紙の本
立華の伏線回収巻
2017/04/23 11:50
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投稿者:RASCAL - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズのひとつのけじめとなる、謎のドS少女・室見立華さんの怒涛の伏線回収回。良家のお嬢様とは思っていたが、まさかこういうことだとは、、、段々ハーレム展開になってきました。ラノベでは珍しい本格お仕事小説。映像化、されないのかなー、楽しみにしてるんだけど。
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今回はかなり泣けた。一方で、キーマン依存のチーム、組織運営はいかがなものか、というのは、自分のところの問題でもあるわけで、他人事とは思えなかった。。
自作は激動らしいので、また期待です。
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立華の過去が明らかになる話。
前巻で示唆されていたとおり、立華はJKだったことが発覚w
JKでブラック企業の社畜をやっている事を心配した叔父さんが、なんとか真っ当な人生を送らせようと奮闘する。
そんな立華たんに辞めてほしくない工兵君達スルガシステムの面々も、必死に立華たんを連れ戻すために奮闘する。
自分にとっての幸せとは何なのか
仕事とは組織で回すもの?
仕事の属人化は駄目?
などといった哲学的なことを考えさせられる巻でした。
工兵くんの1年目も終わり、第一部完、といった感じ。
まだまだ続くらしいよ!
カモメさんの過去編にも期待です。
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いろいろな伏線を一気に回収した巻。個人的には、福大としっかり関係構築できてるのがよかった。
見開きが「ミサカ受注!?」になってるのがすごく気になるけど。本文では全部「ミカサ」だから、そっちが正しそうだよね?
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いい最終回だった()。次回激動ですか。
久しぶりに桜坂くんのエンジニアな働きが目立った。組織として仕事をこなすのが会社であると思うが、個人があってこその仕事である。作品通しての存在する複数のテーマの1つに、一旦の答えが示されたと思う。久しぶりに読みごたえを感じた。六本松社長も少し認識が変わっただろうか。
風呂敷を畳み始めたのですかね。後1,2冊かなと。楽しい終わりに期待します。それとも、12巻までをアニメ化、既刊の売り上げによってはさらに続ける、とかでしょうか。
「リゾルバ」先日、名前が思い出せず後で調べようと思い、それっきり忘れていた。
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表紙を見た瞬間、「誰だお前は!」と思ったSEが主人公の小説の12巻。
今回は伏線回収回ということもあってか、ドラマ性のある内容。どことなく、有川浩を思い出した。こりゃ、工兵の家族がいい家族に見えるわけだ。そして、相変わらずギャグも面白かった。
にしても、本当に未成年だったのか。てっきり、中学生ぐらいに見える年上の上司かと。そういや、工兵の妹が会社に来た時も未成年と思わせる発言してたっけ。でも、それなら時間外労働とか深夜労働とか法律いは・・・いまさらか。
自動車メーカーの案件は解決したということでいいのだろうか。立華が復帰して解決という感じでいいのだろうか。後、カモメさんも謎だけど、こっちは最後まで謎のままなのだろうか。
次回、激動らしい。今回が入社一年目が終わりの話だったから、普通に考えたら次は新入社員が入ってくる話な気がするけど。
それと、立華のコスプレ写真半年分の話はどうなったのか。辞めなくてよくなったからなしかな。
後、細かいことだけど、自動車メーカーの社員と人材会社の社員の名前が『W田』とかぶってた。そこ、同じ名前使わなくても。ミスというほどではないけど。
ところで、三沢って誰だ。そういえば8巻で常駐から帰って来た人がいたっけか。
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そうだなー。仕事ってのは、「こいつにしかできない」じゃだめなんだ。引き継ぎ可能なものでないと。
でも、それじゃつまらない。こいつじゃなきゃだめなんだ!って言ってほしい。だってラノベだもん。
というわけで、もうこれ完全に叔父さん的にはプロポーズ扱いになってると思うんですけど…今後が楽しみです。
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「私はエンジニアよ。技術屋の働ける場所は現場以外にはないわ。」
親戚の手によって会社をやめさせられそうになりながらも、室見さんは会社に残ることを選んだ。
そういう道を選んだのは、ひとえに仕事が楽しいからという理由だけでないと思う。
自分の弱さを補ってくれる後輩、お互いに競い合う仲間、そんな人たちがいたからだと思う。
自分もいつかそんな仲間を見つけて、上のようなセリフを言ってみたいです。
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カバーの少女は誰かと思ったらなんとそういうことっすか。さて、立華の叔父が喝破した工兵の能力は、まあ、そういうことだよねという感じで、いよいよただ者ではないことを作品としての描写じゃなく、作中での評価として出してきたか、ということはこのあとなんかどんでん返しでもあるかねぇとか期待(あれ?なんか後書きにもそんなの書いてる?)。
まるで死亡フラグみたいな発言もしてるしね(そういう意味ではないと言ってるが、受け取る側がそう受け取ったら死亡フラグなんだよ、うん)。
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このシリーズ通じて壮大な伏線のうちの1つを回収した巻。
もう一人のミステリアスなスーパーお姉さん回は今後あるのだろうか。
そろそろシリーズ自体がクライマックスに向かっているのかもしれないが、そこそこ部数が売れているなら、出版社的にはなかなか終わらせないか。
まあSEのファンタジーものとして読めば面白い。
このくらいの規模の会社での無茶ぶり感は割りとリアルだが、そんな大手の仕事が急に入ることはまずないし、いくらなんでももっと社内に嫌な奴が多いものだ
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あとがきに書いてあるとおり、この巻は仕事と働く人をかけた信頼の話になっている。また室見に関して深く知ることができる。
物語としては展開のハラハラさや考えてもないような解決策を提示するものではなかった。結末も想像できるもので有ったことから、過去の追求や明かすことに重点を置いたと考えられる。
この物語のように自分のことを想ってくれる人がいたらいいなと感じつつ、普段仕事で目標にしていたり大切にしている人がいなくなる事態にはどう対処するかなど考えながら読み進めた。
意外に仕事とは、キーマンと思いし人がいなくなっても回るものである。ただそこには個々人の思いやモチベーションも含まれてるのかもしれない。そんな感情を抱く巻。
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この巻は「仕事は個人の力量」or「仕事は組織でやるもの」? がテーマの一つとなっていました。
ちきりんさんなら、「xxよ」と言い切って脳内仮説を滔々と語るのでしょうが(ごめん、嫌味な書き方ですね。嫌いなんですw)、どっちもあるよな的テーマです。
私の意見としてはロクヨンくらいで個人の力かなと思っています。
よく、「企業文化の影響が」という人がいらっしゃいますが、部門長が1年頑張れば企業文化よりも強い影響を持つ(?)組織風土ができます。
(半年で変わるのをみたことがあります)
また、組織は個人によって構成されますのでお互いに影響を与え合いますから、どっちがどっちと決められません(少なくとも私には)。
ということで、本巻では、その辺に思いを寄せながら読みました。
ご贔屓キャラの姪乃浜 梢が活躍してたので★5です。w
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ついに明かされる立華の秘密.なれるSEもとうとう12巻.この物語の可愛い女子を汚いおっさんに置き換えると,実際のSEの職場に限りなく近くなるとか
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果たして必要だったか?な立華のドン引きな設定というか境遇が明かされました。設定自体は良いのですが、立華にとっての仕事=(○○との)絆というのを描写できないので、人間ドラマが薄いです。作者はできないのに、やってしまった感が。
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12巻のサブタイトルは「アーリー!?リタイアメント」。
室見立華さんの退職と進行プロジェクトの残されたメンバー達との葛藤。
立華さんの過去や生い立ちがこの巻で明らかになり、SE技術バリバリな話ではないが、人間としてのドラマは他の巻よりも内容が濃い。
この業界の永遠の課題でもある、「人に依存せず組織としてまわすためには」と「1人の天才エンジニア>100人の平凡エンジニア」の矛盾した建前と現場の現実ジレンマが上手に描かれている。
人事と現場エンジニアの分かり合えなさ。どちらも間違っては居ないが自分の立場と比べると工兵側の目で感情移入して観てしまうし、本書も現場の目で観るようにできている。
ラノベの性質上、一歩引きながら「あるある集」として読んでいたこのシリーズも、一歩踏み越えて感情的に読んでしまうようになった。
それだけの威力があるし、SE業界体験している人には必読書だと思う。