紙の本
第二部と言うか時間漂流編開始
2016/06/16 00:09
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投稿者:タナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
緋弾のアリアと世界観を共有していた本作。
冒頭から、緋弾のアリアのメインヒロインに強襲される。
ある意味で書かれた時代を反映した作品だった。
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壮絶なアリアでのネタバレが頂けない。
これじゃ、不知火の正体が……。
アリア最新巻では、確かに不知火の怪しさは醸し出してましたが、最初の部分で台無しです。
こう書くと、ただのアリア信者なのですが、やっぱりアリア本編が終わってからというか……緋弾のアリアになってからの方が……。
もうアリア問題を解決する未来が確定したわけですし、なんとも。
アリスベル自体はわるくありませんが、緋弾のアリアしか読んでない人にはさっぱりだし、その逆も同じ。
両方読んでいるは、うーんとなるかも。
早く出過ぎた。
一言いえば、やはりアリアの焼き回し感が拭いきれない。
チュンの思想について、いかに日本を奪い取ろうと日本人が持つ独特な特徴がない限りは、青い沼は生まれる。
現状そこまで綺麗だとはいえない。日本人にもクズはたくさんいて、食べ物を粗末にしたり、ポイ捨てしたり、友情をまるでカスみたいに吐き捨てるのもいる。
幻想という言葉が一番ふさわしい。
大体どこにあの大陸の、人間を受け入れる場所がある? 日本の何倍なのか?
それに日本も貧困はある。
だが、チュンには見たイメージが強すぎて、そう見えてしまったんだろう。
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鵺を追い2010年にタイムスリップした静刃、アリスベル、獏。
鵺を倒し、時間凍結による未来への帰還を果たそうとするが、アリアに襲撃されてその試みは失敗する。
その際、獏は恋カンを破壊され、魔術が使用不可能になってしまう。
そんな静刃たちに、元内閣総理大臣の手の者が接触し、協力を求める。
依頼内容は、日本を影で支えてきた妖、タツの復活。
タツの力を得て未来への帰還を果たそうと考え、静刃らはその依頼を受ける。
敵対勢力は上海ランバンのチェン、陸自の巻。
そこで静刃は白い妖刀を使う中学1年生の少女、早乙女刹那と出会い、仲良くなっていく。
みたいな流れ。
あいかわらず静刃はキンジの劣化コピー臭くて好きになれないんだが、それ以前にコイツ、実にかなりのクズッぷりを見せてくれる。
風呂場に隠れ潜んで少女の入浴を覗いたり。
中学生少女の自室に隠れ潜んでその様子を観察したり。
やってることが人間としても男としてもクズすぎる。
また、獏の仕業で静刃にはアリスベルの恋心が届かない、と言う設定になっている。
静刃はアリスベルのことが好きだと自覚しているくせに、自分はアリスベルに好かれていないと感じている。
自分はアリスベルのことが気になっているが、アリスベルは自分のことを好きじゃない。だから好きになってもしょうがない。ああでも可愛い。パンツ見えた。おっぱい触っちゃった。でも好かれてないから好きになれない。
へたれにもほどがある。と言うかへたれを通り越してクズである。
相手に好かれようが好かれまいが、相手が好きなら好意を示せと突っ込みたくなる。
しかもこいつ、女嫌いのキンジと違って真性のむっつりスケベ。
アリスベルはもちろん、獏や鵺、刹那とあいてかまわず色に迷う。
そのくせ、スケベ系主人公のようなあからさまな煩悩を見せるわけでもなく、あくまで表面上は「女とか苦手だし・・・」って感じの鈍感系主人公を演じる。
クズッぷりがひどすぎる。
この4巻はチェンと巻との死闘の果て、大ピンチから脱出すべく、更なる過去へとタイムスリップするところで話が終わる。
次の5巻でさらに静刃はクズッぷりを発揮してくれる。
ゲスめ。
こんなクズを相手にメインヒロインをやらされてるアリスベルが不憫でならない。