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吹雪で道に迷った劇団・暗色天幕のメンバーは
山中に建てられた謎の洋館"霧越邸“に逃げ込み
一旦は難を逃れたものの、
降り止まない吹雪のために屋敷に閉じ込められてしまう。
偶然訪れたはずの屋敷の中から見つかる
自分達の名前と共通する品々。
食事の提供や一人一部屋を与えてくれるなど
良くしてくれるものの、冷たい対応の家人たち、
時折見え隠れする何者かの影…。
不思議なことが起こる中、
メンバーの一人が何者かに殺害されてしまう。
犯人は劇団の中にいるのか?
それとも偶然訪れたこの屋敷の家人なのか?
見立て殺人を行う理由とは?
また次々に起こる不思議な現象は何なのか?
謎が折り重なって複雑に絡み合い、
面白さが積み上がっていく感じ!
北原白秋についても学びたくなりました。
続きが楽しみです!
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念願の『霧越邸殺人事件』です。久々に王道クローズドサークルミステリを読んでいるので少し置いてきぼりになったりしますが、上巻だけでもすっごく面白かったです!
割と沢山骨董品、美術品に関してはにわか民なので、所々頭にハテナを浮かべたり…。とっても素敵な作品の数々なのは伝わってきました。
途中で不思議なこと( 不吉だったり不気味なことのはずなのにその雰囲気も美しい )が度々起こりますが、霧越邸なら起こってもおかしくないあの雰囲気が最高です。行ってみたい、、、。
巻頭の見取り図を何度も見に帰るくらい世界にどっぷりのめり込めました。
今回は推理とかせずに世界観を楽しもうと思うので、犯人は全然分かりませんが、この先の展開が楽しみで仕方ないです。
このまま下巻も楽しもうと思います❥
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上巻は導入と一人死ぬだけ。見立て殺人+吹雪の山荘、というゴリゴリの本格ミステリ。キャラ名が思いのほか覚えやすい。
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何故か今まで読んだつもりで、再読の感覚で読み始めたらアレアレ間違いでして。
もう、見取り図がついてる時点で気分は爆上がり。地図を見ながら読み進めるのはなんともたのしいです。
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まず遠田志帆さんの表紙が素敵。雪の山荘で起こる連続殺人事件、しかも北原白秋の詩に見立てて。このあらすじだけでもう絶対おもしろい。名前に何かあるんだろうとは思ってたし、犯人怪しいとも思ってたけど、、予想通りおもしろかったです!
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知識量が半端ない。
説明されても私の頭ではハテナが浮かびながら、勉強させていただく気持ちで読み進めた。
図面や、提起される表なども実際のものが添付されてて見応えがある。
文章と相まって想像力を掻き立てられながら読み進めていく。
まだ上巻を読んだだけだが、これからどうなるか下巻も楽しみ。
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謎の洋館「霧越邸」の冷たい家人たちの対応。吹雪で閉じ込められたクローズドサークル。
大好きな要素が詰まっているのに、館シリーズのように一度読んだら止まらない!という感じはなくて、読み終わるまでに少し時間がかかってしまった。
上巻下巻とわかれているのでなかなか話が進まないのと、芸術品の説明が多く出てくる所に興味がないからだと思う。
でもそんなこともあまり気にならないくらいにさすがの面白さで続きが気になる。
下巻に進みます!
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ーもう一人の中村青司に捧ぐー
から始まるなんとも魅力的な!!と思い無事に読了。
やはり脱出不可能な建物の中で起こる不可解な殺人という題材は面白い。犯人が誰なのか全く読めず、、、
面白いのだけれどところどころ日本文学のうんちくが出てきて個人的には読むのが大変で読み飛ばしてしまいました。