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読む犯罪も 現実のものであれば
警察に捕まり、裁判にかけられ 判決を受け ……
それぞれの話がどんな名前の罪になるのか
もし 裁判員に 指名されたらという気持ちでも読める
聞いたことのある罪名や ない罪名
わかっている事実で どの罪を適用するのか
う~~ん むずかしいですねぇ
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現実的にありそうな事件、そこに致までとその時の状況を、罪を犯した人の目線や周囲の目線から語られる。
そして物語が終わった後にはその事件について、弁護士からの解説がはいる
少し変わった形の本だったけど、事件について、もし自分が裁判員だったら…と思いながら読めた
つい罪を犯した人に同調したくなる話もあったけど…
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ミステリ短編+弁護士による解説、という構成。
犯罪を類型化しているせいか、ミステリとしてはひねりがない。
せっかくの短編集、もったいない。
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今までにない形の小説。
よく新聞の三面記事に出てくるような様々な犯罪の数々・・正当防衛、ネグレクト、ストーカー等々
ふと魔が差したことで犯罪を起こしてしまう人々がいて、それを黙認した人や教唆した人がいる。
まず乃南アサの描く様々な犯罪のショートストーリーが展開される。
そしてその後に弁護士がそのケースだと、どのような罪となり、どのような償いをすることになるのかを解説。
これにより、ストーリーのリアリティさがいっそう増すのだ。
しかし、つくづく思ったのは、普通の人でもほんの一瞬で犯罪者となりうるのだということ。
わが身のことと想像してみると、背筋が寒くなるね・・。
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2011/2/23読了。ミステリーの短編に、それぞれ弁護士さんの解説がつく、という、新しいタイプの作品。
さすが、乃南アサ!うまい!と面白く読めたものから、後味が悪過ぎて気分が悪くなるものまで、本当にいろいろな性質の「犯意」が描かれていて、お得感はある気がする。
でも、毎回、弁護士さんの解説があった方がいいかは微妙なところ。裁判員制度を睨んでいるのはわかるけれど、作品から現実に強引に引っ張られる気がして、不快感があることも。
どっぷりと「犯意」に浸っていたせいか、珍しく悪夢を見たりしたけれど、これでやっと開放されそう。人間って、時に本当に悲しすぎる。。
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単なる犯罪小説の短編集、ではなく、各編の後ろに弁護士による法解説が付いているのがミソです。つまり、こういう罪を犯すとどういう量刑が科されるか…、裁判員制度も視野に入れて書かれています。法解説が付いていることにより、各事件が絵空事ではなく、リアリティーをもって迫ってきます。また、「裁く」ことの重さも…。
法解説の部分には、法律用語に印が付いていて、巻末の付録を参照できるようになっているのですが、いちいち見に行くのが面倒で挫折しました。電子書籍だったら簡単に飛べるのかなぁ。そういう意味では、電子書籍って魅力的かも、と感じました。
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久々です、乃南さん。もうタイトルから惹かれて即レジへ。いやあ、読んで良かった。面白かったです。小説と法解説が同時に読めるって、なかなかないし。これ、第二弾・第三弾…って出してくれないかなあ。こういうタイプは新しくてすごく面白い。そして勉強になりました。法解説は、一回読んだだけじゃ全然理解できないから、何回か読み返しました。それでも、え?どういうこと?って思う部分が沢山あって。分からない、何で?って思うたびに、法律って面白いなあと思った。知らないことばかりだった。法律って深くて難しくて面倒くさくて面白い、と改めて思った小説でした。
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ミステリーの短編に、弁護士による解説が付いています。
面白かったー。こういう犯罪は、こういう罪になるって具体的に解説されるのは面白いなぁ。シリーズ化してないのかしら。
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あんまり面白い!という類いのものではなかったなあこれは。
短編そのものはオチがあってないような感じで終わるのがほとんどなので、小説としては物足りない。ただそこにつく弁護士の法解説がメインのようなものだから、まあこんなものかとも思う。
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新聞に載っている、よくあるニュースを乃南さんが書いたら、こんなに極上の短編集が出来上がる。
どんな小さな事件にも人それぞれの行動や思いがあるのだから、こうして小説になり得るんだよなぁ。
弁護士の説明付きってのも新しくて、興味深かった。
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一つの話毎にどんな犯罪でどんな刑罰になるのか解説が付いている。私はサクサク読みたかったけれど、この難しい法解説が結構テンポを悪くしていた気がする。小説の内容はそこそこ面白いものが揃っていた。特に良く似た事件が記憶に残っている「パパは死んでいない」や、自分は経験する事がないであろう「なりすまし」が面白かった。
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犯罪短編小説の後に法解釈の解説が付いたちょっと変わった一冊。
小説として加害者や被害者といった登場人物に感情移入しながら読んだ後に、リアルな法解釈でもう一度物語を見直していくと、また違った面白さが出てくる。
ただの事例などよりすごく身近なものとして法を感じ、学べた。
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短編とその事件に弁護士の解説がつく。
というフレーズに惹かれて読んだものの、短編が個人的にはあまり魅力を感じられませんでした。
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犯罪例の後に、起こった犯罪がどういう裁かれ方をするのかを、判例を交えて解説してある本。
短編の犯罪が結構身近なものもあってヒヤリとする。
裁判員制度で選ばれた時の心の準備用とのこと。
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裁判員裁判に向けた弁護士の解説付き短編集という、一風変わったら作品。
裁判員裁判が始まった今、誰もが様々な事件を裁かなければならない瞬間がやってくる可能性がある。そんなとき、自分ならどうするか?
普通に小説として読んだ後、弁護士の解説で現実に引き戻される。