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やっぱり日本人は、判官びいきなのです(笑)
なんていうか、かわいそうだよね。別に反逆するつもりは全然なかったのに、うまいように朝廷に利用されちゃって。
そこがまた、後世の人々に愛されるゆえんなわけですが。
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上巻おわり。
次早く下巻読まないと、大河まで間に合わないっ!
しかし、司馬遼の書く義経は、よわっちー感じがするよ〜。
ちょっと、私の中の義経像と違うから、ギャップに戸惑い気味。
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大好きvvv義経ハマっていちばん最初に買って、難しくてwそれでも何回も読んだんね(*'ー'*)少し難しいけどやっぱ有名な人が書いただけあっておもしろい(*'ー'*)
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歌舞伎の「勧進帳」を見て、源義経に興味を持ったので、司馬遼太郎の義経を読んでみました☆
最初はそこまで期待しないで読み始めたらかなりはまった(笑)
上巻を読み終わって、今は下巻に移動したが、もちろんフィクションが入ってるのは分かるけど、電車で読みながら何回も泣きそうになった…(笑)
あの時代は血(血統)に対する信仰心とかが強かったんだなあとか思って、映画「トロイ」とかの「忠誠心」モノに弱い私のストライクでした。もちろん忠誠心とかだけじゃなくて、みんな自分の利害とかで動くんだけど…
やっぱり司馬遼太郎はすごいなあ〜☆☆☆
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NHKで放送中なので慌てて読みました!上・下と2巻だけなので大事なシーンが大幅にカットされており期待したよりガッカリでした。でも司馬遼太郎は面白いよ♪
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義經といへば、辨慶と牛若丸の話で知つてゐる人が多い。
私も知つてゐることといへば、
源平の戰ひでの「ひよどり越え」だとか「屋島の戰ひ」だとか、
兄・頼朝に追はれて、平泉の藤原を頼つて逃げたものの、最後は殺されてしまつたとか、
一説によれば大陸まで逃げ延びて、チンギス・ハンになつたとか、
せいぜい、その程度のことしか知らなかつた。
この小説は、何故義經が兄・頼朝に討たれることになつたか、がよく判るやうに書かれてゐる。
要約して云つてしまへば、次のとほりだらう。
義經は戰術能力に關しては天才だつたが、戰略やましてや政治についてはまるで子供だつた。
兄は源氏といふ武家の棟梁としての立場からものを考へたが、義經にはまつたくその考へ方が理解できなかつた。
つまり、兄は武家政治を行なふ上での組織や規律を築かうとしたが、義經は目の前の戰にしか興味がなかつたと云へる。
そして、兄との血の繋がりを過大視しすぎた。
一言で云つてしまへば、義經はまるで子供のやうな男だつたといふことだ。
しかし、さうは云つても、その戰術勘は天才であつた。
騎兵の機動力を驅使した奇襲戰法といふものは、
義經が「ひよどり越え」で採用するまで誰も行なつたことがないらしい。
それどころか、義經以降では、信長が「桶狹間」で行なつた以外にはなく、
その次となると日露戰爭で秋山好古が採用するまで無かつたさうだ。
まさに天才と云つても過言ではない。
この作品は義經の逃避行についてはまつたく描かれてゐない。
作者に義經の悲劇を描く氣持ちはなかつたやうである。
私がこの作品で一番魅力的だと感じたのは、後白河法皇である。
この人を中心としてこの時代を描いた作品を讀んでみたいと思つた。
2004年12月15日讀了
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上下巻にわたって,義経は馬鹿だ,と言い続ける小説.義経論に対する司馬の見解が「義経および取り巻きが馬鹿だっただけ」というもので,それを言うために書いたような本である.弁慶の活躍などはまったく登場しない.
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鞍馬山での義経は、とてもかわいそうでした。大河ドラマで熱演していたお坊さんが、何やらいかがわしく見えました(^^;)
感想はこちら。
http://xxxsoraxxx.blog11.fc2.com/blog-entry-35.html
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司馬遼太郎著の作品で最初に読んだもの。
それ以来、司馬遼太郎ファンになったくらい影響力が大きかった。
歴史小説なのに、主人公の心の動きに入り込める文章は必読☆
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日本史上、最も平安が続いた平安時代の末期から、鎌倉幕府成立までの源義経(みなもとのよしつね)と藤原氏と源氏と平家と朝廷の物語。頼朝(よりとも)の命を受けて戦っていた義経は、いつの間にか、頼朝を攻撃する側になって、いつの間にか、朝敵になり、最期は頼朝の指令によって殺されることになる、ちょっと江戸幕末にも似た時代が変わるときの悲劇です。
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ただ判官びいきに書かれているのではなく、義経という人物をとても人間らしく、飾らずに書かれていて改めて司馬氏のすばらしさに感動しました
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日本の歴史について、とにかく、知らなければ!!と思い、たまたま読んでいた、萩尾望都さんの「あぶない家の丘」に義経のお話があったので、読んでみることに。
中学生の時に、司馬遼太郎を読んで以来、わからん・・・と苦手意識をもってたけど、すごい、わかりやすかった!!しかも、すっと映像が頭に入ってきた。
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なぜか上巻のみ。面白かったのになぜ?途中で別の本が読みたくなったらしい。。。もう一度初めから最後まで読みたい。
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文庫で上下巻。絵本や少年向きの本(題名や出版社は不明)で子供の頃から義経好きだったので、高校時代に叔父の部屋で見付けて手に取ったが、期待したような「悲運の天才」として書かれていなくてがっかりした記憶がある。今読み返せばまた違う面白さを見付けられるだろうか?
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私が一番最初に読んだ義経の小説。有名な歴史小説家、司馬遼太郎先生に「義経」を書いて頂けて嬉しいです!一番最初にこの本に出会ったのは中学生の頃で読んでいて難しかったのですが大人になって読み直しました。 司馬先生の義経は悲劇の英雄、義経!というより、人間味ある義経です。なんだか子供みたいで可愛いです。
印象に強く残っているのは、義経と梶原景時の言い争いです。景時が先陣をお願いした時「来た」と心の中で思った義経がなんだか景時への嫌な気持ちが露骨に出てておかしかったです(笑)
あと残念なのは義経の都落ち後からの内容が短い・・安宅関も静の舞いも書かれてないのです。そして奥州平泉での最後も・・。義経の名場面を司馬先生の義経でも読みたかったなぁ。
上下巻あります。