0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たなゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著作権法の概要が具体例を交えながら分かりやすく説明されています。著作権法を勉強したいけれどとっつきにくさを感じていらっしゃる方にお勧めしたいです。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほんとうにわかりやすい。
「著作権の基礎」だけで、深い部分はばっさり省略しているのだが、しっかりと「ここは省略します」といってくれるのがありがたい。
これなら気になったところをさらに自分で調べることもできる。
正解を与えるだけでなく、読者に考えさせる姿勢も好きだ。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著作権のあり方について、わかりやすく解説されていてよかったです。デジタル社会の中での変化など、興味深く読むことができました。
著作権について手軽に学べる本
2016/02/28 17:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著作権という難しい権利について、小さい項目ごとに分けられわかりやすく説明されていた。あとから見返すにも使い良さそう。
今を生きている全ての人に必要な知識
2015/08/29 21:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うおざ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これ、すっごく面白かったです!
「18歳の」というタイトルですが、
中学生から、高校生・大学生、それ以上の大人も、
今を生きている人は、みんな必要な知識。
弁護士の著者が素人にもわかりやすく説明してくれます。
本を読み、ネット記事を読み、
レポートを書き、
ブログやTwitterやFacebookに投稿し‥‥と、
何気な~く、日々、わたしたちがやっていることに関して、
「著作権」から見たらどうなの?
ということが、くわしーく書かれています。
近ごろは、本も音楽も、イラスト・マンガ、映画・アニメも、
どれが原作で、どれがノベライズ/コミカライズ/映像化/ゲーム化なんだか、
わからない。
つーか、複数メディア同時多発的に発信、なんてこともある。
プロとアマとセミプロが混在してるし、
日本には「二次創作」という独特の文化があるし、
「歌ってみた」「踊ってみた」とかいう動画もあるし、
ネット初で有名になって、プロになったりする人もいるし、
アニメやドラマや映画もYouTubeにあげられたり、海賊版が売られたり、
そもそも近ごろの「メディア」は、
冊子やDVDなどの「入れもの」がなくて、
音楽も、本も、ネットで「ダウンロード」するんだもんね。
どれは「黒」で、どれは「白」で、
どういう場合はダメで、どういう場合はいいのか、
なんとなーく「こんな感じ?」みたいにすましちゃったりするし、
どんどん新しいことが増えるから、
わたしのイメージが既に古いのかもしれないし、
漠然と「全体的にグレー」みたいに思ってたんだけど、
くわしく、しかも面白く、解説してもらって、ほー!!と思ったよ。
というわけで、
何か(物語・マンガ・曲・イラスト・アニメ・ダンスなどなど)を
「作っている人」はもちろん、
ネットを利用している人(‥と言えば、現代ではほとんど全ての人だよね)は、
みんな何かしら関係しているから、
一度は読んでおいたほうがいいと思われます。
だから、学校図書館には、ぜひ買ってあげてね!
投稿元:
レビューを見る
図書館で仕事するものにとって、いつも意識していたい「著作権」ですが、ひとつひとつの事例によってどう解釈すればいいか迷うことがあります。この本はデジタルネイティブの若い世代に向けて「著作権とは何のためにあるのか」ということを、わかりやすい具体例で教えてくれる1冊です。各章の最後に小さな設問があり、その問題を自分でもう一度考えるで確認しなおすことができます。ネット上でみつけたイラストや動画をダウンロードしたり自分のブログに使っても良いのか、引用、教育目的の利用なども、論文作成や大学祭での配布物など具体例を挙げながら丁寧に解説しています。日本では、グレーゾーンな解釈がされている「二次創作」についても「非親告罪」になるかも?という「TPPとコミケ終了」についての記事など、若い世代が興味を持って読める内容になっています。この本は、著者の福井さんがCNET Japanサイトで2014年5月から10月にかけて20回に分けて連載した「18歳からの著作権入門」に加筆修正して出版されたものです。
投稿元:
レビューを見る
読み直したさ:★★★
島並他『著作権法入門』の入門として購入,読む。3時間あれば通読できるので,サッと知識を確認したり,勉強して仕入れた知識が最近の問題に如何に適用されるか見直すときに読みたい。
〈感想〉
ニコニコ動画やTwitter,ユーチューバーなど最近の身近な話題を取り扱っており,まさに若い世代が興味をもって著作権法に触れることを可能にしている。最近読んだ本の中では一番面白い。笑いあり。
投稿元:
レビューを見る
本書は、著作権法の世界では第一人者である福井健策弁護士が、「高校生以上の学生や若い社会人」を主な対象として、書かれた入門書である。
著者は、この分野で数々の新書を出しているが、本書は前記のようなコンセプトや、ネットメディアでの連載記事をまとめたもの、という経緯もあってか、従来の著作に比べると、独自の見解や政策提言的な記述は控えめになっており、基本的なルールをわかりやすく説明する、というコンセプトが貫かれている。
とはいえ、「保護と利用のベスト・バランス」が大事、という視点や、「二次創作による文化の発展」へのこだわり(パロディやパブリックライセンスの話題は類書と比較しても分厚い)など、著者のリベラルな視点は随所に反映されているし、ところどころに混ざるユーモアも健在。
純粋に読みやすい、というのはもちろんのこと、身近な題材、具体的な設例がふんだんに使われていること、ネット上でも愛される人気者(失礼・・・)ながら、ネット住民の声に盲従することなく、適度なバランスを保った解説を行っていることなど、良書というだけの条件が揃った一冊だと言えるだろう。
現在の著作権制度全体を見渡すとともに、これからの制度を考える上でもよいヒントを与えてくれる本だけに、幅広い読者にお勧めしたい。
投稿元:
レビューを見る
著者の相変わらず平易で分かりやすい、ネット時代の今知るべき基本的な著作権の知識が詰まっている。NGな例はもちろん、OKなケーススタディも書かれており、これらは基礎かもれないが、知っているかいないか、使えるか否かでは大違いと思う。 余談だが、著者が教鞭を取っておられる、ワシの母校である日芸での講義に何度か特別講師としてお招きいただいたが、分かりやすい授業は自分が学生時代になかったのが悔しいほど。そして著者の言う、日本では大学卒業まで1時間すら権利に関する必修授業がない、という嘆きは、ワシも問題と思う。
投稿元:
レビューを見る
分かりやすい1冊だった。ニコニコ動画のMAD、ゴーストライターなど最近の話題も絡めつつ著作権について書かれている。各章の終わりにはおさらいのためのクイズもあり中身がぎっしり詰まっています。
投稿元:
レビューを見る
ミッフィーちゃんの顔のバッテンマークが実は口単体じゃなくて鼻と口両方表現していたというじじつが衝撃的すぎました。
投稿元:
レビューを見る
18歳と書いてあるけど中学生でも読めそう。
わかりやすい。
ただ、入門書という性質上、目新しいことはほとんどないので大人はあまり楽しめないかも。
(※と思ったけど、他の人のレビュー読んだら、知らないことも多かったと書いてあったので大人でも楽しめるらしいです!:追記)
あたしにとって目新しい情報だったのは、著作権の譲渡は文書を交わさなくてもOKってところくらい。
あと、著作権法の条文と合わせてみると条文に対する忠実さよりもわかりやすさ重視って感じがする。
とくに著作権の解説は、条文だと「〜の権利を専有する(=権利者だけが〜できますよ)」と権利者の立場から書かれてるけど、この本では「〜はしちゃダメと言える権利」と解説されていて、利用者による権利の侵害に焦点化されていたのが印象的。
著作権「法」の入門書ではないし、学術書ではないので、それでもいい気もするけど、個人的にはやっぱり、条文を紹介した上で、それはすなわちこういうことを意味するという一文が欲しかったなぁと思う。
引用ってそういうものだと思うし。
引用の解説をしてる本で引用を省略するのはちょっとずるい。
とはいえ、入門書としてはいい本だし、学生に勧めるにはちょうどよい本だと思う。
投稿元:
レビューを見る
著作権の入門書。
とてもわかりやすかった。
章ごとに簡潔に書いてありよい。
基礎知識編では著作物って何?から始まり基本を学び、応用編では主にインターネット上で著作権はどうなっているのか知った。
ソーシャルメディアの注意点、音楽の利用・二次創作のあり方は時宜を得た関心がある内容だった。
教養になる本。
投稿元:
レビューを見る
図書館。
最近SNSで投稿を始めたので、動画投稿サイトなどの著作権について知りたくて読んでみた。
具体例がたくさんあって分かりやすい。
ニコニコ動画でユーザーが歌唱・演奏動画を無料で投稿できるのは、ニコニコ動画自体がJASRACと年間契約をしているからというのが驚きだった。
投稿元:
レビューを見る
職業柄、著作権については最新情報を把握しておく必要があるのだが、この本は実例が豊富でわかりやすかった。誰もが著作物を公表できるようになったことで著作権は誰にでも関わる問題になったし、著作権のあり方自体も問われるようになった、ということだな、