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8件
霧越邸殺人事件
著者 著者:綾辻 行人
信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」。訪れた劇団「暗色天幕」の一行を迎える怪しい住人たち。邸内で発生する不可思議な現象の数々…。閉ざされた“吹雪の山荘”でやがて、美しき連続殺人劇の幕が上がる!
※本書は一九九五年二月刊行の新潮文庫版を全面的に改訂した〈完全改訂版〉が底本です。
霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>
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霧越邸殺人事件 完全改訂版 上
2015/11/16 17:48
もう一つの館殺人
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makimaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
綾辻行人といえば「十角館の殺人」などでおなじみの館シリーズが代表作です。私自身ものめり込んで読んでいます。ある時、息抜きがてら館シリーズではないものを読もうと思いこの本を手に取りました。
しかし読み始めていくとあっという間に息抜きという考えもすっと抜けていき読書(推理)に没頭してしまいました。豪雪で閉ざされた館で起こる殺人。
そして綾辻行人の巧みな文章表現と伏線には毎回驚きと喜びを感じます。
ぜひ一度手にとって読んでみてください。
2024/07/31 11:50
良い本です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
吹雪の中のお屋敷、電話線も切れて連絡も取れない、そんな中で起きる見立て殺人です。犯人は誰なのか、知りたいですね。
霧越邸殺人事件 完全改訂版 下
2015/05/10 23:25
死を予言する館(下)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:翠香 - この投稿者のレビュー一覧を見る
下巻に入ると一気に物語は加速。
でもまさかあの人まで殺されてしまったのはショックでした。
実は途中まで犯人と疑っていたのですが・・・。表紙の絵を深読みし過ぎたかも(^^;)
北原白秋の『雨』の歌詞に見立てた「見立て殺人」。
読んだのが梅雨の時期だったので、雰囲気満点でした。
犯人に関して、分かりやすい伏線を見逃してしまったのが不覚。
動機は到底理解できるものではないですね。やっぱり犯人狂ってます。
結局3F部分は何も関係ありませんでした。
幻想的な雰囲気がとても好みでした。