ねこまたのおばばと物の怪たち
2024/01/03 18:53
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投稿者:Qた - この投稿者のレビュー一覧を見る
家でも学校でもひとりぼっちだった舞子か、おばばたちと出会って変わっていく様子が良いです。舞子が親を静かに拒絶するところがいたたまれない気持ちになりました。
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おばばと妖怪たちは魅力的で、救われていく舞子に
ほっとしながら、あまりにものめりこみすぎて
本当の家を見捨てていきそうな様子が心配だった。
でも、あのラストは嬉しかった。
よかった~。
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昨年末先生が他界されたので、この小説は続編がないのかと思うと、残念です。
この小説こそ、現代の人たちに読んでもらいたい小説の1つだと思います。温かいけど・・・絶対何かに気付かされます!!
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先日,香月さんが亡くなられましたね.ちょうどこの本が届いた翌日でした.世知辛い世の中を逞しく生きて欲しい,彼女の作品はいつもそう語っているように思う.もし我が子に本を読ませたいと思うなら,彼女の作品をオススメします.
以下あらすじ(巻末より)
「人にはそれぞれ自分の物語があるんだよ」継母に子どもができて、家族とうまくいかなくなった少女・舞子。学校でもいじめられ、幽霊が出るというイラズ神社に、ひとり行かされることに。心細さのあまり亡くなった母を思いながら、暗い竹やぶを歩いていく彼女の目の前に、突然、わらぶき屋根の家が現れて―!?ねこまたのおばばと不思議な物の怪たちとの出会いが、舞子に本当の自分を教えてくれる。心温まる癒しと勇気の物語。
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読み終わりました!
最初はどうなることかと思ったけど、
イラズの森に導かれておばば達に出会う………
出会うたびに元気になって
外の世界でも成長していく舞ちゃん
いじめに立ち向かうシーン良かった!
そして最後良かった。:゚(。ノω\。)゚・。
ラストも良かった…こういう結末嬉しい////
……続編もう読めないんだなと思うと寂しいです。。
それにしても、天空魚が現れたときは
『大江戸妖怪かわら版』雀たちの世界にも出てたなと
関連しているようで、ちょっと嬉しくなりましたね。。
どこかで繋がっていると…
あと、話す言葉も似ている!「ちげえねえ!」とか笑
○○ぜよって言う妖かしさんがいたのですが
喋り方が龍馬さんっぽかった////
こちらの世界の料理も
美味しそうだった(〃゚σ¬゚)ジュルリン..
おばばって絵にするとどんなだろう。。
きっと可愛いおばあちゃんだろうな
一番最初の出会い。。
酒ビンをくわえて塀の上を歩くシーン………が
まるでニャンコ先生みたいだなとつい思ってしまった(笑)
猫じゃないけど!
………もうこれで香月さんの新作が
読めないと思うと残念です。。
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生みのお母さんが亡くなって、新しいお母さんを迎えた小学生の舞子は、色々うまくいかないことばかりですっかり落ち込んでいた
両親との壁
クラスメートからのいじめ
家にも学校にも居場所のなくなった舞子はそんなある日
「出る」と噂の古い神社へと行く羽目に
しかし、不気味に連なる赤い鳥居の先に開けたのは
穏やかな花畑がどこまでも続く
とても暖かな場所だったーー
****
不器用な親子、不器用な友人関係
そういうものに悩む小さな心に触れる
母と子の間に立つ今、そのどちらの気持ちもよくわかる気がして
どちらともつかない涙が滲んだ
子どもはこんな風にして、育つのがいいんだなぁと
おばばの住む花畑を想像して思う
それにしても日輪さんの書く話は、どうしてこんなにも食べ物が美味しそうなんだろう!
普通に白米とみそ汁と漬物が出てくるだけなのに!
きっと食べ方の描写がいいんだろうなぁ
最後に、香月さんのご冥福をお祈りします。
本当に残念で…
素敵な作品をありがとうございました。
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ようやく積ん読から読了。
もとは児童書だけあって、読みやすく分かりやすい。
もう子どもの気持ちにはなれないかも知れない(笑)。
主人公より、継母の気持ちに同情しちゃうのは、自分の子供が小さくて手がかかるからか。
おばばの台詞「完全な人間なんて~」に慰められる。
やっぱり香月作品、スゴいよ。
子供が大きくなったら、香月日輪先生の作品、必ず読ませます。
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家族や同級生との関係をが上手く行かない舞子ちゃん。ねこまたのおばばと出合って居場所が出来た。自身の心も体も成長できた。拠り所が有れば強くなれるのね、人は。
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何もかもが嫌になってた女の子がおばばと交流を深めていく事に生き生きとした、素敵な女の子になっていく様が伝わって、あっという間に読み終えてしまった。心の中があったかくなる作品(*˙︶˙*)☆*°
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姪っ子ちゃんと2人で大絶賛の面白さ♡
小学生向けの本やったのかなぁ?
ほとんどの漢字にルビがふってあったし、たった1時間で読めちゃうw
家族との間に確執のある小学5年生の女の子が、ねこまたおばばが住まうアヤカシの世界の中で、どんどん成長していくお話し☆
おばばの言葉に心がポカポカしました!
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YAの分類に入るのかな。とても読みやすいお話で、主人公と同じ小5の娘にも読んで欲しいなぁ〜。
内容は、最後が想像出来る内容だけど、それなりに面白い。もう少し深く掘り下げられても良いかな、という感じもします。
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とても読みやすいです。
元は児童文庫で出ていたようなのでその名残かと思われます。
新しいお母さんがきて、赤ちゃんが産まれ、学校でもいじめられ。
家でも自宅でも居場所がなくなっていた女の子が、優しい妖怪おばあさんの手を借りて生きる力を取り戻し、自分を悩ませるものに立ち向かえるようになっていく姿が素敵でした。
とても優しいお話だと思います。
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『妖怪アパートの幽雅な日常』をぎゅーっと圧縮したような短編。おばばや物の怪たちと非日常的な空間で過ごす日常を通して、成長していく香月ワールド全開な作品。ハッピーエンドすぎて、作品としては物足りない気がしなくもないけど…ねっ!
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香月日輪さんの新刊かぁと思っていたら、
復刊だったのですね。
人と人の心のぶつかりあいと、
理解しあうことの大切さ難しさを
そっと教えてくれる物語でした。
かといって、説教っぽい表現は少なめだと
思うので、他の作品で「説教くさい」と思っている
方にもあまり抵抗なく読んでいただけるのでは
ないでしょうか。
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さっそく文庫版を買った。
いつ読んでも、ワクワクする。
大事に、とっておかなくちゃ。
最高の、一冊。