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コンパクトで美しい日本学シリーズ「ジャパノロジー・コレクション」が創刊。
美しく品のある和菓子が1頁にひとつずつ、名前(英訳付)、つくりや由来などかんたんな解説が添えられている。春夏秋冬の上生、和菓子屋さんにふだん並んでいる団子や大福、おまんじゅうの類い、それに日持ちする干菓子、羊羹、最中、打菓子などまで網羅。
ながめるだけでしあわせ。
それに加えて、和菓子の歴史、用語、材料、技、菓銘などのエッセンスをまとめた文章が章ごとにはさまっていて気の向くままに読んで学べる。
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四季折々の上生菓子をはじめ、さまざまな和菓子の写真に眼福。
正直和菓子って何でどう作ってるんだろ?と思ってたから、製法・和菓子の歴史などなど勉強になりました。日本人として(笑)
その辺の説明部分は、写真目当てに買うと目が滑るかな…でも写真集みたいなノリで買っても全然いいと思う!
和菓子はシンプルだけど手が込んでて、だからこそ職人の個性によって全然違うものになるんですね。
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和菓子を美しい写真とともに紹介し、その世界を日本史的、技巧的、食文化的など多角的に解説した本。「匠の技と個性」においては職人の精巧な技巧が表現されている。材料ひとつとっても、同じものは何一つない世界の怖さと面白味。菓銘からたどる歴史、由来などに想いを馳せる楽しみ。四季の移ろいを見た目で感じる趣。和菓子には日本の奥ゆかしさ、直接的ではない美がたっぷり含まれている。そこに、多くの人が魅了され続けているのではないかと思う。この本はコンパクトながらも抑えるべきポイントが学べる。また、眺めているだけでも十分楽しい。最初の和菓子の本としておすすめしたい。