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シリーズは安定感が出てきてますね。そこに、新しいキャラクターが加わって、ちょっと新鮮味を出しつつ、かつ、これまでのキャラクターのアクが強くなってるかな、という感じで、ますます楽しめました。この世界観、いいですね。
とにかく、あっという間に読める、そして、新しい視界が開ける感じが楽しい。
シリーズが安定したせいか、読んでの衝撃感というものは少なくなったようにも感じますが、楽しさは変わりません。
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主人公による歌舞伎の演目の新解釈が、面白かったです。
知らなかったトリビアもあったりして、まだまだ知らない事が沢山ある歌舞伎って、やっぱり凄いな、と。
マスターのいらない話に思うことは、他の登場人物のリアクション同様だったのには、読みながら笑っちゃいました。
歌舞伎入門の書として、オススメしたい一冊です。
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内容(「BOOK」データベースより)
夜ごとバーに集う私立探偵の工藤とライターの山内に、マスターの島。三人揃ってヤクドシトリオは往年の銀幕スター話に興ずる。そこに美貌の大学院生桜川東子が揃えば未解決事件の話題に様変わり。アルバイトの阪東いるかも加わり、いっそうにぎやかに盛り上がる!今回はあっと驚く歌舞伎の新解釈で、東子が見事に真相を究明!大好評のバー・ミステリシリーズ!
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桜川東子シリーズ、第4弾。
今回のモチーフは、歌舞伎の演目。
ややマンネリ化してきた。
マスターの意味不明な発言も、邪魔なだけになってきた…。
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同工異曲の話が6話つづく。
第4作らしいが、以前のは読んだだろうか。1作ぐらい読んだ気がする。
安楽椅子探偵ものには、目の前で真犯人が指摘されるカタルシスが無い。
ヤクドシトリオによる昭和芸能史にも乗れず、マスターのボケにも僕のツッコミにも乗れなかった。桜川東子を始め、感情移入できるキャラクターも出てこなかった。
歌舞伎について多少知識が得られたので☆三つ。