物語だが、さすがディーヴァー、ツイストに次ぐツイスト。(ナンバーはないが)一場面ずつ登場人物が変わるのだが、その場面の最期には謎とかサプライズがあることが多く、早く次の展開が読みたくなる仕掛けだ。
それと、解説にもあったが、八割を占める第一部はたった一日の物語である事の驚嘆する。副主題が「森」だから、その描写の臨場感も凄い。
この手の小説は読んでいる間どれだけ夢中になって読めるか、面白いかだが、まずまず満足した。
だがこの小説はもうひとつ、主人公のブリンの保安官としての仕事中毒ぶり、子供や再婚相手との問題が根底に流れている。特に仕事中毒ぶりは、もうひとりの主人公、追う男ハートとシンクロする(似た二人=まるで疑似恋愛のように)というのも興味深い。
ブリンはその性格ゆえに子供と夫との関係を危なくしてしまう。第二部(物語や謎の収束と結末=エピローグ)で息子との関係は修復しつつあるが、
夫との間はもう戻れないという苦い結末で物語は終わる。
それからもう一度ハートとブリンの対決が第二部にあると思ったが、ハートはショッキングと言うか、いささか物足りない退場をする。その点がいささか不満であるが、しかしむしろブリンとブリンの家庭の問題の結末を書きたかったのだろう。
とにかくディーヴァーは男を描くのは無論だが、仕事のプロ(強い信念を持った)女性を描くのがうまい。リンカーン・ライム・シリーズのアメリアサックスしかり、キャサリン・ダンス・シリーズのダンスしかりである。しかもこの小説の主人公ブリンもだが、ある面で弱点と言うかマイナスを持つ人間的であるのが特徴的だと思う。
ところで早くライムの新作が読みたい。今年の秋に発刊して欲しい。
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リンカーン・ライムシリーズの著者 ジェフリー・ディーヴァーの新作が発売されていたので迷わず即買いしました。
今回は最初からヤラレまくり。
ジェットコースターと表現する他無い。
リンカーン・ライムシリーズのように専門知識のオンパレードではないですが、心象風景の描写のうまさは相変わらず。
徐々にそれぞれの登場人物の事が明かされてくるのですが、それを知れば知るほどそれまでの描写も更に際立ちますね。
レビューを書くのは遅くなりましたが、一気に読破しちゃいました。
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タイトルの通りの話だった!
殺人者コンビに追われる女性保安官補と事件に巻き込まれた女性との、スリルとサスペンス溢れる森の一夜の出来事がメイン。
が! そこはディーヴァー。
何重ものどんでん返しに今回も楽しませてもらいましたー。
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森の別荘地から入った通報を確かめに行ったブリン。そこから始まる殺し屋からの逃走と事件の真相のお話。
ほとんどが森。
とにかく逃げる逃げる。
そしてどんでん返しのどんでん返し。
なのになんか物足りないというか、ちょっと期待外れな感じだったかな…。
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11月-1。3.5点。
別荘で夫婦が殺害される。捜査する女性保安官補。
夫婦の友人と、男二人組の犯人から逃亡。
相変わらずのどんでん返し。さすが。
ちょっと読みづらかったかな。面白かったけど。
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ジェフリー・ディーヴァーの作品は凄い。まさしく作品のタイトルにあるようにストーリーの8割は森の中での逃避行である。
追いかけっこが、はらはらどきどきとスリリングで、それだけで十分楽しめる。加えて、ジェフリー・ディーヴァーのどんでん返しが何重にも用意されている。
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シリーズ物以外の長編を読むのは初めてでしたが、流石はディーヴァーと言ったところか。
最後まで隙の無い構成に見事な展開、そして得意のどんでん返しと引き付けて離してくれませんでした。
ただ、ちょいちょい訳で気になるところがあったので、やっぱりいつもの池田さんの方がいいなぁと思ってしまったりも…
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通報により訪れた森に囲まれた別荘で殺し屋に襲撃された女性保安官補・ブリン。彼女は現場で出逢った女性を連れ、深い森から脱出しようとするのだが……。
ジェフリー・ディーヴァー、久々のノン・シリーズ作品。ノンストップで繰り広げられる騙し騙されの逃走劇の緊張感がたまらない。さらには、その後にも幾重ものツイストが控えているというサービス過剰っぷり。さすがはディーヴァー、とただただ脱帽。
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この作者にしては...
今年の「このミス」20位。男女4人のチェイスになるというのは読んですぐ見えてくる。プロ同士のぎりぎりの駆け引きととびきりのスリルなんだけど、この作者お得意の蓋を開ければ神のような叡智・機知で危機を回避のパターンは、主人公の超人性が際立つほど、白けてしまう。作者はいわば神様ですからね、何とでも作れるわけですわ。リアルさとの兼ね合いの問題ですね。お約束のどんでん返しもたっぷりだけど、どんでん返されたあとから考えれば、ストーリーの無理が透けて見える。こんなことに何でこの魅力的なプロの悪玉が引き出されたの?悪玉のエンディングも納得できない。主人公が噛まないこともだし、だいたい誰に必然性があってこうするの?この手のものに家庭のごたごたが絡むのもおきまりだけど、本筋に全く絡まないから鬱陶しいだけ。だいたい、終盤近くにきての主人公の変心はもう一発どんでんかとおもわせられただけ、拍子抜け。でも、それでも最後まで読ませる筆力に敬意を表し 星フタツ。
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まさにディーヴァーならではのtwistedな展開!
でもなんだかとっちらかったままのエンディング。解説の「別の結末を読んでみたい」に同感。
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主人公と犯人が対峙する場面で
とてもハラハラしちゃいました。
騙しあい騙しあいで
すごく面白かったです。
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タイトル通り、本編のほとんどが殺し屋から逃げる保安官補ともう一人の女性の森の中の逃避行。
その中での保安官補と殺し屋の駆け引き、騙しあいの連続。
その騙しあいの後の『何ですと~!』と叫びたくなる展開にもうディーヴァーの世界に酔いまくり。
単行本で3000円でも惜しくなかったな。1050円、買いですぞ。