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みんなのレビュー690件

みんなの評価4.5

評価内訳

624 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

うーん、100万回

2006/03/26 20:25

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栗太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔まだ、この絵本を読んだことがなかった頃、恋人へ贈るにふさわしい大人の絵本、テーマは愛というイメージがありました。バレンタインデーやクリスマスが近づくと、書評に取り上げられることが増えたのです。でも本当のところ、この絵本のテーマは、愛よりも生死だと思います。人生の意義と言うか。
 主人公の猫は100万回死んで生き返り、しかも過去の記憶を持っているという、ある意味で不死の存在です。かつての飼い主のことや、自分の死に様などを振り返っても、そこに感慨はありません。淡々と、起こることをたんなる事実とだけとらえるクールな猫にとって、不死は恵みでも呪いでもないのです。自分だけが大切だった猫は、けれど一匹の白い猫に出会い、変わります。自分より大切な存在との出会い。これが美しいメス猫だったので、恋の絵本っぽくなりましたが、相手は恋愛対象でなくても良かったのです。例えば、たまたま拾ってしまい面倒を見ることになった子猫ならファミリーものに、ネズミだったり犬だったりしたら、哲学を織り交ぜた友情ものに。
 自分より大切な存在を知ってしまった猫は、人生の価値を噛みしめ、それを失った時100万回の人生で、はじめて慟哭します。心に染みる一作です。ただ、この物語は、猫の死で終わっているところが、少し残念です。愛しいものを失った猫にとって、不死は呪いでしょう。生き続けてしまう猫の苦しみや、その苦しみを乗り越えていく姿が、読みたかったと思うのです。絵本のラストで、二度と生き返りませんでした。とされる猫は、望みさえすれば、いつでも永遠の命から逃れられたのでしょうか。好きなだけ人生を繰り返し、満足したから、もう生き返られなくても良い? なんだか色々考えさせられて、それだけに幾度も読み返してしまう絵本です。
 佐野洋子の、ユニークでありながらちょっとシニカルな文章と、水彩画なのに濁りを感じさせる絵がまた良いのです。プレゼントに最適な絵本で、いったい何冊買ったことか。
 大好きで何度も読むからこそ、気になってしまう点が、実はあります。主人公の猫が幾度も死んで幾度も生き返る設定は、この絵本の核ですが、100万回はなんぼなんでも、多すぎやしないですか? この波乱万丈な猫の、平均寿命を仮に1年と見積ったとしても、100万年前には存在していたことになります。現生人類であるホモ・サピエンスが地球上に姿を表したのは、およそ20万年前なのに……。
 ちなみに、人類最古と思われるペットの猫が発掘されたのは、紀元前8000年から9000年頃の人類の居住遺跡だと言うことです。ちょっと勉強してしまいました。

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紙の本

よかった

2022/07/20 07:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る

長年読みつがれてきた本ということで年長のこどもに購入しました。 
何かひかれるものがあったようでこどもは何度も何度も繰り返しよんでいました。

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紙の本

100万回

2022/06/30 16:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひのえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

たった一つのことを知るために100万回生きたねこ。自分が知らないということを知らない。知って生きているモノはどれだけいるのだろうか。

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紙の本

名作

2017/02/02 22:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:でぃー - この投稿者のレビュー一覧を見る

何年経っても、愛され続ける作品である。
100万回生きたねこ、というタイトルも、改めて考えてみると面白い

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紙の本

99万9999回

2017/01/23 19:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yes - この投稿者のレビュー一覧を見る

素敵な猫に出会えたんだな~
自分もあと、99万9999回生きれば
こんな人生の結末を迎えられるのかな。
どうにか、あと30年以内に素敵な人に出会えないかなー。

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紙の本

100万回生きたねこ

2016/12/10 17:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:( ̄▽ ̄) - この投稿者のレビュー一覧を見る

100万回生まれかわっては、飼い主のもとで死んでゆく猫。ある時、猫は誰の猫でもない野良猫となり、一匹の白猫に恋をすらお話。懐かしかったー

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紙の本

100万回生きたねこ

2016/08/13 08:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

何度も生き、死んだ猫が自分の不死性を誇るようになったのは、寂しかったからなのかな、と思いました。親しい人の死を見続けて、そうでもしないと自分を保つことができなかったのならとても悲しいです。最後に彼を普通に扱って、愛してくれる人(猫?)が現れて良かったです。

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紙の本

納得

2016/08/12 22:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:手紙 - この投稿者のレビュー一覧を見る

はじめは、普通の本だったでも、最後にこの本が、評価され、読み継がれる意味が判った。
ネコは、愛を知らなかった。知らんフリしてた。でも、初めて失いたく無いものの存在をシッタ。ネコは、愛をシル。

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紙の本

最後

2016/05/31 17:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るん - この投稿者のレビュー一覧を見る

色んな人の猫だったことが描かれています。
ただ単調な繰り返しのような感じですが最後に自分のパートナーの猫と結ばれます。
心の変化が起きる絵本です。

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紙の本

最も有名な絵本の一つ

2016/03/01 18:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る

絵本を読んだことがなくてもタイトルぐらいは聞いたことがあるかと思います。
私も昔読んで、ラジオの朗読でも聞いた気がします。
ストーリーは猫が転生を繰り返し、様々なものに触れるというものです。
最後にああなっても、「良かった」と思える深い絵本だと思います。

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紙の本

深いです

2015/11/13 18:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ラム子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても有名な絵本ですが、子供の読み聞かせで初めて読みました。
「〜はきらいでした」という始まりとその内容に驚き、子供向けにどうなのかなと思いながら読み進めましたが最後に思いがけず涙が…

絵本はまず図書館で借りて、子供の反応をみてから購入しますが、こちらは私が気に入り購入した絵本です。
2匹の猫と一緒に暮らしているのもあり、一度だけで無く読み聞かせ最中に涙が出てしまう時があります。
子供(4歳)の反応は今のところ?なので★4つですが、私の中ではベスト3に入る絵本です。

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紙の本

有名すぎる本

2015/08/17 20:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

有名ですが、私は詳しく知りませんでした。名作はおさえないとね。

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紙の本

本当に生きるということ

2002/03/23 22:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:郁江  - この投稿者のレビュー一覧を見る

100万回生きて 100万回死んだ ねこの話です。
 だけど 彼は今まで1度も泣いたことがなくて…大切なモノなんて何にもなかったんです。つまり本当の意味では生きてなかったんですよね。何回死んでも また生きかえる 永遠とも思える時間に 彼の感覚は麻痺してしまっていたんではないでしょうか?そんな彼が一匹のねこと出会い 彼女を愛することで何かが変わったんです。そして彼女が死んで彼は初めて涙します。その時はじめて“死”とそして“生”を理解したんです。
 「この世に生まれた意味を問う」生きることを本の少し教えてくれるそんな本です。  

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2005/05/04 02:30

投稿元:ブクログ

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2004/09/24 01:33

投稿元:ブクログ

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