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「人生とは常に理不尽である」
いつもそう思って生きてきた
最近もちょっとイラっとする事があって、「イラッ」を解消するには「考え方」「物事の捉え方」を変える必要があるな・・・と。
そんな時に「風男塾」において数々の気になる発言を残した「蓮次くん」こと原田まりるさんが哲学の本を出されると言うので、これは「巡り合い」だ!!と思い普段は図書館で済ませる私も「即買い決定」で、発売日前に販売する店を押さえてフラゲしたよ
「哲学」って言うと堅苦しくて難しそう・・・そんな感じで構えちゃいそうだけど、まりるんが語ってくれるとなんだかすんなり入ってくる気がする
一応「読み終わった」にしたけど、気になる項目をそのつどパラパラと読み返したり反復して読みたくなる
「自分の足で生きよ。」嫌な事があったり、ちょっとばかり辛いなと思うとすぐに投げ出したくなる自分に時に厳しく、時に笑いを届けてくれる。そんな心強い「相棒」にもなってくれそう
哲学カフェ、ちょっと気になるヽ(*´∀`)ノ
原田まりるの哲学カフェ
http://tetsugakucafe.strikingly.com/
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久々に面白い本に出会った。
「哲学ナビゲーター」原田まりるさん、元アイドルとのことだが彼女のことは存じ上げず。ただ、よくあるアイドルの書く本とは、かなり様子が違う。
生きにくかった少女時代の彼女を支えた、多くの哲学者たちの言葉。それらが、とてもわかりやすく軽妙な語り口で描かれ、また多くの哲学者の名言が引用されていて、思わず原著にあたりたくなる。哲学が自分を鞭打つというよりは、支えるための軸となる、のイメージ。
哲学、ということばには、あまりなじみがない人も多いだろうし、面白いジャンルじゃなさそう、という向きもあるだろう。でも、この本は手に取る価値がある。いま悩んでいる人、にはもちろん良いけれど、誰しもが持っている、日常で少しだけ引っかかる何か、とか、見ないふりをして置きっ放しの何か、に光を当ててみようと思える、意味を見出せるキッカケになるだろうと思う。
私が初めて‘哲学らしき’ものに触れたのは小6のとき。小学校の図書館にあった、「車輪の下」を読んで(この本は、めずらしく、読破するのにかなりの時間を要した記憶アリ)ヘッセという作家に興味を持った。
その後、「デミアン」を読み、ヘッセに影響を与えたというユングの心理学に興味を持った。懐かしい。
当時は、心理学とか、哲学とかは大人の学問な感じがして、オマセな早熟少女としては(文学の分野だけ!笑)、とても魅惑的な響きだった。もちろん、とっつきやすいものではなかったから、少しずつだけど、手に取るようになった。
高校にはいってあまり多く本を読まなくなっていた(本を読む以外にも、楽しいことがたくさんあったのかな)のと、その後浪人していたこともあって、結局ユング心理学を手に取ったのは、大学のゼミだったと思う。
さらに、ユング心理学はニーチェやカントの影響を強く受けている事を知った。だから、哲学を読んだのはそれから。
ある程度大人?になっていたこともあり、おとなな魅力の響きというより、なんだか小難しいことを並べる、という印象のほうが強かったけれど、ゼミの先生の影響で、読んだことは読んだ。とにかくただ読んでいた。
あの頃読んだ本がその後の社会人人生に役立ったか、というと、今ならイエスだ。仕事をしていく中でのスキルには、まったくなっていないけど、生きていくうえでのスキル、いや、スタンスを形成したのは間違いなくこの頃の本読みだったと思う。
この本は、1章ずつでも読めるし、1日で全て読み切れる。そしてこの先何度か読み返してみたい本ではある。でもその前に、ひさびさにユング心理学を読みたくなった。
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20代女子元アイドルが哲学の本を書くというインパクトが先行しがちなのかな。ミュージシャンの歌詞に助けられるように、哲学者の言葉に助けられる人もいていいんだよね、と思わせてくれた本。哲学というのを身近に感じさせてくれます。読んでよかったと思わせる本だと思います。
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自分が思ってた、哲学を分かりやすく解いた内容、ではなかった。ただ著者の人生と合わせた哲学を解いた内容は分かりやすい。恋愛、人間関係に重点を置いた内容か。
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まず、題名がカッコイイ。
SMと勘違いしそうなギリギリのライン。
自身の過去を語りながら哲学を解説。
たまにグサリとささる哲学者の言葉。
哲学を身近に感じることができる。
迷ったら哲学書を読もう。
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まりる先生がんばっている。
ライターさんが手を加えている可能性もあるかもしれないが、全体としてうまくいってると思う。