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幼くして両親を亡くし、心優しい叔母に引き取られたヘレン。
ある日、叔母が全財産を預けていた銀行が破綻し、無一文に陥った。
明日のパンにも困る暮らしを覚悟したとき、とある招待状が届く。
差し出し人は、叔母の一族の長である伯爵、ブリッジミア卿。
人嫌いで有名な彼だが、クリスマスだけは親戚を集め、施しをするという。
叔母さまはそんな会には参加するまいと毎年招待状を捨てていたけれど、
生きるためには、ブリッジミア卿にすがるしかないわ!
ところが、いざ伯爵邸に着いたとたん、叔母が旅の疲れで倒れてしまい、
慌てたヘレンは近くにいた従僕に助けを求めた――
じつはその“従僕”が、この屋敷の主、ブリッジミア卿とも知らずに。
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100号記念作品です。
冒頭には作者からのメッセージつき。日本語役の表紙を気に入っておられるようです。
ハーレクインヒストリカルの王道といえる、オーソドックスで心温まるクリスマスストーリー。
ヒーローは誤解されがちないい人。
あまりドロドロした展開を好きではない方には安心して読める、ほのぼのヒストリカルロマだった。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5220.html
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両親を失くし叔母(母親の妹の義妹)に引き取られたヒロイン。
その叔母のお金を預けていた銀行が破産し無一文になってしまった時、叔母の親族の伯爵であるヒーローからクリスマスの招待状が届く。
ヒロインは家庭教師の仕事に就くことになったが叔母が生きていく為にとその伯爵の元へ行くことに。
ヒロインはヒーローの言葉をあらゆる方向まで捻じ曲げて考えてしまうし、ヒーローはヒーローで言葉が足りない。
そんなすれ違いまくりな二人がおかしい。
冷たく無愛想なヒーローというけど子供や小作人達に誠実で優しくて素敵なヒーローだった。
最後結婚した時の周りの反応が見たかったなーなんて。
表紙がお気に入り。