本好きも人それぞれ
2017/07/31 17:48
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投稿者:きみどり - この投稿者のレビュー一覧を見る
第9章がいちばんおもしろかった。
自分は同じ本を2冊買うのは「なし」で、
気付かずにダブって買ってもけっこう落ち込むんだけど、
この人たちはわりとふつうに何冊も買うらしい。
踏むのは二人ともムリだけど、
書き込みは片方の人は平気で、ページを折るのはムリ。
もう一人は書き込みはムリで、ページを折るのは平気、とか。
本に対する愛情にあふれた人たちでも、
違う部分があるのがおもしろかった。
自分がイヤなのは、本を開いたまま伏せておくこと。
本が傷むし、かわいそうな気がする。
あと、平台に物を置くとか、本を雑に扱ってるのを見るのもイヤ。
だから本屋さんとか図書館で働く、とか、
ぜんぜん思わなかったんだろうなあ。
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文学とか趣味とかマニアとか、読書ネタのエッセイや対談でありがちな文脈にハマること無く、純粋に「本って面白いよね!」という気持ちが会話から伝わってくるところがとても良い。
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昨今では、スティーヴン・キングって誰ですか…という人も珍しくないようだから、第1章は「そうそう!」と大喜びで読んだ。クーンツにもケッチャムにもしっかり言及されてて満足。
私は、角川春樹が出て来る前の角川文庫のほうがいい、角川春樹が角川文庫をダメにした …とまで思っているので、かつ、赤川次郎もいいと思えないので、第3章には全く共感出来なかったのも面白かった。
知ってる本だらけで楽しい。喜国「本棚探偵」への言及もあって楽しい。8章、9章、10章と終わりに向かうほど、本への愛がみしみし迫ってきて楽しい。
本のセレクトは割と初級編?なので、ブックガイドとしての機能はあまりないけれど、ホラーやミステリを最近読み始めた人にはちょうどいいのではないか。マニアとしての話もまだ入り口で、たぶんまだまだ奥があると思われるので、もうちょっとディープな続編を期待する。
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ビブリア古書堂の作者と R.O.D. の作者の、本についての対談。
ビブリア古書堂は(ちょっと古いにしても)まだわかるとして、なぜに R.O.D. の作者を今頃持ってきたかという。(^^;
これを機に R.O.D. を再開してくれるといいんですけどねぇ。
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人はいつから本好きになるのだろうか?
子供のころの読書体験ってどういう意味があるんだろうか?
わからないからつまらないと放り出すのか、これなんだろう?と想像したり、調べたりする中で、読書の道も生き方も変わってくる。
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本の話がとにかく濃い!
私が読んだことある本はほとんど出てきませんが、すごく面白かったです。とりあえずスティーブン・キングは一度読んでみようと思いました。
とにかくこれ楽しそうです♪
本について語り合える相手って私には居ないので羨ましい~。
本そのもの扱いについての話も面白かった!
ページの端を折れるか?書き込みはOK?カバーをしおり変わりにする?など、読書あるあるネタが面白い。
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世界は広い.そして,さらにその世界に自由な発想で膨張させる本の世界はさらに各段に広い.海外物にはまだ手を出していないのだが,我慢もそろそろ限界である.この二人の会話は,世界の楽しみのある一面を教えてくれる.
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『ビブリア古書堂の事件帖』シリーズの三上延と、『R.O.D』シリーズの倉田英之の本・読書についての対話です。
二人とも、よく本の内容を覚えているなあと感心しました。
第9章の本の取り扱いに関するクセのはなしが面白かったです。
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読書狂二人による対談本。ページの至る所から両者の本好きが見てとれ、まさに読書狂にふさわしい本となっている。
一つの本、一つのストーリー、一つのキーワードから様々に派生していく様は、さすがマニアだという印象を受けた。それもこれも、お互いが共通の本の内容を知っていたり、はたまた知らないまでも、似たジャンル・似たストーリーに触れ合っているからこそそういう話のつながりが瞬時に生まれてくるのだろう。
私自身も本好きな一人なのだが、彼らには遠く及ばない。それでも、自分のペースでこれからも本と向き合い、本を好きでいつづけたいとそう強く思わせてくれる内容となっている。
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本について語るはずが、映画とその原作についてまで及んでおり、それがまた面白い。角川映画だけで一冊読みたい!
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読書狂の冒険は終わらないんじゃなくて、終われない……。
勝手にもっとお若いのだと思いながら読んでいたので、えらく昭和感あふれる会話に驚いていたのですが、お二人とも四十半ばなのですね。それだけにお二人の読書は、年季が入っていて面白いです。
二人の職も同じならば、年も近く読書傾向も近いということで、対談は非常に盛り上がり、鍔迫り合うように本に関する話がかわされていて、とても読み応えがありました。
モダンホラー、中でも特にスティーヴン・キングについて、江戸川乱歩や横溝正史、山田風太郎の話、角川映画から赤川次郎、ブラックジャックや藤子不二雄などの話、今までに手にした珍本奇本だけでなく、読めずに挫折してしまった本の話なんかもあります。さらに本との付き合い方から、本というものの未来の話まで、話題はさまざまです。話中たくさんの本が紹介されています。
お二人とも、読書家であると同時に蔵書家でもあられるご様子。本の単位が、冊ではなくt(トン)というのが驚きです……。
昭和に十代を過ごしてきた男性ならではの話も多いので、このような対談の女性版をぜひ読んでみたいです。
“だからこの本は「面白い本を知りたい」という人ももちろんですが、「本というものは見た目以上に、もっと深いものや、何か自分の知らない別の側面があるんじゃないか?」と日々疑っている―――まるでフィリップ・K・ディックの小説の登場人物のような方に手に取ってもらいたい、というのが偽らざる心境です。
そして「そうかとは思っていたけど、本にはとてつもない世界が広がっているんだな」と思ってもらえたら、これに勝る喜びはありません。”
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本が好きという人にはぜひ読んでいただきたい1冊。大笑いしながら読めた。自分の好きな作品の話題は読んでてなぜか嬉しい
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本好きをこじらせた二人による様々な本話は、本&本話好きな人には、読んでいるだけで楽しいし、酒を酌み交わしながら混じりたいほどだが、とてもこの読書量と知識についていける気がしない。そして、読みたい本が増えてしまう嬉しい悲鳴。
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おもしろかった!
もっと読んでいたかった。
どんなに本が好きかが
話題を変えつつ語られる。
ものすご〜く共感するので
読みながら、ずっと
そう!そう!そう!
と言ってた。
続編希望。
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私とは読書傾向がずれていたので、理解できたのは半分くらいかな?
でも、こんな風に、好きなことについて語り合える相手がいるのはいいなぁ。