紙の本
犬養シリーズの短編集
2022/10/02 17:55
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
犬養刑事が色にまつわる謎に挑む短編集。
犬養シリーズは一冊まるっと一つのお話でしたが、短いお話もいいですね。
短いけれどどんでん返しあり、「おっ」と思います。
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投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集はあまり好きではないんですが、これはすごく面白かった。
タイトルが色になぞらえているのもよかったです。
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7つの色にちなんだ毒、つまり人の悪意を描いた短編集。人の心の黒いところをむき出しにするので、ある意味イヤミスとも言えます。
どの話をイヤだと思うかは人それぞれだと思いますが、個人的には「青い魚」が最もイヤでした。
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長編『切り裂きジャックの告白』の主人公、犬養隼人刑事が登場する短編集。高速バスの事故、芸能人の文学賞受賞、など実際の出来事が題材で、作者の筆にも毒を感じた。『黄色いリボン』は少年の視点で描かれた傑作。
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ワクワク感の冒頭から、読み進むにつれ読者は翻弄され、最後は鮮やかにどんでん返しを食らう。それでいて、爽快感は失われない。
7編ともそれぞれ味わいがあり、「どんでん返しの帝王」と異名を持つ著者の本領発揮ともいうべき短編集。
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短い中に含まれる棘や癒し、この複雑さが面白い。どんでん返しはが続くと期待半分、お約束意識半分なので‥‥ちょっと飽きるかな。
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犬養刑事シリーズ、7つの短編集。
一話一話短いけど、タイトル通り色々な「毒」が詰まっている。どんでん返しの連続で、読み応えある短編集でした。
最初と最後の話がリンクしているのも良かったけど、個人的には「青い魚」と「黄色いリボン」が特に良かった。
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立て続けに中山七里の本。今回は短編小説。
やはり中山七里の推理小説は面白すぎる!短編だからそんなに複雑なストーリー展開じゃないのに毎回どんでん返しに振り回される感じ。しかも7つある短編が微妙に繋がってるところなんてさすがです。
刑事犬養隼人シリーズはまだ新刊が出ていないので続きがない…早くでないかなぁー
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犬養シリーズ短編集。
ちょっと東野圭吾の加賀シリーズを彷彿とさせた。
どの話も面白かったけど、『黒いハト』は良いね。どんでん返しっぷりが。
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前のよりは読めたけど、まぁ普通って感じ。あと切り裂きジャック読んで普通だったら音楽系に絞って追えばいいだけかなって思った。
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この長さの短編集としては、中身の充実ぶりが秀逸。
社会性のある主題にキレのあるどんでん返しを毎回コンパクトにまとめたうえに、一部連作も混ぜ合わせてあり、満足できる一冊でした。
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犬養刑事が登場する七編の短編集。
タイトルの「毒」の通り、各短編にひねりのあるどんでん返しが仕込まれています。
読者に小さな驚きを投げかけて最後にはうまく収束させていく手腕はいつもながら感心したのですが、推理を絞り込んでいく過程でのロジックがちょっと甘くて、連作集ならではの大オチに驚きがなかったです。
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さようならドビュッシーのイメージで読んでみたら、思いの外時事問題を取り扱った作品でびっくり。特にMさんの文学賞ネタとか・・・・(こう書くとpというコンビのMさんの事みたいですがそちらではありません、どちらかといえばpという出版社から出したMさんのことです)
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・主人公の犬養がだいぶ鼻につくキャラしてる
・男の嘘だけ見破れる謎の設定に笑う
・各話の短さ、登場人物の少なさから、犯人や真相が最初から薄っすらわかる
・暇つぶしとして読む分にはスラスラ読めるし面白い
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犬養隼人 の第2弾。
一つ一つの短編が読み応えがあってお見事だった。
事件の真相は、犯人だけが知っているものではない、
というところが
抜群。七色にしたところもよかったかな。
「切り裂きジャックの告白」より
こっちが好み。
無駄に男前の犬養にも、
ちょっと興味が湧いたので、ぜひ第3弾を!とお願いしたい。