新装版　蝶獣戯譚（１） みんなのレビュー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：Koukun　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

華麗な絵で読む人を魅せる。
ストーリーはこの作者の代表作ギフトと同様にハードボイルド勧善懲悪ものに人情ものを少し交えたという味付け。まあまあこんなものかな。絵が華麗なだけに少し残念。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：かしわ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公は美しい遊女かと思いきや、その正体は実力派の忍。
任務の為なら情を捨て、かつての仲間も冷酷に処分する。
けれど、実のところは情に厚く…

というキャラクターなのかな？と思うのですが
かなり序盤から、メンタルぶれぶれで、かつ
始末対象に本気で惚れてしまったりするので
いまひとつ彼女の魅力がわからない…
それでも任務は遂行するというのが、悲劇として描かれているのかもしれませんが
圧倒的に強い訳でもなく、やたらメンタルに技量が左右されるので
凄腕の忍というのもピンと来ない…
物語の進行と共に、実は完全無欠に見えた彼女が
段々と、本当は繊細で傷つきやすい女性なのがわかってくる…という展開なら、また感想は違ったかなと思います。