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新たな・・・
2015/09/10 11:49
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投稿者:FUMI - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までの「夜会」の本は「シナリオ本」や「小説」であったが、この本は「写真」と「詩」と「詞」での構成という新しいものへの挑戦のような感じがする。
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借本。
凄い!写真や言葉や文章に、びっくりです。
「海嘯」も凄かったけど、こちらもなかなかでした。
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【目次】
第一幕 GLASSHOUSE・夏
第一場 到着
1 いない私
騙りの庭
2 新品の眺め
3 片袖のない着物
4 傷
5 おかえり
第二場 花に覆われた湿原
6 能書き
7 新品のスーツを着た男
8 谷地眼
9 計画
10湿原であります
11朱色の花を抱きしめて
朱色の花を抱きしめて
12花暖房
第三場 犯罪
13一生と一日
14狂言日誌
朱を奪う紫
15 野守草
16ためになる恋
17獲物とった
第四場 風の夜
18ティーンエイジャーだった頃
19陽時計・月時計
陽紡ぎ唄
20火をかざせ
21手を出すな
22ひとりぽっちの闘い
23爪
疑えばきりがない
24さぐり
25虫
第二幕 GLASSHOUSE・冬
第一場 吹雪
26雪の粒はいくつ
27古い帽子
ツンドラ・バード
28白銀霜髪
29白闇
第二場 白都
30白都より
31田舎のネズミ
街路樹
32轍
33作業灯
第三場 病
34ひとりぽっちの闘い
35氷河零時
36氷室守
37遠近法氷脈
38足の下に何かがあるので
39地下から陽時計を見上げれば
40ヤコブの梯子
41成就
第四場 愛人
42ずっと待ってたのに
43CAP
天使の階段
第五場 凍原へ
記憶
44空からアスピリン何を待っているの
45祝福
46越境者
47敵
六花
48帳簿
49地吹雪を御存じない
第六場 迷子
粉雪は忘れ薬
50凍原楼閣
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欲しいけど手が出せなかった本。。
なら「それほど欲しくない」というのが答えか…
そんな自分が、ちょっと悲しい。。
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中島みゆきさんの夜会が原作の詩画集です。
初演時は谷山浩子さんが主人公役だったのよね。
とにかく主人公が愛に一途だなぁと思って読んでた。
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雪は空からの手紙。雪が全てを包み込む物語。雪原で、湿原で、あの人を待ちながら。人の心の営みはこんなにも深く、こんなにも輪郭があり。そのくせこんなにもちっぽけで、こんなにも不確かで。