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わたし達の人生の中に、当たり前のように存在している「言葉」。あまりにも当たり前すぎて、改めて意識して使うことは少ないかもしれません。でも、わたし達が日々生きていく上での「言葉」を少し意識するだけで、人生は少しずつでも良くなっていくのではないでしょうか。
「言葉」は、いつの間にかわたし自身の人生のテーマになっている。それを改めて認識した一冊でした。
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人に伝わる言葉を使えるようにするためには、「自分の言葉」に気づかなければいけない。
自分の言葉は表面上のきれいな言葉ではなくて、子供の願いごとのような具体的でシンプルな言葉になるはずだ。
僕の今の夢を子供ことばで書けるだろうか?、と考えさせられました。
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いままでの著作の更新版の印象。
既読感覚あったが、下記部分は改めて共感。
言葉という字は、言の葉っぱ、と書く。
人を木と見立てると、人の発する言葉でその木は形作られてゆく。成長してゆく。
その葉っぱは、潤いある青々とした緑を湛えていることもできる。枯れること、病気になること、汚らしい木もある。
土、水、空気、光、風、いろんなものを受けて成長してゆく。置かれた環境もあるが、自分を形作るのは自分自身。
なりたい木になりましょう。
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著者が小学校3年で出会った先生から教えてもらった「言葉という字は言う葉っぱ。きれいな言葉を使えばきれいな木に見え、汚い言葉は汚い木に見える。きれいで正直な言葉を使えば立派な木に見える。」そんな教えをしっかりと本質を理解しているひとはどれだけいるのだろう、とわが身を含め反省してみる。
また同じ先生は先入観で判断しない考え方や、相手の立場に立って考える視点もディベート遊びを通じて教えてくださったという。それはこころとからだを大きく成長させる小学生の時に身に着ける大切さを物語っている。このころのこういう先生との出会いは本当に宝だと思う。
人とのコミュニケーションによって培われ洗練されていく言葉は、スタンプなどというものに自分の心情を預けたりしてできあがるものではないと、改めて思う。 「ガチめにすごい!」などと平然と使う10代の娘に説教ではなく、生き字引となって教えていきたい、としみじみと思う。まずは、我が言葉。である。
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●読もうと思った理由
自分の思ってることを自分の言葉でできるだけ詳細に言語化する力を身につけたいと思ったから。言語化することは大切だと思ってて、自分の悩みや現状なども言葉にして表すことができればそれが詳細であればあるほど解決方法なども考えやすくなるし、自分の考えを相手に伝えるときもしっかり言語化できてればより相手に自分の考えていることを詳細まで伝えられるというふうに、これから生きていく上で自分を大いに助けてくれる能力だと思った。
●感想
言葉にかける著者の熱い気持ちが伝わった。昨今、例えばLINEでは自分の気持ちをスタンプ1つで表したり、簡略化がどんどん進んでいるけれど、そういったものに流されず自分の気持ちをしっかり言葉として考えて表すことの大切さを再確認した。そして、著者が伝えたいことをエピソードとして紹介している部分がいくつかあって理解しやすかった。
●実践してみたいこと
⚪︎失敗するときはいつも同じパターンだ。「まあなんとかなるだろう」という意味のない楽観主義でいつも後手後手にまわる。
「未来とは、忘れてしまった過去である」
➡️失敗したときのことを振り返って自分はどうしたかったのか、最善の選択はなんだったのか、それをするにはどんな準備が必要だったのかなど考えておくことで、もし同じようなシチュエーションに会った時同じ失敗を繰り返すことはなくなると思った。
⚪︎過去のエピソード8つ+現在のエピソード2つ
➡️400字程度のエピソードとして書き起こしてみる。そしてそのエピソードから理解してもらいたい自分の長所を一言でまとめてみる。長所は さあ、才能に目覚めよう の強みを参考にして。
あと、そのエピソードから失敗したことも振り返りたい。次同じようなシチュエーションがあったら、どうしたいかということを振り返りから考えて準備しておきたい。
・過去のエピソード
例:子供の頃のこと・思春期の頃・受験・学校生活・家族・
友だち・趣味 など。
・現在のエピソード
現在自分が抱えている仕事・今日あなたが新聞で、または朝の電車の中で見聞きしたニュースからひとつ。
※これを毎日繰り返していると、自己紹介のパターンがどんどん増える。深く考え、生まれてから今日までのトータルな自分から掘り起こされたエピソードから、自分を相手に好意的に理解してもらう武器になる。
オーセンティックボイスの原稿としての使い道もありそう。
⚪︎「美しい」「悲しい」などの形容詞を排し、動詞を用いて動きを書いていく
➡️自分の意見を言語化するときに意識するようにする。形容詞として表して終わってしまうのではなく、どういうことがあったからこう思ったというように深掘りしていき、自分の言語化能力を上げていきたい。
⚪︎映画を見ているときも、重要だと思える3語を探す訓練をしましょう。漠然と見ているより言葉の隅々まで目が届くようになります。
➡️映画鑑賞の際、実践してみる。まずは1語からでも。
⚪︎「しぐさ」を学びましょう。スティーブ・ジョブズ、バラク・オバマ、落語、歌舞伎、宝塚歌��団、上司、部下、今あなたの前に座っている人。サンプルは無尽蔵です。面白いと思ったら、その理由を考えて、まねてみる。
➡️まずは意識してみる。日常での周りの人、映画の中での登場人物、バラエティ番組の有名人など。人ならば誰でも参考にできそう。
《実践することまとめ》
・"さあ、才能に目覚めよう"を読み、長所の活用法と自分の長所の上位5コに目を通してみる
・400字程度のエピソードを、理解してもらいたい自分の長所を一言でまとめられるように書き起こす
エピソードは、子供の頃のこと・思春期の頃・受験・学校生活(小・中・高・大)・家族・友だち・趣味について
・映画のFilmarksの感想で、「美しい」「悲しい」などの形容詞は動詞を用いて深掘りして記入するようにする
・映画では重要だと思える3語を探し、Filmarksの感想に記入する。まずは最低でも1語は記入する
・「しぐさ」を意識して取り入れる。日常や映画の登場人物、バラエティの有名人などから。