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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
加筆修正されている版なので、作者はここに力を入れたかったのか~というのがわかる点では良いです。面白いですよ。
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この作品の世界観は強烈にして強固。本当に一つの「世界」を覗き込んでるかのような気分に陥るほどにキャラクターや描写が生々しい。キャラに個性がある、とかそういうレベルではなくて一人一人が一個人としてそこに生きている人間を眺めている気分。あまりにもリアルすぎるが故に時折見苦しくなってしまうこともあるほど。特に"ヤマ"が潰れいくときの描写は悪夢をそのまま描き出したようですごく不気味に気持ちが悪い。ほんと悪夢ってこんな感じだよなぁって思う。それを描き出す画力がすごい。妙に引き寄せられる独特の魅力のある作品。
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司……『愛憎』が凄い。司、悟、ヒロキは全員同じ林のヤマなんだな。
林に見付けられなければ命も無かった司にとっての林は悟より大きいんだろう、けどロンが言ってたように、そんな林を潰せる司はやっぱり怖いです。
桂木の闇も深そう。ヒロキの能力高いな。
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親子とも友情とも異なる「ヤマ」親との歪んだ愛情関係が露呈。特に司。ヒロキも大概だが。メンヘラチックな依存性がヤバいな。まあ「ヤマ」を分けてもらって人間にしてもらったようなものだから、各々の情の行方が普通のそれとは違う。記憶を弄れても間違いは正せないか。不穏なラストで3巻へ。