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タイトルと表紙で興味を持った。この筆者さん初読み。
話に勢いがあって読みやすかった。
内容のわりに文体は軽い。
これはただの贖罪の話だ、という評判を
読む前から聞いていたけれど
これは間違いなく恋愛の話だと思った。
わたしが想像していたよりは恋愛要素が多かったと思う。再生もかねてるので、後味も悪くない。
なにごとも、廻ってた。
そしていまも。
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年をまたいで読むことになってしまった。
「とらドラ」の作者が描く、引きこもり無職ストーリー。
コメディタッチが終盤に入ると少し崩れかけたが、何とか持ち直したか、というところ。
どこまでも暗くなってしまいそうな題材ではあるが、そこは暗くさせ過ぎず、かといって暗さ
が全くないというわけではない点をきっちりと描いている。
ライトノベル調ということもあり、読みやすい。
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素敵なタイトルだなあ、と思っていたところに友人が2014年の良かった本として挙げていたので購入。
圧倒的恋愛小説、というよりも、どん底に落ちてしまった女子と男子がもがき苦しんだ後に再び立ち上がって歩き出すまでのお話だと思った。
大切な親友を失った枇杷ちゃんと、その親友の元カレの昴がただ傷を舐めあってるだけの話じゃなかったのが良かった。
ちょっと文章にクセはあるけど、この疾走感は嫌いじゃない。さらっと読めすぎてしまった感はあるけれど。
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あんまり好みではなかったです…
同じ作者さんの他の作品は好きなのですが……
個人的には鬱々としている割にはあっさりしすぎかな、と思いました。
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これは、果たして恋愛小説と呼べるのだろうか…w主人公は無職。成り行きで親友の元カレの家で同棲することになったけど、二人の関係は友達とも恋人とも言えないようななんとも言えない感じで不思議な話。なんだか最後まですっきりしない感じが残念である(´・ω・`)
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作家買いをしたので、あらすじもなにも知らず読み始める。
読み終わってからカバーのあらすじを読んでみると「圧倒的恋愛小説」らしい。言われてみれば…。確かに、共通の喪失をした男女がくっつくという恋愛ストーリーと言われたら確かにそうだけども。そんなフレームにあてはめるのも、なんか違う気もする。
ありふれた筋書きだけど、モノローグとキャラの内省描写で異様ともいえる世界観になってるのはすごいってことなのだろう。多分。
…感想を言葉にするのが難しい!
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とらドラ、ゴールデン・タイムのようなあの竹宮節炸裂とまではいかないが、女子が世界を回すという軸は変わらず。1冊で完結する物語の割にはダイナミックな物語展開ではなく、いまひとつ。
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各所に散りばめられているギャグや独特の表現は竹宮ゆゆこらしく、面白く、楽しめた。
しかし、一冊にまとめなければならないという制約からだろうか、物語の進行が、一部は丁寧に書いてあるのに、一部はさっと流されることがあった。上下巻構成くらいになれば丁度よくなったのかなと思う。またゴールデンタイムでも感じたことだが、表現・描写が抽象的すぎて何を言っているのかわからない部分があった。
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”知らない映画のサントラを聴く”竹宮ゆゆこ著 新潮文庫nex(2014/08発売)
・・・親友の死にショックを受けつつ過ごす無職のヒロインと親友の元恋人で好きが高じて女装までしていまう青年の話。
・・・成り行きで同居したりテンションの高い会話・表現が多い事くらいしか思い出せん(笑)
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ヒキニートである枇杷は、深夜の徘徊中に怪しいセーラー服男に襲われ、一枚の写真を盗まれる。それは枇杷が何よりも大切にしていたものだった。死にもの狂いで犯人を追いつめ、正体を知った時、その写真が彼にとっても重要な意味があるものだと気づく。不格好な恋と、それぞれの贖罪の物語。
ものすごいスピード感。冒頭のテンションにドン引きしているうちに言葉の渦に巻き込まれ、いつの間にか傍観者ではいられなくなり、枇杷と一緒に泣きべそをかいてしまう。そうならざるを得ない、得体の知れないパワーがあった。
2人には幸せになってほしい。ただ、2人のラブシーンは想像したくない。これを恋愛小説という括りにしてしまいたくないのはなぜだろう。
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親友の死に対する罪の意識や、自分の将来への不安を抱える崖っぷちニート主人公が、親友の元カレと出会ったのをきっかけに、負のスパイラルから一歩踏み出そうとする物語。
本来は決して明るくはないストーリーだと思うけど、勢いあふれる文章やテンポのいい掛け合いで、暗くなりすぎず、むしろ笑わせてくれる。一方で親友に対する気持ちは真摯で、不謹慎な感じもしない。センスのいいユーモアだと思う。恋愛要素を入れたことについては賛否両論あるみたいだし、宣伝文句にあるような定番の「恋愛小説」ではないと思うけど、これはこれでいいと思う。
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この人の小説は『とらドラ!』以来。新潮文庫nexという新レーベルの第一陣。会社は「ラノベではない」と発言したらしいが、バイトしてた書店ではライトノベルの棚に差してあった。
主人公支店と三人称の間をさまよいながら疾走感のある文体で話が進んでいく様子は、この作者の魅力なのかなと思う。主人公が抱えている閉塞感は相当なものだろうから、書き手が変わったら窒息してしまうかも。
主人公の枇杷(びわ)、親友の元カレである昴とともに、過去に縛られ動けなくなっている。罪滅ぼしはしたくても、死んだ相手にそんなことができるはずもなく。ただ、渦中にいる人間がそれを「できない」と気づくことは難しいし、勇気がいる。ましてや枇杷の境遇では。
自分自身、読んでいる最中、そうした道は全く見えなくなっていた。ある意味似た境遇にある二人が鏡のように照らし合わせることで、先が見えたといった感じだろうか。
帯には恋愛小説とあるが、物語の軸が恋愛でない気がしてちょっと違和感があった。でも、主人公が動き出す(回り出す)原動力として恋が機能している以上、恋愛小説以上に恋愛を描いた話なのかな?と思った。
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非常に展開が早くて、分かりやすい。
類を見ないクズっぷりの主人公の枇杷だけど、どこか憎めないところがある。
昴もぶっ飛んでるキャラで、出てくる人物はかなり人間的にどこかのネジがおかしい。
物語途中の枇杷が家を追い出されるシーンは、そこしれないリアルさだった。
23歳という年齢は未熟な自分を他人のせいにすることも出来ない。自分で自分の道を歩いていくしかない。
バックパックに詰め込めるだけの自分という存在を認識し、過去を向き合うことで、枇杷が前に進むことに決めるまでの流れは本当に綺麗な展開だった。竹宮ゆゆこは、天才です
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恋愛諸説かといわれると?ですがエンタメとして面白い!
会話のテンポも、台詞も独特で、それだけでも読む価値が有りですね。
全体としてテンションの高い文章ながら、お互いに、贖罪として惹かれ合っている、寂しさも伝わってくるから不思議です。
最後のタイトルを回収は、意味がわからない気もしますがニュアンスは分かるきもする、そうやって世界と向き合っていくということですか。
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よさげなタイトルととらドラのひとかー(1巻しか読んでないかな)と思って読んでみた
ガサツ系女子の一人称が読みにくかったーー
でもところどころわかるような、
感情移入はできなくもない・・かな
いろいろわかりにくい
とんでも設定は、何かと戦ってる的な話は比喩だよね
罪とは何か、みたいな
なんで死んじゃったのかはよくわからない
自殺なのかな
自殺は本人はよくても周りはつらいからしちゃだめ
親友の彼氏(元だけど)を好きになるのは罪なのか
みたいな?
まあ結果救われたからいいかな
面白くなかったわけじゃないけどびみょうだなあ